メールマガジン/ブログ - 最新情報

2022年12月31日発行
柳画廊

『2022年を振り返る』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

       今の美術業界を考える(その958)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 2022年を振り返る      2022年12月31日

 今年も1年が終わります。 本年も、このコラムをお読み頂き
 まして有難うございました。毎週、このコラムをお届けするに
 あたって気を付けていることとしては、読んでいただいた方に、
 新しい角度からの考え方を提供したいと思っていること。
 そして、少しでも元気が出るような、何か自分の分野でチャレンジ
 してみようという気持ちが起こるような文章を書こうと思って
 書き続けています。

 自分自身でも、自分が何をしようとしているのか、自分がどの方向
 に向かっていこうとしているのか、わからなくなる時があります。
 けれども、自分の中の軸としては美術の仕事は死ぬまで関わり、
 それを軸としてこれからも生きていこうと思っています。

 私の同級生たちは、そろそろ定年を考える歳になってきています。
 有難いことに、自営業に定年はありません。自分が働きたいと思えば
 会社がつぶれない限り、いつまでも働くことが可能です。私にとって
 それはありがたいことですし、仕事を通して自分の知らない自分に
 出会えることが楽しくて仕方がありません。

 若い時に、自分の年齢の人のことを、とても成熟した大人だと思って
 おりましたが、いざその歳になってみると、自分の未熟さに唖然と
 しています。我が家の娘などをみてみると、自信満々のもの言いに、
 うらやましいと思う事すらあります。

 改めて、画家という職業の方とお付き合いをしていて学ぶことは、自分
 の人生の主役は自分であるということです。サラリーマンをしていた
 時には、周りの人や上司などに振り回されて生きておりました。
 しかし、画家という仕事をしている方は自分という個が確立していない
 とその仕事を続けることができません。

 これからは、若い方々も個が強くなっているように感じています。
 コロナの時代を経て、その傾向はさらに強くなっているとも思います。
 来年はどのような年になるのか? ウサギ年は飛躍の年ともいわれて
 います。このコラムを読んでいる皆様が、幸せに、穏やかな年を迎える
 ことをお祈りしています。

 来年もまた、引き続きよろしくお願いいたします。
  
  
 
                         
                      文責  野呂洋子
                       銀座柳画廊
                       http://www.yanagi.com
           03-3573-7075