銀座 柳画廊 銀座 柳画廊
株式会社 銀座 柳画廊
古物商認可証 東京都公安委員会
第3010699042088号

柳画廊のメールマガジンとブログのページです。

 メールマガジン/ブログ - バックナンバー

2021年10月16日発行
柳画廊
『努力は夢中に勝てない』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

       今の美術業界を考える(その890)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
努力は夢中に勝てない        2021年10月16日
                   
誰から伺った言葉なのか、忘れてしまいましたが、大好きな格言
です。努力は実るとか、努力は無駄にならないとか、確かなのだと
思いますが、努力していると思っている段階で、夢中になっている
人にはかなわないのは事実なのだと思います。

仕事でも、遊びでも、お稽古ごとでも同じだと思うのですが、努力
していると考えている時点でスタートラインが違うのだと感じて
います。

銀座柳画廊でお世話になっている、画家の岡野博先生が‘からっぽ
になることの大切さ‘をよく教えてくださいます。このからっぽな
状況というのは、即ち、夢中になっている状況なのだと思います。

その、からっぽ(夢中)になってい状況であれば、自由になれるし、
多くのものが入ってくるし、そして自分の個性がもっとも強くでる
状況なのだとおっしゃいます。そして、その状況で生まれた絵画は
最初は、良い絵なのかどうかも判断できないものだと先生はおっしゃ
っておられます。

スポーツも同じなのだと思います。あそこにボールをパスして、シュ
ート するんだと思って、その結果が得られた時には、大きな喜びが
ありますが、計算している時点で既に遅いのだと思います。やはり、
多くの人が感動する神がかったプレーというのは、無意識の中から生ま
れるものであり、その結果について、最初はまわりも判断できないもの
なのだと思っています。

ビジネスについても同じです。計画して、実施してPDCAを回して結果を 
得るものは、日本人が得意な改善という世界で無駄を省いて効率を上げ
る仕事なのだと思います。会社全体を大きく成長させる施策というのは
非連続的なものであり、クリエイティヴなものであると思います。
そういう仕事というものは、努力の先にあるものではなく、会社がピンチ
に襲われた時とか、会社の外から持ち込まれた案件など、あがきもがいて
いる時に、ふと生まれてくるのだと思います。会社の場合は、その大きな
金の卵を産むような仕事を得るために必要なことは、多様性を担保する事。
同質な人間ばかりの意見を聞いていては、違う視点は生まれてきません。
会社ではお煙たがれているような人のアイデアを聞いてみたり、経営者が
夢中になって耳の痛い意見を聞くことから全てが始まるのだと思っています。
                         
                       文責  野呂洋子
                       銀座柳画廊
                       http://www.yanagi.com
     03-3573-707


メールマガジンの登録・解除
Copyright © 1997 - 2005 Ginza Yanagi Gallery Co., Ltd. All Rights Reserved
株式会社 銀座 柳画廊 古物商認可証 東京都公安委員会  第3010699042088号