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2024年02月03日発行
柳画廊

『運命をひらく365の金言』

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       今の美術業界を考える(その1016)

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運命をひらく365の金言        2024年2月3日
                森信三 著   到知出版社
       
没後30年を記念して出版された本ですが、今、画廊で営業職の
採用をしており、苦戦しているところに本屋さんでたまたま手に
とったこの本の、人事の三原則、という所の次の言葉が心に
響きましたので、購入して拝読することにしました。

 人事の三原則
1. 原則として本人の意思に反して転勤させない
2. 去る者は追わず
3. 迎えるときは絶対厳選

ということで、この言葉に従い、なかなか応募がこないからといっ
て安易に採用することはやめることにしました。1の転勤は銀座柳
画廊の場合はありませんので、特にピンときませんでしたが、去る者
は追わず、という言葉は今までに何度も経験してきておりますので
非常に心に響きました。そして、今、採用に苦労しているので、応募
がくると営業職の経験のない、見るからに営業に向いていない方にも
育てたらなんとかなるかな、、、などと思っていた所でしたので、
この考え方は捨てることにいたしました。

私の尊敬する経営者の一人である堀義人さんが、創業間もない頃に、
おっしゃっていたのが「僕の大切な仕事は採用なんだよ。だって、
優秀な人を採用したら、放っておいても自分で仕事を作って、会社に
利益をもたらしてくれるもの。」という言葉を思い出しました。

やはり画廊という難しい仕事のなかで、最も大切な営業という仕事を
任せるためには、人が好き、営業が好き、絵を売るのが楽しいという
人でないと、続かないと改めて思いました。

画廊の仕事というと、絵が好きな方の応募が多く来ます。その多くは、
受付や事務作業をイメージされていて、最も大切な絵を売るという視点
を持たない方の応募が多くいらっしゃいます。実際に、銀座柳画廊でも
営業は社長と男性営業マンが一人いるだけで、今後の事を考えると、
営業職の方を入れていかなければ続かないと切実に感じています。

森信三さんという、明治生まれの「国民教育の師父」と言われた方の
言う通り、時間がかかっても厳選しようと思っています。


                       文責  野呂洋子
                       銀座柳画廊
                       http://www.yanagi.com
           03-3573-7075