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2021年12月18日発行
柳画廊

『X'masアートフェスタ2021』

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       今の美術業界を考える(その900)

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Xmas アートフェスタ2021     2021年12月18日
                   
 まぐまぐも900回となりました。毎週土曜日に、海外出張中でも
 5年前に手術をして10日間入院している時も欠かさず書き続けて
 きている自分に拍手したい気持ちです。1年約52週ですから、
 17年続けていることになります。継続は力であり、習慣です。
 2年後には1000回を迎えますので、また本でも書こうかと思って
 います。

 さて、12月10日から本日まで銀座の画廊の仲間とX’mas アート
 フェスタを実施しています。こちらも13年目となるようです。
 数年まえから、土曜日の夜に、画廊の人間と、展覧会をしている作家
 やコレクターなどに声をかけて数十名前後のパーティも実施して
 います。例年汐留のパークホテルで実施しておりましたが、本年度は
 銀座のホテルモントレーで実施いたしました。

 やはり、銀座のイベントですので銀座の住所を持つホテルが馴染む
 ように感じています。銀座の画廊というと、敷居が高いとよく言われ
 ますが、実際に仕事をしている我々には全くそのような意識はあり
 ません。また、このように顔を合わせて一緒に食事をすると、お互い
 に親しみを持ちますし、お互いにコロナ対策のことや、画廊の内装の
 話など、共通の話題も当然おおく、学ぶことがあります。

 27年間、画廊経営をしていて実感しているのは、画廊によって全く
 仕事の仕方が違うという事です。それはすなわち何を大切にするかに
 よって、仕事の仕方が違うということです。銀座ギャラリーズでは
 貸画廊さんは入会できないことになっています。その大きな理由は、
 その画廊で本気で支援している作家がいないということです。

 銀座には企画と貸の両方をしている画廊さんも多くいらっしゃるので、
 そのあたりも微妙になりますが、基本的には場所を絵かきさんに貸して
 お金をもらうという事に対する違和感が企画画廊にはあるからです。
 業績が厳しい時に、場所が良いから高くてもいいから貸してほしいという
 申し出があると、私などは気持ちが揺らぎそうになりますが、銀座柳
 画廊の社長は、絶対に首を縦に振りません。それは、社長のこだわり
 なのだと思います。画家の先生方も、絵に対してこだわるものがある
 から、それが個性となりファンが付くのと同じように、画廊も画廊主の
 個性が強くあり、それぞれに違う個性の画廊があるからこそ、銀座の
 画廊の魅力があるのだと思っています。


                         
                      文責  野呂洋子
                       銀座柳画廊
                       http://www.yanagi.com
03-3573-7075