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ボクならいつでも待機してるよ!

今週の神のみぞ知るセカイは185話「シャドーシティ」でした。敵意で染まっていく舞島の街の中で近づく決着……そんな状況が、今回じっくりと加速していきましたね。
前回、歩美に対して必死にアプローチを仕掛けた桂馬くん。自分の思いを曇りなく歩美に届けるために「好きだ」と連呼しますが―――どうやらあまり意味がなかったようで。

今回のラストで歩美が言っていましたが、もう後にはひけないわけです。すべての事象に関して。歩美への告白も、ちひろへの対応も。そしてきっと、行きつく先も見えている……それなのに、それだからこそ、歩美は桂馬くんから逃げて「本当」を求め続けます。最近は風呂敷がドンドン広げられ、というより高く積まれている神のみですが、そういったものが結集できるほどの結末を、歩美は求めているんでしょう。

しかし、ウエディングドレスっていいですねぇ。なんというか、やっぱり男の夢ですよ。好きな人にウエディングドレスを着せたい、そういう願望というのは、心の中から失くしたくないものです。ま、そんな予定は全然ないんですが……。
ここで歩美と桂馬くんに正装をさせ、「結婚」というキーワードをちらつかせていることに何か意味はあるのでしょうか。彼氏彼女という、一方通行が交差したところではなく―――もっと上、互いのすべてを認め合うような場所にある「結婚」。そんなものを桂馬くんに求めてしまっていいものかとは思いますが、やっぱり歩美の再攻略はどんなところでもハードルが高いですね。スケールが大きいというか。最後の攻略と桂馬くんは言っていましたが、確かにそれにふさわしいくらいの規模と、意味を秘めているのではないでしょうか。

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一方で、上空でも引くに引けない戦いが繰り広げられているわけですが。

ハクアvsリューネ、因縁の対決のゴングがついに鳴りまして、いきなり熾烈な戦いが始まっています。今こそ立ち上がれ運命の戦士よ!ゴーンーグなーらせ!と言っても、デカイ声で必殺技を叫ぶような戦いではなく―――恐怖と殺伐さに満ちた、まさに殺し合いといった感じの戦闘でしたね。こえーよ。

特に自分は「戦う戦う言ってても、まさかヒロインに傷をつけたり流血させたりはしないだろう」とタカをくくっていたので、今回フツーにカッターがハクアにめり込んでいたのはすごく驚いたのですが。空を飛べるレベルの魔力操作ができるハクアも、防御に関してはけっこうシンプルだったのも驚きましたねー。もっとシールドとか出すのかと思った!18番のスイッチ押して左腕あたりに……ってあれもだいぶアナログですが。
ただ、よく考えてみたらハクアは攻撃もアナログですよね。飛行に関しては魔力ですが、攻撃は証の鎌の物理裂きがメイン。駆け魂隊である以上、他人に直接ダメージを与えるような術は使えないのかもしれません。もしくはハクアらしく、「習っていない」か。どちらにしても、個人的にはヒロインが戦うからこそ、今回のような泥臭い戦いが見たいと思ってしまいますね。

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でも、カッターは怖いなぁ……怖いのはリューネだけども。もはやカッターっていうか、フィールドランサーですよ。もしかしたらそういう特殊ギミックが付いているのかもしれない!他のヴィンテージの連中がフィクション要素の強い武器で攻撃してくるのに対して、わざわざリューネがカッターを使っているのは「こだわり」があるのかと思っていましたが、もっとヤバい理由の可能性も捨てきれないですよねぇ。なんてったってリューネだし。このカッターで傷ついた傷は、どんな治癒魔法を使っても治ったりしないのよ!みたいな。ああ、そういえば始まりましたねFate/Zero2期。まだ見てないですが、キャスターがどんな活躍をするのか非常に楽しみであります。ま、負けそうだけど。


coooolな青髭のダンナの話はともかくとしても、前述したとおりこの戦いはちょっと不安ですね……ハクアもリューネも思いっきり物理的な傷を負ったということで、予想していたよりも全然厳しそうな戦いじゃないですか!もっとこう、ハクアが再起したときのようなサーカス作画でアニメ化させたいようなバトルかと思ってたよ!場面が切り替わるときなんて、リューネがマウントポジションでハクアに襲い掛かっているシーンですよ。大丈夫かなぁ……二人とも、元気で帰ってきてくれればいいのだけれど。
一応、マウントポジション連撃はコミックス8巻にもあるのですが。今週と比べるとえらく平和的ですね……果たしてあのころの日常に戻れる日は来るのだろうか。


歩美・ハクアよりもやっかいな立ち位置にいる気がするのは、ちひろ。やっかいというか、どうしようもないというか……。
今週、ちひろは桂馬くんの胸ポケットに入っていたピックを回収しています。個人的には、この描写があっただけで今週は満足!忘れてなかったのね若木先生!ちょっと前のブログ記事のイラストでも描くぐらい、この「おそろいのピック」というのは気に入っているファクターです。ちひろの物語はすでに終わり、歩美へと完全に移行しているように見えますが、ここに最後のキーアイテムがありましたね。この二つのピックは、どういうふうに物語に干渉していくのだろうか。気になるところです。

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やっぱり、切ないよなぁ……。ちひろに関しては、切なすぎて、ちょっと考えを放棄している部分もあるのですが。やっぱりちゃんと向き合っていきたい。自分は片思いで失恋したことはあれど、告白して、玉砕されたことはないのですよ。だから今のちひろの気持ちを完璧に理解することはできないし、行動したことのない自分にとってみれば、ちひろがどんな思いであのピックを隠匿したのかどうかも分からない。分からない、というより、分かりたくない。ちひろは気分を切り替えた~だなんて言ってますが、切り替えられてなんていないですよ。そう思っているだけ。そう思いたいと、思っているだけ。歩美が落ちてくれるほどのキレイな道を開かせることは「神のみぞ知るセカイ」という作品の大きなターニングポイントとして気になっていますが、個人的には、やっぱりちひろの行く末が一番気になる。今回のピックに関する一連の流れで、ちひろに関しての物語はまだ終わっていないと確信できましたよ。桂馬くんのことだからピックを掏られたことにも気づいていそうですが、本当にどーすんの、落とし神さま!

個人的な望みである以上言ってしまいますが、やっぱり「どうにかしてほしい」。それはちひろの痛みから目を背けたい自分の弱さでもありますが、それ以上に、どうにかなると信じていたい自分の思いのほうが強いですよ。だからこそ、そのためだったら、どんなにえげつない展開になってもかまわない!と思ってます。ちひろがこれ以上悲しい目に合うのはすごくイヤですが、その先に結論があるのならば、しっかりと読んでしっかりと考えていきたいと思っています。
なんかどうもね、最近青春モノを見ると心臓痛くなってくるんですよ。なつまちとか。なつまちは展開が怖すぎて無意識に柑菜を好きになることを避けていた気がしますが、そんなことをしなくともイチカ先輩がかわいくて助かりましたわー。でも、神のみではそうはいかない……がんばれちひろ、最後まで見届けてやるぞ!


今週のおひさしぶりてんり!

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なんかすごく久しぶりに登場したような気がする、天理。セリフなし。前回は番外編で騎乗していましたが(そこしか覚えてねーのか!)、今回は部屋に潜んでいましたね。桂馬くんの攻略対照ではないという一点で、どうにかヴィンテージの襲撃から免れている天理ディアナですが……セリフから匂わせていた通りに、いつか動き出す時が来るのでしょうか。出番が増えるのは嬉しいけど、リューネのカッターの替え刃で抉られるんだとすれば家にいてほしいですよ!ただ具体的な話をすると、ディアナには制空権がないからリューネと戦うのは難しいんじゃないかな……まあ、重そうなものを片っ端から投げつけるみたいな攻撃方法でもいいなら参戦できそうですが。パワー系キャラじゃねぇか!

ディアナ以外の女神たちも捕まり、街にヴィンテージが跋扈し、リューネが君臨した今、ディアナの翼と天理の愛に関して色々と干渉している暇はないように思えます。まさかここから半年近く天理の真攻略をするわけにもいかないでしょうし!そうなると、天理に関してのうんぬんやディアナに関しての完結は、ヴィンテージ編が終わってからになるのでしょうか。そこ!そんなのあるわけねーだろとか言わない!あるもん!きっと泣きながら桂馬くんに「天理をよろしくお願いします」って土下座したくなるような展開がくるもん!―――とはいっても、すでに正座の状態ではあるのですが。

ただ、天理の特権だったはずの「本気の好き」という要素が、歩美に取られてしまったもので。本当はあの役回りは天理だったはずなのに!天理が言った「本気の好き」は、偽攻略の中でうやむやになってしまってますから。だからこそ真攻略で、ディアナも交えて「本気の思い」ということに関しての話を期待していたのですが……人気も実力もあるファーストヒロインに先越されちゃいましたね。さすが陸上部のエース。とほほ。

だからこそ、そういう思いも含めて歩美の再攻略の結末には期待しています!ぶっちぎってくれよ歩美!