S T U D I O T & Y

創業41周年を迎えた老舗のシルバージュエリーブランド。

カテゴリ: しげにっき

【北口店通信】


インディアンモチーフピアス ¥2160税込

インディアンモチーフピアスからフックを取り外したもの ¥1620税込


(「TY」〜「/TY」だけ読めば十分です)


記録的商品名の長さ。

次の記事を書こうとしたら書けないことに気がついたのです。連作を(最低)三本思いついたのですが、その最初にあたる「一本目」を書いて無い事を忘れていたからです。そりゃ続編をプロットも無しに単独で書ける訳がありません。

なのでこの記事は次の記事を書く理由づけに過ぎません。ごめんね、記事。

何か忘れているな、とはここしばらく思っていたんですがメンタル系の嗜みとして僕も軽い強迫神経症は勿論持っているわけ(軽くですよ、軽く)でそれかな、と誤魔化してたら、本当に忘れてた。びっくり。神経症の勝利です。

 

「TY」

インディアンモチーフピアスの「ピアスフックを外してタタキメタルだけ売って欲しい」というクレバーな申し出があったというエピソードを記事にするのを忘れていました。

 朋未さんに確認すると「500円引きで良いよ!」との事で、フック外すだけでそんなに安くなるの?お得じゃない?と僕などは驚きました。

 このお客様、なんと珍しいことに「ステンレスだとかぶれない」のだそうで銀のピアスフックがむしろ要らないと。う、うらやましい……ステンレスだったらポストもキャッチも安価で選び放題、腕時計でかぶれる事も無いじゃないですかー。

 そんなわけで目の前でサクッと取り外してお渡し。確かイーグルの刻印。

 うーんこんな選び方もありなんですね。

 「/TY」


これが書いてなかった第1作目め!短か!


なぜこんなに短いのか?実はこのエピソード「北口店のお客様」の#親子三代揃ってジュエリーショップ にいらした方々のもので、そこに組み込むべき物だったからです。

これを忘れてなければ本記事まともに構成できたのですが……お三人と、今こんなまとまりの無い文を読んでいる方々、ごめんなさい。


既存のスイングリングに、既存のピアスに、矢じり等別のアイテムをアタッチする事が流行りつつあるTY。まさかデタッチも現れるとは。お客様の創意工夫は最大のアイディアプールです。


ここからはおまけなのですが、おまけの写真を撮るのに一番時間が掛かりました。何やってんだか。

写真、金色を帯びて見えませんか?

これは色温度調整がうまくいってないのではなく、実際に本当に金色なのです。綺麗。

#彼のみる世界、以降はホワイトバランスをなるべく取る様に心がけています。静止画についてまあまあ再現出来ていると思います。まだまだバラツキがありますが。

例えば前回の「YS鹿小銭入れターコイズブルーマーガレットぽい/パンジーぽい」ですが最初の動画(これはiPhoneさんの勝手色補正、ずれてます)以外の静止画写真、そちらが正確な色です。ご参照ください。


ついでに、金色付いたのをシルバークロスで磨くとどうなるか?という比較写真も作りました。これも作るのに三時間掛かりました。別に要らなくない?馬鹿?

完全では無いですが銀が戻ってます。楽しいですね。磨き自体は30秒ほどのさっとした手間です。


そんなわけで散漫に過ぎる乱文となりましたが、気持ちは続編に移ってしまっている分、そちらは頑張ります。


書くのに朝の5時まで掛かり、手直しに更に翌日の朝5時まで掛かりました。強迫神経症の敗北です。

まあお昼過ぎまで寝るので、問題なしです。

IMG_0683

IMG_0685
IMG_0686

#choice

#チョイス

#studioty_north#studioty#studiotandy

#シルバーアクセ#indianjewelry#インディアンジュエリー#nativeamericanjewelry#ネイティヴアメリカンジュエリー#ネイティブアメリカンジュエリー#ヴィンテージアクセサリー#ヴィンテージジュエリー#アメリカンヴィンテージ#インディアンモチーフピアス#アメカジ#アメカジスタイル#silversmith#シルバースミス

 #村田高詩

#愛着#入眠障害#しげにっき


【北口店通信】

IMG_0522

IMG_0523
IMG_0524

ダブルビーズブレスレット ¥4,000税込(セール価格)

カズエ(@kazue1974)さんです。

barbarabbitと支店でばったりツーショット。びっくり大道芸は終わってこっそり撮影だったのになんというタイミング。

「写真撮って良いですか?あと、できたらアップさせて頂きたいのですが」の「撮って良――」あたりで「いいよ!」と即答で決めピースを頂きました。人生フルスロットルみたいなテンション。

カズエさんとはいつもコメント頂いてる事を抜きにしても初めて会った気がしなかったのですが三人で話してたら新オープン直後に本当にお会いしてた事が判明、ってか完全に思い出しました「今日凄い圧を感じるお客さん来ましたよー」って朋未さんに報告したのを。好奇心溢れる表情にパリパリッと周囲を帯電させるかの様な快活な話し振り。このタイプの女性と昔から仲良くなる事多いです。中でもテンション最強は札幌の伯母なんですが――ああ文章長いですね。はい、札幌の伯母の事はまた今度。

というか写真現像してて気がついたんですがなにこのパーカー欲しいんだけど。矢の弾道で吹き踊る風を表してるんですかねかっこいい。そいやお顔立ちも「horizon zero dawn」の主人公アーロイを彷彿とさせます。

あ、ゲームです。文明退行未来SFインディアン(意味わかんないでしょうけどそうとしか思えぬ)モチーフゲーム。

男前なんですよ彼女。

そして圧が強い。主な武器は弓矢です。

実写映画化の際には推薦しときます。

ダブルブレスレット(銀ビーズ無し)をさくっと買ってさくっとお帰りになりました。

もっとお話ししたいので支店にもまた来てくださいね。

ダブルブレスレット(銀ビーズ無し)は残り二点、それぞれ「月と星」「アロー」のタタキチャーム付きです。


ゲーム例出したあたりでは気づかなかったのですが書き進めるうちにアーロイのシンボルアイテムが「弓矢」である事を思い出しました。ついでにカズエさんとは最近TYでちょいブームぽい「矢じりピアス」の話がしたかったのに忘れてたことも。

なんでしょこのあつい矢づくし共通項は。


それで札幌の伯母の話なんですが――



Photo and text by shige-Kun


【北口店通信】


RS01¥51,840税込

RS02 ¥37,800税込

「村田高詩の造形はそのバングルもそうなんですが……そうですねえ僕はスカルリングが凄いと思います。色んな先発を参考にはしているんでしょうが、骨格標本や図をよほど読み込まないとここまで高度なものは出来ないですよ。解剖学的に非常に正確なんです」

「知ってるよ」

ずっと店内を無言で歩き回っていた男がやっと口を開いた。彼はバングルを眺めるのをやめ、こちらへ一瞥をくれてから顔をそらすように真横に、ガラスケースの一点へと迷うことなく向けた。その視線の先には今僕が得意げに説明したリングが当然の様に置かれているわけだった。

僕は急に恥ずかしくなり、なにごとか口の中でごにょごにょと言い訳をしながら鍵束を持ってカウンターから出る。男の前に体を割り込ませてケースのロックを解除する。取り出し、手に乗せたリングは元々店内のどれよりも重い。気のせいだ。背後に感じる視線のせいで緊張している。いつもよりずっしりと手のひらに食い込むように重たくなっているなどと言うのは、だから、気のせいだ。

カウンターの中に戻りながらリングを差し出す。重い。手が汗ばんではいないか?滑らせて落としたらこの重さではリング自体もカウンタートップのガラスも無事では済まない。

手が汗ばんで……男がひょいと僕の手からリングをつまみ上げた。軽々と。当たり前だ。重いと言ってもただのリングだ。ただの。

ただものではない風体の男だった。髑髏がメガネをかけている。スキンヘッドの彼が入ってきた時、そう思った。痩せ型の僕から見ても相当に瘦せぎすだった。そうだ、骸骨のようにやせ細っている。着ているアーミーコートさえ兵士の亡霊が纏うそれに見える。どうしてもその辺りのイメージから思考をそらすことができない、そんなわけで気がついた時にはスカルの話が口から滑り出ていた。誘い込まれた。

カウンターの向こうで男は軽く開いた手を自分の顔のそばに向けている。いつのまにか指にはリングがはまっていて、ちょうどスカルと男が対面で見つめ合う格好だ。

「お似合いですね」言葉は宙に浮くようにからからに乾いて軽い。似合っているなんてものではない。そのものだった。分身同士が会話しているかの様だ。

喉が渇いた。言葉がうまく出ない。

男がまともに僕の目を見た。体ごとこちらに向き直りリングの乗った指を伸ばしてくる。“二つの”髑髏の視線が僕を射抜いて、ぎらりと光るのは、銀で出来ているから。大丈夫。銀は魔除けだ。銀は魔除けの筈……いや。いや、違う。銀そのものに魔除けの力なんかない。銀が人外の軀に干渉し得るのは、銀が魔と由来をほぼ同じくするからだという解釈に拠る。人に対しての青銅や鉄がそうであるように、ただの刃としてただの弾丸として銀が物理的に打ち込まれて結果として魔が祓えているだけなのだ。

銀が、魔がこちらをみつめ、何事か伝えようとしている。

なんだ。なんのつもり?

そう言おうとしても乾ききった喉からは声が出ない。絶句する僕に向けてスカルリングを突き付けたまま男が歯をむき出して凄い笑みを浮かべた。そのポーズには見覚えがあった。

(ヴァニタス――!)

僕が妄想した呪文だ。おちゃらけた遊びで。

「いつもインスタみてます」

「えっ?え?は?」

「ほら」

差し出されたスマホにはスイカバーアイスの写真がうつっている。僕が20分前に投稿した「スイカバーにはスカイブルーが映える」という記事だ。

「スカルリング色々見てきましたがこの頭の重さで中抜きが無いってのは珍しいですね。ああ中抜き、知らない?重心の調整をしないとスカルは頭が重くて出っ張ってるので回転しちゃう、だから中身をくり貫くのが普通なんです。それが中抜き。でもこれは眼窩を大きく掘ることで補っているのかな。このずっしり感でずれないバランスは指に吸いつくようで不思議です。造形のリアルさで近いものと言えばそうですね、海外だとクレイジーピッグの作品はまず挙がります。RS01と02を並べると全然表情が違うのが面白い。同じサイズを並べてみたい。鼻のディティールが特徴的ですね。これは18金で作ってみたいな。特にRS01。絶対にかっこいいですよ」

なんだなんだ。なんだあなたー!めちゃめちゃ喋りますね、っていうかめちゃめちゃ詳しいですね!!

「スカルリングは好きなんで沢山持ってます」

やっぱり実は本当は、スカルリングが化けて出てきたんじゃなかろうかと、僕の妄想はまだかすかに続いている。 (この記事は勿論妄想です――半分は)

IMG_0425

IMG_0426
IMG_0427
IMG_0428

Photo and text by shige-Kun


IMG_0394


親子三代揃ってお出掛けジュエリーショップ。

仲良し!

写真右のご本人は国立時代に学生で、これはその時のタタキペンダントだと見せていただきました。本当だ……太陽の金付きにライトニングの刻印ですね。

おそらくNS04-K2402だとオーナー朋未さん情報。「国立時代は学生で久しぶりにT&Y(北口店)に来た。まだ高円寺本店には行ったことない」というお客様は以前からかなりいらしてて、例えば前回の記事とは連続ですね。

考えてみるとこの世代、働き盛りで「駅前数分なら」「高円寺の商店街に遊びに行くついでなら」ちょっと寄れる、という忙しい方も多いようです。


娘さんはタトゥーチョーカーにリボンというセレクトでかわいいやらクールやらで、考えるより先に「かわいいいい」と声に出てしまいました。

でも三人の一番の装いは溢れる笑顔。こんな家族関係良いですね。 (ご本人の「顔出しまかりならぬ」に気を取られて娘さんとお母様の了解をとり忘れてしまい、涙のぼかし処理。笑顔、お気に入りです。

約二十日遅れでお写真を頂いた方々のご紹介をし終えました……と、思ったらまたお二人。ありがとうございます)


photo & text by shige-kun

【北口店通信】

IMG_9976


RW01 #17.5 11,880円税込

IMG_9628


RSW01 #8 10,800円税込


#彼のみる世界、で予告の装着写真です。

唐草リングで一番細身のRW01をお求めにご来店。

いかにも「インディアンジュエリー!」なのは抵抗があるそうで。

確かにぱっと見には普通のリングっぽいですもんね。(最近「普通」が良くわかんなくなってきたけど)

中指か人差し指に、とのことでしたが在庫のだと薬指に嵌まるサイズ。

「もっと大きいサイズをお取り寄せしまs」

「これでいいです。むしろ薬指に合います」

おお、もう今日はこれを買うって決めたんだ!という固いご意志。

そんなわけで購入手続きも終わり、話の流れは「次に買うとしたら何にしようか」へと。これ(お財布的に)危険な流れですね。もちろん今日は予算を使い切ったとの事ですが。

「薬指が唐草だから、中指か人差し指に平打の大きめなんかどうでしょ、と勿論一推しのRC04を始めとしてリングを次々試着していただきました。

その中で「これ面白いですね」と目に止めてくださったのがRSW01。そう、「イーグルバングルに似てるなあ」と思って3週間ぐらい(なげえ……)かけて記事を書いていたスイングリングです。この時点で二週目くらい。まだ文章に悩んでいた頃。

そんなわけで熱弁タイムスタートです。何を語ったかと言うと前回の記事の内容ほぼ全てです。このモード、急ぎの方はお気をつけください……。

はい、熱弁タイム終わり。

そして手を下げてチャームが垂れた時のRSW01は本当に翼を広げたイーグルに見えます。#BGEG01 感があります。

「でも残念ながら支店にあるのはサイズが小さいんですよー」

「でも小指になら……ぴったり」

「おお」

「おお?」

なん……だと?

バランスが綺麗です。薬指と小指、同じ様な細身ながら表現の違い、一番小ぶりでありながらチャームと複雑な形状のゆらめきが手を動かすたびに魅力的に表情を変え……

IMG_9974


「ちょっと手を胸元に持ってきてください」

いつのまにか「撮影しましょう」という事になったのですがこの組み合わせ、手元だけの美しさではないぞ?と思いとっさに注文を出してしまいました。

「あ、そうですそのまま、もうばっちりです。いいですね、いい」

なんかグラビアカメラマンみたいな口調になりつつ一枚。これ表情とか別に指示してないです。自然にこうなりました。

IMG_9973


静謐さと……なんだろう、敬虔さ……?何に対して――?

――指輪に対して。

「買います」

でも、ご予算が確か……

「カード使えますよね」

これは魔力・魅力・チャームマジックです!

みんな逃げて!

僕はもしかしたらとんでもない空間で働いているんじゃあ。


追伸、お客様レザーブレスレットも気にされてましたが、高円寺大道芸限定品出ましたよ……というか僕も欲しい。怖い。



photo & text by shige-kun



↑このページのトップヘ