2022年01月15日発行
柳画廊
『GDW興国論』
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今の美術業界を考える(その909)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
GDW興国論 2022年1月15日
幸福度世界一の国へ 下村博文著 飛鳥新社
ご縁があって、下村博文先生の後援会の幹事を20年以上務めて
おり、そのご縁もあり、最新の下村先生の著書を拝読させて頂き
ました。
もともと、下村先生はお若い頃から「自分は将来、文部大臣になる。
日本の国つくりは、人を作ることからで、日本の教育を変えるために
自分は政治家になった。」とおっしゃっておりまして、その考え方に
今でも賛同しています。
そして 数年前に実際に文部科学大臣になられ、多くの文部行政の
改革に取り組まれておりましたが、文部科学大臣になっても教育の
多くを変えることができなかったとおっしゃっています。
そうした中で、最近の下村先生は資本主義の限界について、お話し
をされるようになり、GDPからGDW(Gross Domestic Well-being)
という物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさをはかるための
新しい尺度を導入して、実感できる豊かさを測定する指標を作ろう
とおっしゃっています。
また教育ではなくて、啓育(けいいく)という、自ら学び、自ら行動
する人材を作るべきだという考え方で、言われたことをやるのでは
なくて、自分で課題を見つけて、自分で解決していく人材が求めら
れるということです。
色々と学ぶことの多い、下村先生ですが、私が共感しているのは、こ
れからの社会において、物質的、金銭的な満足度はある程度の幸福感
を満たしてくれても、本当の幸せというものは自分が周りの人を
幸せにすることができて、初めて心の底から自分も幸せを感じる事が
できるという事です。
私自身、美術に関する仕事をしていて、高額な作品が売れたり、多く
の絵画を販売することは、勿論、嬉しいことではありますが、この仕事
をしていて一番やりがいを感じるのは、絵画を通じて、喜んでいるお客様
からの報告を聞くことです。
家の中が明るくなったとか、銀座柳画廊で絵画を購入してから会社の業績
が伸びたとか、気持ちがうきうきするようになった等、絵画を通じて幸せ
そうなお客様の顔を見ることが、何よりも嬉しいと感じる今日この頃です。
下村博文先生の教えを守っているということですね。
文責 野呂洋子
銀座柳画廊
http://www.yanagi.com
03-3573-7075
今の美術業界を考える(その909)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
GDW興国論 2022年1月15日
幸福度世界一の国へ 下村博文著 飛鳥新社
ご縁があって、下村博文先生の後援会の幹事を20年以上務めて
おり、そのご縁もあり、最新の下村先生の著書を拝読させて頂き
ました。
もともと、下村先生はお若い頃から「自分は将来、文部大臣になる。
日本の国つくりは、人を作ることからで、日本の教育を変えるために
自分は政治家になった。」とおっしゃっておりまして、その考え方に
今でも賛同しています。
そして 数年前に実際に文部科学大臣になられ、多くの文部行政の
改革に取り組まれておりましたが、文部科学大臣になっても教育の
多くを変えることができなかったとおっしゃっています。
そうした中で、最近の下村先生は資本主義の限界について、お話し
をされるようになり、GDPからGDW(Gross Domestic Well-being)
という物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさをはかるための
新しい尺度を導入して、実感できる豊かさを測定する指標を作ろう
とおっしゃっています。
また教育ではなくて、啓育(けいいく)という、自ら学び、自ら行動
する人材を作るべきだという考え方で、言われたことをやるのでは
なくて、自分で課題を見つけて、自分で解決していく人材が求めら
れるということです。
色々と学ぶことの多い、下村先生ですが、私が共感しているのは、こ
れからの社会において、物質的、金銭的な満足度はある程度の幸福感
を満たしてくれても、本当の幸せというものは自分が周りの人を
幸せにすることができて、初めて心の底から自分も幸せを感じる事が
できるという事です。
私自身、美術に関する仕事をしていて、高額な作品が売れたり、多く
の絵画を販売することは、勿論、嬉しいことではありますが、この仕事
をしていて一番やりがいを感じるのは、絵画を通じて、喜んでいるお客様
からの報告を聞くことです。
家の中が明るくなったとか、銀座柳画廊で絵画を購入してから会社の業績
が伸びたとか、気持ちがうきうきするようになった等、絵画を通じて幸せ
そうなお客様の顔を見ることが、何よりも嬉しいと感じる今日この頃です。
下村博文先生の教えを守っているということですね。
文責 野呂洋子
銀座柳画廊
http://www.yanagi.com
03-3573-7075