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メールマガジン 2020年02月15日発行
柳画廊
『ハマスホイとデンマーク絵画』

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        今の美術業界を考える(その806)

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 ハマスホイとデンマーク絵画      2020年2月15日
             3月26日まで   東京都美術館
                
 ハマスホイという作家のことを私は存じ上げませんでした。そも
 そもデンマークという国自体、行ったことがなく私にとっては
 遠い国でした。今回は19世紀のデンマークを代表する作家、ハ
 マスホイの展覧会にいって参りました。

 現在の私は、今年のオリンピックと日本ハンドボール協会に
 携わることになり、一挙にデンマークが身近になりました。それは
 デンマークという国が歴史的にハンドボール王国であり、その事は
 高校時代から知っていて、高校時代はハンドボールでデンマークに
 行くことを目標にしていたからです。

 そういう背景もあり、今回の展覧会は楽しみに拝見させて頂き
 ました。あらためてヨーロッパという国の厚みと、歴史・文化に
 思いを寄せると、デンマークという国はヨーロッパの田舎であり、
 ほのぼのとした風情がある国で、田舎らしい人情を絵画からも感じる
 ことができました。

 基本的にヨーロッパの北の国は冬になると真っ暗で、日が差す時間
 が極端に短くなり、うつ病を発症する人が多いと伺っています。また
 だからこそ、室内スポーツであるハンドボールが盛んになるのかな?
 と思ったりします。うつ病に、スポーツは治療効果が絶大だから
 です。

 デンマーク絵画において、スケーイン派と呼ばれる方々がいて、多くの
 芸術家がユラン半島の北端にあるスケーインと呼ばれる場所に集まり、
 芸術活動を行っていたようです。ハマスホイがスケーイン派であるか
 というと、そういう事ではなく影響は受けたとは思いますが、そういう
 環境のなかでハマスホイの芸術が育まれたという事だと思います。

 ハマスホイの作品は室内画が有名で、内容としては非常に地味なもので
 あるがゆえに、普遍的なものがあり、日本人の感性には共通するものが
 あるのだろうと思います。19世紀末から20世紀前半のデンマークを
 代表する美術史家カール・マスンは次のように述べています。

 「デンマーク美術は、居間を飾るために描かれるというだけでなく、いまや
 世界中の国よりも、居間そのものを描きだす芸術になりつつあるようだ。」

 これから日本のファンも増えそうです。
                         
                             文責  野呂洋子

 
 


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