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メールマガジン 2020年01月11日発行
柳画廊
『未来と芸術展』

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        今の美術業界を考える(その801)

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未来と芸術展             2020年1月11日 
              森美術館  令和2年3月29日まで

   〜 AI、ロボット、都市、生命〜 人は明日どう生きるのか

新年、最初の展覧会は森美術館の展覧会にいって参りました。
森美術館の母体が森ビルだけあって、建築関係の展覧会があると、
大変興味深い内容の展示をしていると以前から思っています。

今回のテーマは’未来と芸術‘ということで、壮大な内容なもので、
芸術という手段を使って未来を言葉でなく、作品を使って自由に表現
するものでした。

やはり、未来都市というテーマにおいては秀逸でした。現実にドバイ
で開発されている建築計画や現段階での様子は驚きでした。さらに、
パリの都市計画が、2050年に向けて環境に配慮して、テクノロジー
を駆使した二酸化炭素排出量ゼロを目指したものであることに、世界
が大きく動いていることに驚きました。

食にたいしても、ゴキブリを食べるという発想や、驚くような内容の
展示が視覚を通して衝撃的なものでした。特筆すべきは、最後に展示
されていた、人間がどうなっていくかというものです。
静岡で初めて拝見させてもらった長谷川愛さんの作品が私の胸にささり
ました。以前は‘私はイルカを産みたい’という作品で、女性として
なんとも共感したのを覚えています。今回の作品は Shared Baby
でした。この作品は、イギリスでミトコンドリアの異常の治療として
子どもを授かる前の段階で、異常をもったミトコンドリアの遺伝子を
夫婦ではない第三者のミトコンドリアを注入して子どもを授かる治療
が実施されており、その治療により遺伝子的に3人の親を持つ子ども
が実存しています。
その事実から着想を得た長谷川愛さんは、遺伝子を組み合わせる事で
8人の親を持つ子どもを産むことで、子育てを8人の親が話し合い
ながら実施するという考えさせられる作品でした。きっと、技術的には
実現可能なのでしょう。

なんとも後味が気持ち悪い展覧会でしたが、今、私達が考えなければいけ
ないことは、多くの価値観の違う世代が共存している現代において、未来を
共に考え、今、決断していかなければ、地球は住めない場所になり、人類は
今とは違う人類になることは明らかなのだと思います。

                         
                             文責  野呂洋子

 
 



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