2017年11月18日

【11月のWUUギャラリー さくぽん】

さくぽんギャラリー*****
11月のWUUギャラリーは、最近ぐいぐいと活躍の場を広げている音楽ユニット・羽根web..netのボーカリスト、さくぽんちゃんの展示です。
ホールに入ってすぐ右に掲示されている挨拶文に「いろいろなモノに描いてみたくなったので、いろいろなモノを使って描いたり作ったりしました」とあるように、ボード、木材、布、紙粘土など、さまざまな素材から生み出されたアートが、賑やかに出迎えてくれます。わに、ねこ、樹木、りんごなど、モチーフがひと目でわかるものもあれば、心象風景を表現したようなものも。ですが、どの作品にも共通していることがあります。大胆で自由奔放、エネルギッシュでありながら、繊細な思いも内包していること。目に映る華やかな色彩の奥の奥から、作品が何かをささやきかけてくるのです。そのささやきを聞き取ろうと耳をすます……のではなく、目をこらす――。「どんな思いで、どんな手順で制作したのだろう」と考えながら作品に向き合うと、確かなメッセージが伝わってきます(ような気がします)。この表現力、ただ者ではありません。
もうひとつ「ただ者ではない」と感じたのが、作品タイトルのつけ方。『守るだけが優しさじゃない』『ひらめきの木』など、とても詩的です。タイトルが作品に意味を与え、一体化して迫ってきます。そういった意味でいちばん衝撃を受けたのが、「へその緒」。タイトルを知る前は、柔らかいイメージで目に映っていた作品が、「へその緒」というタイトルを知った瞬間、あふれ出さんばかりの生へのエネルギーを放ち始めたのですから、驚きました。タイトルも作品の一部。さくぽんちゃんにとっては、あらゆることが「表現」なのかもしれません。

展示期間は11月30日までです。ご本人に会いたい方は、11月27日(月曜日)のライブに出演するので、ぜひ。音楽での表現も、ただ者ではありません。
なお、ギャラリー観賞はライブ開催日以外でも可能ですが、お店が閉まっていることもあります。事前に電話にてお問い合わせの上、お出かけください。

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年11月07日

伊藤銀次&杉 真理『トライアングルの軌跡』ツアー2017(11/3) 出演=伊藤銀次(vo,gt) 杉 真理(vo,gt) サポート:坂本 洋(key)藤田哲也(b) 橋本 哲(gt) 杉 未来(dr)

杉+銀次J-POPという言葉が生まれるよりもっと前。洋楽のテイストを取り入れ、歌謡曲でもないフォークでもない「ジャパニーズ・ポップス」の扉を開いた人として名を知られるのが、故・大瀧詠一さんです。その大瀧さんに見いだされ、アルバム『ナイアガラ・トライアングルvol.1』に参加した伊藤銀次さん、vol.2に参加した杉真理さん。どちらも、大瀧さんとともに日本のポップス界を牽引、もちろん今も現役バリバリで活動しています。そんな2人&超強力なサポートメンバーによる「トライアングルの軌跡」ツアーは、まさに大瀧さん・伊藤さん・杉さんたちがたどってきた「軌跡」を目に前に描くような、素晴らしき内容でした。楽曲のクオリティの高さも、愛100%に彩られた音と詞も。
そもそもは、杉さんと共に、柏WUUのステージに何度も登場した村田和人さんの呼びかけで、数年前に始まったツアーなのだとか。ところが、村田さんは突然天国へ……。残された伊藤さんと杉さん、どうしようかと考えた末、「トライアングル(三角形)の頂点を大瀧さんにしたり、村田さんにしたり、その時々で変えながらツアーを継続していこう」と決めたのだそうです。
そんな経緯のもと、今年も始まったツアー初日。デビュー45周年にして初めて柏にやってきたという伊藤さん。ギターをかき鳴らし歌う姿が本当に楽しそうでした。柏の有名カレー店で超激辛カレーを食べ「声が出るか」と心配していた杉さんは、最後の最後までパワフル、MCも絶好調。サポートメンバーは、ノリと切れ味鋭いギターで観客を魅了した橋本さん、きらびやかな音色とコーラスでがっちりとサイドをかためた坂本さん、どっしりと安定感のある演奏でリズムを支えた藤田さん、時折スティックをくるくるっと回しながら骨太な音を叩き出した、杉さんのご子息・未来さん。そして、天国から遊びにきていたこと間違いなしの大瀧さんと村田さん。ひとつにまとまったプレイヤーの気持ちがそのまま客席にも伝わり、会場全体が、トライアングルならぬ大きなひとつの輪になったようでした。
「刺激をくれる仲間がいたからこそ、ここまで続けることができた」と語ったデビュー45周年の伊藤さん、40周年の杉さん。エネルギッシュに明るく優しく、時にはしっとりと会場全体を包み込むオーラは、経験なくしては放てないものです。そんなステージで披露された曲、ところどころ簡単なコメントをはさみつつ、ご紹介します。

♪君は天然色
イントロが流れた瞬間、場の空気が明らかに変わりました。1曲目からエンジン全開、ウォー!!(←会場のどよめき)

♪Baby Blue
♪バカンスはいつも雨(レイン)
伊藤さん、杉さん、それぞれの初期を代表する曲。

♪パパラプドゥ ピピラプドゥ
「♪星の降る柏の夜〜」と歌ったところで星のようにミラーボールが回り、銀次さん「おー!」と感動。照明のナイス演出。

♪Your Kiss
杉さんらしい明るさに彩られた曲。

♪青空のように
伊藤さんが大瀧さんの曲をカバー。心洗われました。

♪ウイスキーがお好きでしょ
♪ウキウキWatching
「国民的ご存知曲」と銘打って。ウイスキーのCMでおなじみ杉さんの曲と、伊藤さんの『笑っていいとも!』テーマ曲、生で聴けました!

♪You can save the world
♪Crying all night long
杉さんと伊藤さんがほかのアーティストに提供した曲を、それぞれセルフカバーにて。

♪南の島の結婚式
♪堕落の夏
♪平和な人へ
村田さんコーナーの3曲。1曲目は、ほぼ完成していながら発表できなかった村田さんの曲。2曲目は、伊藤さんが衝撃を受けたという村田さんの曲で、最新アルバムでカバーしているもの。3曲目は、杉さんが村田さんを思って作った曲です。イントロと間奏には、橋本さんの夢の中で村田さんが演奏したというフレーズが使われています。まさに夢のコラボ。

♪恋をもう一度
作曲者、サビは伊藤さん、AメロとBメロは杉さんです。

♪最高の法則
杉さんの力強いメッセージソング。胸にぐっときます。

♪幸せにさよなら
大瀧さんにタイトルを変更させられたという伊藤さんの曲。

♪A面で恋をして
途中、未来さんのボーカルが入り、客席は拍手喝采。

♪Water Color
♪彼女はデリケート
♪Nobody
ナイアガラでたたみかけ!

♪Down Town
♪一本の音楽
人と人をつなぐ曲たち。アンコール1回目にて。

♪君にしてあげられること
アンコールの2回目は、伊藤さんと杉さん2人で。杉さんの「村田とのライブでは、いつもこの曲を最後に歌っていました」というMCにて、会場を温もりで包みました。

休憩なし、立ちっぱなしでギターを弾き、歌い続けた伊藤さんと杉さん、サポートメンバー。懐かしさだけにとどまらない、現在進行形のエネルギー、たくさん分けていただきました。ぜひまた、柏WUUに来てくれるかな?(「いいとも!」という応答を勝手に思い浮かべながら……)♪

文/フリーライター・たいらくのぶこ
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2017年11月03日

Tango Special Live presented by Studio WUU(10/29) 出演=須藤信一郎(pf)鈴木崇朗(bandoneon

SudouShinichirouSuzukitakatoki171029アートラインかしわの一環、WUUプレゼンツのタンゴライブ。タンゴを得意とするピアニストの須藤信一郎さんと、タンゴとは切っても切れない楽器、バンドネオンを操る鈴木崇朗(たかとき)さんがステージに登場し、哀愁漂うタンゴの世界へといざなってくれました。
舞踏音楽として広く親しまれているタンゴですが、歌詞がついているものも多く、MCでの解説によると「ふった、ふられたという男女のドロドロした関係を描いた曲が多い」のだとか。さらには「どちらかというと、男性がふられて、しくしく……というパターン」だとのこと。なるほど、キレのあるリズム、哀しげなメロディーは、男性のやるせない心情を表現する手段のひとつなのかもしれません。
つぶの揃ったきれいな高音とリズミカルな低音で全体を支える須藤さん、呼吸するように歌うように音を紡ぎ出しながら、ところどころ鋭いスタッカートでリズム隊に回る鈴木さん。ふたつの音色、ふたりの気持ちが溶け合って、遠い異国の物語を浮かび上がらせてくれました。
「タンゴを演奏しているときって、思わず歯を食いしばりませんか?」と問いかける須藤さんに対して、「いえ、そんなことはないですけど」とクールに応じる鈴木さん。ライブや旅先でのエピソードをひょうひょうと語りながら笑いを誘う須藤さん、演奏曲や作曲家について歴史などもまじえながら講義する鈴木さん。お互いの持ち味を活かしながらのステージから、抜粋してご紹介します。

♪ア メディア ルス(淡き光に)
タンゴ歌手としても知られる菅原洋一さんが、日本語訳で歌ったという曲です。かわいらしいピアノのイントロが印象的。全体を通して、色彩豊かな世界が目の前に広がりました。

♪ロマンス デ バリオ(下町のロマンス)
「アルゼンチンタンゴのスタンダードで、バンドネオンの神様と言われる人の曲」と解説してくれた鈴木さん。神様の名前はアニバル・トロイロ、下町を舞台にしたかなわぬ恋がテーマなのだそうです。
複雑なリズムが絡み合う演奏に「踊る女性の軌跡が見えるよう」と感じたのですが、テーマから考えるに、「逃げる女性の軌跡」なのでしょうか。本当のところはわかりませんが、ドラマチックな場面が浮かぶ曲です。

♪マリオネット
音のゆらぎが心地好いヨーロピアンジャズ。数曲はさみこまれた、タンゴではないジャンルの曲のひとつです。バンドネオンが奏でるジャズ、とってもおしゃれ。

♪リベルタンゴ
おなじみピアソラの名曲。「少し変わったアレンジで」と届けてくれたのは、優雅でクラシカルなリベルタンゴでした。ムード満点、ブラボー!

♪ミ ノーチェ トリステ(わが悲しみの夜)
自分を捨てた女性への断ち切りがたい心情を吐露する、そんな内容の歌詞がついた曲を、ピアノとバンドネオンの音のみで表現しました。エンディングがGood!

♪回想
須藤さんのオリジナル。バンドネオンによる軽やかなメロディーに、思わずスキップしたくなりました。不協和音も、いい雰囲気。

♪マル デ アモーレス(恋わずらい)
タンゴのスタンダードというだけあって、タンゴらしいタンゴ。メロディーが、胸にぐっと迫りきます。

♪ア ドン アグスティン バルディ
アグスティン・バルディは、古いタンゴの作曲家であり演奏家でもあった人の名前だそうです。タイトルは、その方に「捧げる」という意味合いだとか。音の厚み、華やかさで魅せてくれました。

♪シルバンド(口笛を吹きながら)
アンコールは、古いタンゴで。タンゴならではのメリハリのきいたリズムが心地好く、「ブラボー!」の声援も。

小気味よいリズムと、もの悲しいメロディーに彩られたタンゴに、ジャズやフォルクローレ、オリジナル曲などをはさんで構成されたライブ。照明もとてもきれいで、曲の雰囲気を盛り上げてくれました。行ったことのないアルゼンチンが、ちょっと身近に感じられた時間。ありがとうございました♪

文/フリーライター・たいらくのぶこ
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2017年10月28日

【ピックアップWUUライブ!/12月】

♪2017年も、もうすぐ終わり。慌ただしい時期だからこそ、時には音楽を聴いてのんびり過ごしませんか♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪12月8日(金曜日)
<濃い目のジャズ>
柳 隼一(pf) 平山惠勇(drs) 北床宗太郎(electric violin)  大垣知也(eb)
●Open 18:30 Start 19:30
●予約 ¥3000 / 当日 ¥3300 +ドリンク代
 ※学生割引 予約/当日とも¥1500 +ドリンク代

WUUでその名を知らない人はいないであろう、ジャズピアニストの柳隼一さん。今回は、弦を交えたカルテットで登場です。「濃い目のジャズ」とありますが、柳さんのピアノは、世界的なサックスプレーヤーのお墨付き。レコーディングを共にしてCDを発売するなど、柏から世界へと活動の幅を広げています。なのに、気取ることなくひょうひょうとした人柄も魅力的。平山さん、北床さん、大垣さんとのやり取りにも、期待が高まります。もちろん、ジャズ初心者の方も、ぜひ♪

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♪12月23日(土曜日)
花岡幸代 クリスマスライヴ2017
花岡幸代(vo,gt)  丹野義昭(Key)
●Open 18:30 Start 19:30  
●前売・予約¥3000 / 当日¥3500 +ドリンク代

2015年1月、18年間離れていた音楽の世界に戻ってきた花岡幸代さん。その再スタートをきったのが、花岡さんが育った街・柏のWUUでした。復活を待ち続けて集った全国のファンを魅了したあの日からもうすぐ3年、クリスマスライヴと銘打って、花岡さんがステージに上がります。前回はご自身のギターのみで歌いましたが、今回は鍵盤奏者の丹野さんとご一緒に。しかも、クリスマス。花岡ワールド、素晴らしい歌声の贈り物、ぜひ受け取りに来てください♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年09月30日

【ピックアップWUUライブ!/11月】

♪年末の慌ただしさが感じられる季節。「疲れたなぁ」って思ったら、WUUでひと休み、ひと休み♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪11月3日(金曜日・祝日)
伊藤銀次&杉 真理『トライアングルの軌跡』ツアー 2017
伊藤銀次(vo,gt) 杉 真理(vo,gt)
サポート:坂本 洋(key) 藤田哲也(b) 橋本 哲(gt) 杉 未来(dr)
●Open 17:00 Start 18:00
● 前売・予約¥6000 / 当日¥6500 +ドリンク代
 ※入場整理番号付き

デビュー45周年を迎えた伊藤銀次さん&デビュー40周年を迎えた杉真理さん。豪華サポートメンバーとともに『トライアングルの軌跡』ツアーで、WUUにやってきます! 軌跡……と耳にしただけで、あんな曲やこんな曲が頭の中に鳴り響く人も多いのでは? 今は天国にいる大瀧詠一さんに見いだされ、ナイアガラ・トライアングルvol.1およびVOL.2のメンバーとして活動したキャリアがつながっての今、その軌跡を目の当たりにできるライブになりそうです。色あせない極上のポップス、ステージ上の杉親子のように、親子2世代での観覧も大歓迎♪

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♪11月23日(木曜日/祝日)
フェビアン・レザ・パネ ソロピアノ
出演:フェビアン・レザ・パネ
●Open 16:30 Start 17:00
●前売・予約¥3500 / 当日¥4000 +ドリンク代

パネさんのピアノ、聴いたことありますか? その繊細で緻密なタッチから紡ぎ出される音色は唯一無二、他の追随を許しません。というより、だれにも真似ができないものです。なぜならばパネさんのタッチは、天性のものだから。練習を積んだ末にテクニックを得たのではなく、持って生まれたものなのです。だから「どうして、あのような素晴らしい音が出せるのですか?」と尋ねられても、「わからない」が答えになってしまうと、前に話を聞かせてくれました。その音がどんな音なのか――ぜひ聴いて確かめてください。納得できるはずです♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年09月15日

【9月のWUUギャラリー 山下昭子さん】

山下さんワイヤーアート*****
9月のWUUギャラリーは、山下昭子さんによる「ワイヤーアート展」です。
ワイヤーアートは、文字通り針金の作品。WUUの壁面には、山下さんの手で形作られ、命を吹き込まれたワイヤーアートが躍動しています。玉乗りをする人もいればトランペット吹きもいるし、ナイスバディを誇る女性、おしゃれな服をまとったレディ、音符にグラスと、本当に賑やか。一筆書きのような感じで大胆に針金を細工しながらも表現は繊細で、壁に近づいたり離れたりしながら観賞する私は、ただ唸るのみです。
さらにおもしろいなと感じたのが、影の効果。飾られている作品は平面的といえば平面的なのですが、壁に密着させているわけではないので、光の具合により、作品の下にうっすらと影ができます。ぱっと見たときには「ワイヤーを二重にして制作したのかな?」と思ったのですが、そうではなくて影。その影がとてもいい味わいを醸し出しているのです。作品に温かみを添えているとでもいいましょうか。
アートというと、ついつい身構えてしまいがちですが、山下さんが楽しみながら制作している様子も伝わってきました。そして、身近にある手ごろな素材でも、素晴らしい表現ができるのだということを実感しました。

そうそう、もうひとつだけどうしてもお伝えしたいことがあります。それは「人の縁」。今回の展示は、WUUでもライブをしているジャズヴォーカルブループ「すとりんぐびーんず」とのつながりから生まれました。人と人のつながりは、WUUが大事にしていることでもあります。そんな縁も、ぜひ作品展で感じ取っていただければ。

展示期間は9月30日までです。観賞はライブ開催日以外でもできますが、お店が閉まっていることもあります。事前に電話にてお問い合わせのうえお出かけください。

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年09月14日

【ピックアップWUUライブ!/10月】

♪食欲の秋、読書の秋、そしてアートの秋! 10月のWUUも、ステキなライブが目白押しです♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪10月16日(月曜日)
Tango Special Live presented by Studio WUU
北村 聡(bandoneon) 吉田篤(vln) 丸野綾子(pf)
●Open 13:00 Start 14:00
●前売・予約¥3500 / 当日¥4000 +ドリンク代
 ※入場整理番号付き

毎年、秋に開催されるアートラインかしわの一環、WUUプレゼンツタンゴライブの1本目は、「タンゴといえば、この方!」という3人が顔を揃えます。繊細で美しい音色を聴かせてくれるバンドネオンの北村さん、アグレッシブな演奏で聴き手を引き込むヴァイオリンの吉田さん、しっかりとリズムキープをしながらグリッサンドで華を添えるピアノの丸野さん。演奏予定の曲目には「ブエノスアイレスの秋」「エル・チョクロ」など、誰もが耳にしたことのある名曲が並びます。秋の日の昼下がり、WUUでタンゴの世界へ旅しませんか♪

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♪10月28日(土曜日)
あのセンチメンタル・シティ・ロマンスの3人が集まって:3センチ
<3センチLIVE!>
中野督夫 (vo,gt) 細井 豊 (kb,vo) 種田博之 (gt,bass,vo) 
●Open 18:30 Start 19:30
●前売・予約 ¥3000 / 当日¥3500 +ドリンク代
 ※入場整理番号付き

1970年代に「青春!」を過ごした方にとっては涙モノのバンド、「センチメンタル・シティ・ロマンス」、通称「センチ」。1973年の結成といいますから、なんと40年以上の活動歴を誇ります。そんな5人の中から、結成時のメンバーである中野さんと細井さん、いちばん新しいメンバーの種田さんがWUUに登場です。その名も、3人のセンチで「3センチ」だなんて、ユーモアたっぷり。こういうセンスが、長く活動を続ける秘訣なのかなあなどと思うわけですが、そんな理屈は抜きにして、聴く人すべてを幸せにしてくれることだけは太鼓判です。ぜひ♪


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♪10月29日(日曜日)
Tango Special Live presented by Studio WUU
須藤信一郎(pf) 鈴木 崇朗(たかとき)(bandoneon)
●Open 13:30 Start 14:00
●予約¥3000 / 当日¥3500 +ドリンク代

アートラインかしわの一環、WUUプレゼンツタンゴライブの2本目は、男性2人のDUOです。ヴィンテージのキーボード収集が趣味という顔を持ちながら「実はタンゴ弾き!」というピアニストの須藤さん、1本目に出演の北村さん同様、タンゴバンドや演奏では欠かせない存在であるバンドネオン奏者の鈴木さん。2人のコラボには、何か思わぬ化学反応が起きるのではないかという予感が……。なぜだかワクワクします。そして、この予感ははずれないという確信があります。日曜日の昼下がり、ご家族、お友だち、もちろんおひとり様でも♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年08月11日

【ピックアップWUUライブ!/9月】

♪近年の日本は、9月になっても、まだまだ夏! 暑さしのぎには、WUUの音楽がおすすめです♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪9月3日(日曜日)
"山本恭司 弾き語り弾きまくりギター三昧 in 柏"〜アコースティック、エレキギターを駆使し、独自の世界を紡ぎあげる贅沢なソロ・ライヴ〜
出演=山本恭司 (vo,gt)
●Open 16:00 Start 17:00
●前売・予約¥4500 / 当日¥5000 +ドリンク代
 ※入場整理番号付き

BOWWOWからVOW WOWへ、解散後もソロ活動やユニット活動でロックギタリストの最前線を走り続けている山本恭司さん、ついにWUU初出演です! 2016年にはデビュー40周年を迎えたベテラン中のベテランの演奏は、40年前の若者の心も現代の若者の心も、ガッシリつかんで放しません。この日のWUUは、外の残暑よりも暑くなること必至です。こんなに間近で聴ける音色、目にできるテクニック、ぜひぜひ一緒に楽しみましょう♪

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♪9月21日(木曜日)
ピアニストAkiko X4
出演=武藤晶子(pf) 秋山暁子(pf) 外山安樹子(pf) 中島明子(pf)
●Open 18:30 Start 19:00
●予約¥2500 / 当日¥2800 +ドリンク代

WUUでおなじみの4人の女性ピアニスト”Akiko”さんが集合します。名前の読みは同じでも、漢字にしたら全員が違う漢字ですし、演奏の持ち味もそれぞれ。誰が弾いても同じ音が出ると思われがちなピアノですが、実は弾く人によって、かなり音色が変わります。よく「人柄が出る」と言いますが、そんな聴き比べも楽しそうな各々のソロタイムと、今はまだ内緒の企画タイムで構成されるとか。4人のピアニストが揃うということ自体が、意外とレア。おすすめです♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年08月10日

<須藤信一郎のビンテージキーボードライブ!>(8/4) 須藤信一郎(kb) 川島佑介(dr)

須藤ビンテージKB
WUUではピアニストとして知られている須藤信一郎さん、ご本人が語ったところによると、趣味でキーボードを集めているのだとか。というわけで、ご自宅からコレクションを運んで開催されたビンテージキーボードライブ、2回目となる今回、登場したのは『YAMAHA Organ YC-25D しかもレアな青』と『Fender Rhodes Suitcase』の2台!……と軽々しく書いてはいけないと思うくらい貴重で、なおかつ重たい楽器です。
楽器について簡単にご紹介しますと、YAMAHAのキーボードは、YAMAHAを語るにはずせない商品のひとつ「エレクトーン」の前身だとのこと。初期のエレクトーンをご存知の方にはおなじみのカラフルなレバーがついています。このレバーを上げ下げして、音を作るという仕組みが懐かしい!
一方のFenderは、ギターで有名なフェンダー社の製品で、ぱっと見のイメージは箱型のオルガン。調べたところによると、運搬を考慮し、スーツケース型のトランクに収納する仕様になっているのだそうです。

この2台のキーボード&グランドピアノを操る須藤さんと、須藤さんが絶大な信頼を寄せるドラマー・川島佑介さんによるライブは、言葉にするなら「音の絵」。キーボード、ピアノ、ドラムセットのさまざまな音色がきれいに重なり合って、鮮やかな絵を描き上げていきます。
楽器のことはあまり詳しくないのですが、Fender とYAMAHAをくらべると、個人的な印象としてはYAMAHAのほうがはっきりした音色、Fenderは少しくぐもったまろやかな感じの音色。ですが、どちらにも何とも言えない温もりがありました。それは、演奏する須藤さんの楽器への愛、当時の楽器製作者の愛、双方のなせるワザに違いありません。

演奏曲目は、須藤さんの自作曲、川島さんの自作曲のほか、即興やカバーなどを織りまぜて。自作曲については、曲に込めた思いやエピソードを語ってくれ、それがまた楽しさ満点でした。例えば、須藤さんの「いつか」。「いつか、こうなるといいな」「いつか、こうなってほしいな」という願いがかなうように、勢いをもって作ったのだそうです。なるほど、思いをかなえるためには、前のめりの勢いは大事。
川島さんのエピソードでおもしろかったのが「リバーアイランド」という曲です。ボストンの音楽大学時代に課題で作ったそうですが、タイトルを日本語にすると、ずばり「川島」! ご自身の名前を密かにタイトルにするという趣向になっています。なぜそうしたかの理由も語ってくれましたが、その件につきましては、機会がありましたらぜひ、直接ご本人に聞いてみてください。

もうひとつ、とても印象深かった曲があります。Medeski Martin & Woodのカバーで「バブルハウス」。基本は、4小節。その4小節を、早くしたり遅くしたり、なんだりかんだりしながら演奏するという趣向がユニークで、気づいたら、手に汗握って、聴き入っていました。キーボードのレバーを操作する須藤さんの手さばきも、さすが。

時代を超えて音を紡ぎ出すキーボード、きらびやかなピアノ、キレ味のあるドラムにアクセントを添えたウッドブロック、楽器の魅力と個々人の魅力がぎゅっと詰まったライブに、終演後は「楽しかったー」という声が多々。なかなかお目にかかれないタイプのライブということもあり、キーボードの重たさを克服して、ぜひ3回目を……と、切に願います♪

文/フリーライター・たいらくのぶこ
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2017年07月25日

〜日本のJAZZスタンダード曲を探す旅 vol.15〜(7/14)

日本ジャズ
出演=佐藤洋祐(sax) 小幡英司(gt) 秋山暁子(pf) 

唱歌、昭和歌謡、演歌からJ-POPまで、日本の曲をジャズアレンジで聴かせるという趣向のライブ。海外での演奏経験豊富なサックス奏者の佐藤さん&ギタリストの小幡さん、柏在住の癒し系ピアニスト秋山さんのトリオによる演奏は回を重ね、ファンを増やし、この日は、初の昼・夜2公演での開催となりました。その昼の部の様子をご紹介します。

会場の雰囲気は、昭和のジャズ喫茶……といったところでしょうか。映画などで見た経験しかありませんが、ゆったりとくつろいだムードが漂っています。
そもそもは「自由な音楽」として、アメリカで生まれたジャズ。クラシックは、残された楽譜を読み解きながら、作曲家の意図したところを再現しようとする音楽ですが、ジャズは逆です。元になるメロディーにどんなコードを振るか、どんな音で展開するかは、演奏者の感性次第。だからこそ、佐藤さんいわく「同じ演奏は2度とありません。今日の演奏は、今日このときだけのもの」。
さて、ライブです。唱歌や演歌をジャズにするというのは、頭の中ではなかなかイメージしにくい面がありますが、3人の手にかかると、なんともおしゃれに大変身。不協和音が粋に響くコードを添えられたり、装飾音が施されたり、まったく新しい音楽として耳に響きます。その新しさが、意外性だけでなく心地好さも提供してくれたのは、3人が奏でる音の底にある温もりと優しさ、そして3人をつなぐ信頼感ゆえ。
セットリストを決めず、ステージ上で曲を選びながら進行していったライブ、「今日、初めて合わせます」という実験的な曲目も含めた演奏曲の中から、抜粋してご紹介します。

♪みかんの花咲く丘
サックスソロのイントロでスタートした1曲目。原曲のしっとりとした良さを生かしたアレンジ、各人のソロ回し、ジャズらしいエンディングが◎。

♪雨の慕情
八代亜紀さんの大ヒット曲、演歌を佐藤さんのボーカルにて。スウィング風のノリがなんとも新鮮で、かっこいい! 歌に重なるギター、バッキングのピアノで、3人ならではの世界観を見せてくれました。

♪ずいずいずっころばし
手遊び歌として知られる曲が、複雑なリズムに乗せて見事なジャズに。この曲、メロディーは単純でおどけた感じですが、詞の内容は、なかなか恐いのですが、そんなおどろおどろしさも表現した演奏でした。

♪浜辺の歌
「大好きなハービー・ハンコックだったらこんなふうに演奏するんじゃないかなとイメージをふくらませてアレンジしてみた」と、佐藤さん。サックスをフルートに持ち替え、ジャジーなコード進行で聴かせてくれました。個人的には「ゆったりした子守唄のよう」と感じた曲です。

♪花笠音頭
初めて合わせるという曲、ステージ上での即興にて。ジャズの神髄に触れた気がします。

♪七つの子
モダンなアレンジに、カラスもびっくり、私もびっくり。

♪男はつらいよ
新曲だとのこと。フーテンの寅さんを、佐藤さんのピアノ&ボーカル、秋山さんの鍵ハモ、そして安定感ある小幡さんのギターにて聴かせてくれました。イントロのメロディーを奏でた鍵ハモが、ムードたっぷりです。

♪かごめかごめ
ワンツースリーフォーのカウントで入ること自体が驚きの「かごめかごめ」。そのまま演奏したら数十秒で終わってしまう短い曲が、それぞれのソロや掛け合いを絡めることで聴きごたえある曲になりました。

♪今日の日はさようなら
アンコールにて。手拍子&佐藤さんの歌唱リードで、心をひとつに。ステージと会場との一体感、回るミラーボール、心ニクイ演出でした。

レパートリーを増やしながら、進化してきたトリオ。8月は15日(火曜日)の昼間、9月は12日(火曜日)の夜、WUUでのライブが決まっています。イントロを聴きながら、何の曲かを当てる「勝手にひとりで曲当てクイズ」も、密かな楽しみ方のひとつ。ぜひ、3人の魅力に触れてみてください♪

文/フリーライター・たいらくのぶこ
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