STUDIO T&Y国立、最後の看板犬の二代目ごんが天に昇りました。

生前可愛がって下さった皆様、ありがとうございました。ごんに代わって御礼申し上げます。


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2011年、震災の日に保健所から保護され、預かりさんを経て、ごんは国立のT&Yにやってきました。

来た時の名前は「大吉」でした。

その名前もとてもよく合っていたけれど、トライアル期間を終え、家族になることが決まった時に二代目ごんを襲名しました。

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ごんがうちに来てから七年あまり。

T&Yにとっては激動と転換の七年間でもありました。

父・村田高詩の入院、国立店の閉店、長野への引っ越しを経てまた国立に戻り、しばらくの休止を経て代替わりし店を再開、移転、支店オープン。

書ききれないほど沢山のことがありました。

この激流のような七年間を、ごんは両親に寄り添い、伴走してくれました。

先代看板犬くまこ姉ちゃんを見送り、幡ヶ谷看板犬大福から現看板犬福太のバトンタッチも見届けてくれました。

病身の父に代わり、ごんが母についていてくれてどれほど心強かったことか。

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引っ越し続きの犬生だったと思います。

うちに来たばかりの頃は、甘えていてもどこか警戒しているような、伺うような目をしていました。

「またしばらくしたら他所へ行くのかなあ…」

と思っていたのかもしれません。

両親のところへ来て七年。

うちも何度も引っ越ししたけれど、ここがおうちなんだなって思ってくれたかな。

お母さんと一緒にいるとこがおうちなんだな、って思ってくれたかな。



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控えめで、人にも犬にも優しい子でした。

思い返せばまるでT&Yが、家族が、激流を乗り越えて新たに歩み始めるまで見守ってくれていたような気がしてきます。

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1月16日の夕方、ごんは母の見守る中で最期の呼吸を終えました。

翌日、母と私、二人で見送りました。

母は「初代のごんに会ったら『お母

さん孝行してきたぞ』って威張んなさい。」と言って送り出しました。


そして埋葬の翌日、ごんは母のベッドに元気いっぱいで駆けてきて、笑顔で走り抜けて行ったそうです。


お母さん、ぼく元気だよ。

って挨拶しに来たのかな。

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ごんちゃんありがとう。

あなたが居なくなって改めて、自分の手の中のバトンの重さを噛み締めています。

これからもSTUDIO T&Yをよろしくお願いします。

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