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2023年01月07日発行
柳画廊

『2023パリ出張報告』

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       今の美術業界を考える(その959)

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 2023パリ出張報告         2022年1月7日

 年末まで大阪の社長の実家に滞在し、元旦の朝のフライトでパリ
 に来ています。羽田空港から入りましたが、元旦だというのに、
 空港は人でごった返しており驚きました。

 久しぶりのパリの街並みは変わっておらず、年末のイルミネーシ
 ョンが迎えてくれているようで、やはりわくわくします。また、
 シャルルドゴール空港も、パリオリンピックを意識してか、かなり
 リニューアルしており、入国に関する検査もかなり簡便になって
 おりました。

 コロナに関しても、レストランの従業員の方はマスクをしており
 ますが、お客様でマスクをしている人はほとんどおりませんでした。
 今回のパリは良い仕入れができればと思っているので、宿は便利な
 ルーブル美術館のすぐそばのホテルを取りました。物価が高くなっ
 ているうえに、円安ですので、銀座で食事をする2〜3倍の価格
 のイメージです。
  
 美術館巡りと画廊巡りをしていると色々と感じることがありました。
 まず、美術館にはオルセーやルーブルなど、4日間のチケットを持っ
 て伺っても、普通に30分くらい寒い中を入館するのにまたされ
 ます。ネットの予約サイトなどをみても、3〜4日先の日程でないと
 時間予約もできなさそうですし、絵画に興味がなければ美術館には
 いくのをやめましょうなどと書かれておりました。それだけ、パリの
 美術館は常設であっても人気なのです。

 また、画廊なども結構1月2日から営業をしていて、お話を伺うと
 日本が円安のせいか、なんでも高く感じてしまいました。フランス
 人の友人にも会ってまいりました。やはり、コロナで色々なことが
 変わってしまったと言っておりました。

 価値観というか、オンラインで仕事をするのが当たり前になり、パリ
 にいると、ロシアとウクライナの戦争は他人事ではなく、多くの移民
 がパリにも入ってきており、ウクライナ経由で入ってきていた石油
 が入ってこなくなり、電気代が恐ろしく高くなっているとのことで、
 その影響が大きく経済にでていると言っておりました。

 改めて、ヨーロッパは地続きでロシアの問題や中東の問題はダイレクト
 に影響することをパリにきて肌で感じてまいりました。日本は改めて
 ファーイーストの国であり、情報も含めてガラパゴス化しており、地球
 に住んでいる一員としての自覚に少し欠けているようにも感じました。

 地球はつながっていて、世界で起きていることは他人事ではないという
 自覚をもっともたなければいけないと、改めて今回のパリ出張で感じて
 まいりました。 
 
                         
                      文責  野呂洋子
                       銀座柳画廊
                       http://www.yanagi.com
           03-3573-7075