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2026年01月24日発行
柳画廊

『新春展』

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      今の美術業界を考える(その1119)

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新春展                2026年1月24日
銀座柳画廊にて            1月31日(土)まで    
 
 銀座柳画廊では新年、画廊を開けてから1月いっぱい新春展を
 開催しています。年が明けて、おめでたい雰囲気の作品を紹介
 するように毎年しています。

 たとえば、森田茂の赤富士ですとか、今年は横山大観の不二の
 お軸なども展示しています。矛盾しているのですが、絵を購入
 される方には気に入った作品をずっと掛けておくと良いですよ、
 とお伝えしておりますが、画廊で展示している作品は季節感を
 出すようにしております。

 画廊という場所は、絵を販売するところなので、色々なアイデア
 で絵が良く見えるようにするのですが、それはお客様が絵画を
 楽しむためのヒントをお伝えできればと思っています。

 私は絵画とともに暮らす人生がどれだけ、心豊かになるかを実感
 している人間ですので、そのことを一人でも多くの方にお伝え
 したいと考えています。芸術というものは、知らなくても生きて
 いくことは可能ですし、お金があれば充分、幸せに豊かに生きて
 いけると思う方が殆どだと思います。

 しかし、私はこの仕事を通して知ったことがあります。心を豊に
 するということがどういうことかという事です。芸術というもの
 が、太古の昔から存在していて多くが悩み、苦しみ、それを表現
 してきています。その過程をしることで、人は救われたり、人を
 救うことが出来るのです。芸術の楽しさを知らないまま、あの世
 にいくのは勿体ないと思っています。

 幸せというのは、お金で買えると思っている人が多くいらっしゃい
 ますが、本当の幸せというのは、自分の周りの人を幸せにすること
 ができて、本当に幸せになるのです。

 人を不幸せにしたり、いやな思いをさせたり、自分の大切な人が
 苦しんでいることを知っていて、自分だけ幸せになることは殆どの
方は出来ないと私は思っています。

 芸術というものは、そういう人間くさいものを学ぶ場所であり、心を
 耕す道具なのだと思っています。自分の器を少しでも大きくすること
 で、周りの人を幸せにすることが出来たら、間違いなく幸せな人生を
 歩むことができるのだと思います。

 そういう人の心を学び、寄り添う為の大切なものが芸術であると
 私は理解しています。常に、自分のそばに芸術を感じられる
 環境で生活することで豊かな人生を送ることができると信じています。

 新春展は、一年の初めに 絵画のことを考える大切な期間として、
 毎年開催しています。

              
                       文責  野呂洋子
                       銀座柳画廊
                       http://www.yanagi.com
           03-3573-7075