絶対可憐チルドレン

◆絶対可憐チルドレン(300th sense「再起動戦士、めぐりあい合宿編(2)」)

絶チル300回おめ!

カラーがないのが本当に残念ですが、今週で絶対可憐チルドレンは連載300回を迎えたということで……おめでとうございます椎名先生!

早いものですねぇ。300回ということは単純計算で6年、合併号や休載を含めるとそれ以上ですよ。自分はクロスゲームが始まったのと同時にサンデーを買い始めたのでそれほど読者暦は長くないのですが、絶チルにはいつもお世話になっていました。もうね、コンスタントに面白いんですよ!熱い展開あり、ギャグあり、泣けるシーンあり。世界観もしっかりしていて絵のクオリティも高い。椎名先生の絵柄は好きすぎて困る!それ以外にも、絶チルは特に背景が好きですね~、すげー細かい。自分は背景描けない人間なので、もう純粋に羨ましいですわ。誰が描いてるんだろう。

絶チルは絵柄も大きく変わった~なんて言われますが、物語の進み方も最初と今では大きく違いますよね。昔は「子供と大人」という大きな要素を、「エスパーとノーマル」という力の強い線引きでその葛藤を描いていました。力を持つ者と持っていない者、その両者の苦悩といがみ合いというのはよくある展開ではありますが、だからこそ燃えましたね!タイバニみたいな!最近の絶チルは「格差」というものはあまり表に描かれなくなって、兵部や黒い幽霊によってつむぎ出される「未来」が話の中心になることが多くなってきている気がします。やっぱり物語が少しずつ終わりに近づいていっている証でしょうか……うう、寂しい。

終わるのは寂しいですが、絶チルという作品のエンディングというものは生きてるうちに絶対に見たい!見ないと死ねない!自分が絶チルで一番好きなのは、彼女たちを待っている運命についてなんですよ。皆本が見たプレコグによる未来の予知。小さい女の子三人が世界の命運を握るというそこが、初期の絶チルで最も痺れたところでした。基本的に雰囲気は明るい絶チルですが、現在では決して拭えない未来があることでどうしても影を持たずにはいられなくなる。時々描かれるダークな部分とともに、その要素は、チルドレンたちの日常を煌かせることにも繋がっていました。そこの同居も好きでしたねぇ―――兵部の過去も含めて、あの展開の重さも絶チルの良さのひとつですよね。

とは!
言うものの!
そういう設定を置き去りにできるほど、絶チルはキャラがいいんですよ!キャラが!いくらなんでも魅力的すぎる!毎回「さぷりめんと」こと4コマ漫画が冒頭についていますが、あれもまた面白いんですよねぇ。絶チルは単なる一つの部分に突出した面白さではなく、上述したような複数無数の面白さがある。ワイドな作品ですわ。この感想を書くにあたって、ダビングしてあったアニメ絶チルを見返してみましたが―――どうしていまだに2期をやっていないんだ!と叫びたくなるような楽しさ!朝の10時からやってましたが、今になって見返してみると絶チルってすごくそういう時間帯に合う作品なんですよね。確かにところどころオトナなネタ(!)はあるけど、だからこそ、子供に見せたい作品というか……自分にも子供ができたらぜひ絶チルを読ませよう。できないだろうけど。い、いや、絶チルを読ませるためにも子供を!えい!

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で、まあそこまで行ったらスルーできない話が、絶チルの中で誰が好きなの?というお話なんですが。まず、男キャラに関してはみんなね!ステキすぎる!絶チルの中の男キャラって、みんな総じて立場が下なんですよ。兵部でさえそう。「じゃじゃ馬な子供たちに振り回される大人」という大きな流れとともに、「女性に振り回される男性」という流れも恒常化されてますが。でもそれがあるおかげで、絶チルは男女のキャラのカップリングも豊富で嬉しいですね。カップリングの中ではやっぱり、東野くんとちさとちゃんの二人が鉄板だと思ってますね!最近は出番なくて悲しい!この先、エスパーとして尖った道を歩き始める薫たちにとっては、この二人の存在はすごく重要な意味を持ってくる……そんな気はしています。能力ももたずにイチャイチャしてる二人だけど、それでいいのよ。ずっとそこにいてね!

女性キャラは―――うーんと、やっぱりチルドレン三人に関しては小学生編から見てるということで、やっぱり皆本のように親としての見方しかできないですね!自分は基本的に女の子ならダイスケ的にもオールオッケーなんですが、さすがに小学生は、ね。現在の薫たちは中学生で、体つきもすごく大人っぽいのですが。まあ、萌えたり鼻の下伸ばしたりはできませんわ!ということで、最終的に自分が一番好きな絶チル女キャラはカズラちゃんですね。かわいいんだよ!
しかもカズラちゃん、アニメ見返したら声が加藤英美里さんじゃないですか!なんということだ!アニメの絶チルを見ていたときは声優とか全然興味なかったから分からなかったよ!

……と、いうことで、カズラちゃんの出番を気にしながらも「絶対カレンチルドレン」、これからも楽しみにしていきたいですね!今回は300回ということなので、ぜひ400回500回と続いてほしい!でも早めに物語の行く末も知りたい!破壊の女王・クイーンオブカタストロフィーが現れる未来は果たして変えられるのか……苦難の日々に負けるな皆本!あとまんが肉食べたい!


◆銀の匙(第37話「秋の巻⑥」)

記念といえばこちらも。この度マンガ大賞2012の大賞を受賞したということで、おめでとう銀の匙!納得だよ!自分としては面白さにも感動していますが、コミックス3巻で250万部という各巻ミリオンヒットも目前となるくらいの売り上げをたたき出しているのは凄すぎてイスから転げ落ちましたよ!すげー!

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やっぱり、そういう作品がサンデーで生まれたというのが嬉しすぎて!確かに他誌他社から呼んだ作家さんではあるけれど、毎週サンデーに掲載されていることに変わりはないですから。しかも荒川先生、すごい頻度でカラー描いてくれるんですよ!今月コミックスが出たというのに、今週号では表紙&巻頭カラー3pですよ。どんな仕事量やねん!神のみなんかはアニメが始まるったら見開きカラーなんて年一回になってしまいましたからね……人気が出て仕事量が増え、ジャケットとか色々なところで広がりを見せるのは作品のファンとしては嬉しい限りですよ!ただやっぱり「サンデー愛読者」としては、サンデーでカラーを飾って欲しい!銀の匙は本誌でのカラーが頻度凄くて最高ですねー。うーん、今更だけど銀の匙はやっぱりコミックス買っておこうかなぁ。サンデーという雑誌のヒストリーの一つとして刻まれるのはもう確実だと思うので……ま、そんなこと言うくらいならタッチの愛蔵版全部買い揃えろって話なんですが。市立図書館で全巻読んだだけで買ってないよー。

そして後はメディアミックスだな……ふふふ……アニメ、ドラマ、映画……そのあたりの引率は頼んだぞ、サンデー!


今週の「次回に続く!」

◆はじめてのあく(第156話「桜が咲いたら…」)

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か、帰ってきたー!お父さん!はじめまして!―――なんて言っていられない状態。なんだか最近はじあくが物語を収束し始めてきていてすごく寂しいんですが……ど、どうなっちゃうのっ。

絶対可憐チルドレン 29 (少年サンデーコミックス)
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