2017年06月17日

【ピックアップWUUライブ!/7月】

♪じめじめした日もじりじりする日も、冷たいドリンクと心地好い音楽でさわやかな時間を♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪7月5日(水曜日)
『是方博邦Rocket Jam』
是方博邦(g)  田中晋吾(b)  坂東 慧(dr)
●Open 18:30 Start 19:30
●前売・予約¥3800 / 当日¥4300 +ドリンク代
※入場整理番号付き

井上陽水、桑名正博、高中正義、松岡直也……と、ここには書ききれないほどのミュージシャンと演奏を共にし、「野獣王国」のギタリストとしても名をとどろかせる是方博邦さん。T−スクエアのドラムを務める坂東慧さん、T−スクエアのサポートベーシスト田中晋吾さん、2人の若手とトリオを組んでWUUに登場です。その名も、パワーインストユニット「Rocket Jam」。勢いと熱さが、びしばしと伝わってきます。ギター好き、インスト好き、そして音楽好きの方、必聴です♪

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♪7月23日(日曜日)
ウェイウェイ・ウー デビュー15周年記念「Legacy」 ライブ IN 柏 
WeiWei Wuu (二胡)森丘ヒロキ(pf)
●Open 15:00 Start 16:00
●前売・予約¥4000 / 当日¥4500 +ドリンク代
※未就学児入場不可

柔らかい温もりに満ちた二胡の音色、その第一人者であるウェイウェイ・ウーさん。4月にリリースしたデビュー15周年記念のアルバムを携え、気心の知れたピアニスト森丘ヒロキさんとともにWUUにやってきます。オリジナル曲はもちろんのこと、クラシックからポップスまでという幅広いレパートリーは、二胡の可能性を追求し、新たな世界を切り開かんとする姿勢の賜物です。全身から思いがあふれる演奏、触れてみませんか。日曜日の午後、癒しのひとときを♪

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♪7月29日(土曜日)
巨勢典子(こせのりこ)(pf)
●Open 18:00 Start 19:00
●予約 ¥2500 /当日 ¥3000 + ドリンク代

Steinwayの新たな弾き手がまたひとり増えます。ピアニスト・作曲家の巨勢典子さんが、WUUに初出演。同時多発テロから1年が経った2002年、「追悼と平和への祈り」のイベントで、テーマ曲「Peace on Earth」を発表、以降、ヒーリング・ニューエイジ系のピアニストとして活動を続けています。自然や里山をテーマにしたテレビ番組の音楽制作を手掛けるなど、聴く人の心にそっと寄り添うメロディーと音色が持ち味。ぜひ間近で、その感性に触れてみてください♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
https://twitter.com/no_booko


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2017年06月08日

<神保彰ワンマンオーケストラ ドラムからくり全国行脚2017>(6/3) 出演=神保 彰(drs)

Jimbo1Jimbo2
‘80年代のフュージョンブームを牽引したバンド・カシオペアのドラマーだった神保彰さんによるワンマンオーケストラ。文字通り、たったひとりでオーケストラに匹敵する演奏を聴かせてくれるという趣向のライブです。それはもう「至高の芸術」。ドラムの音とリズムはもちろん、弦楽器の音も管楽器の音も鍵盤楽器の音も……あらゆる音とメロディー、リズムを重ね合わせていったのは、神保さんの両手と両脚です。

もう少し詳しく説明すると、ドラムパーツのひとつひとつにセンサーが取り付けてあり、例えばスネアを叩くとスネアの音と一緒に、あらかじめプログラムされた楽器の音色とメロディーが出るという仕組みになっているのだそうです。8ビートで叩けば8分音符のメロディーになり、4ビートで叩けば4分音符のメロディーになる――つまり、叩くことでリズムとメロディー、音色を操作しているわけですが、バンドでもオーケストラでも、すべての楽器が同じリズムとメロディーを奏でることはありません。ということは、例えば神保さんの場合、右手は主旋律のメロディーが浮き出るように叩き、左手はハーモニーを叩き、右足は別の音、左足も別の音と、まったく違う動きでリズムを取りながら音を重ねていくということです。さらには、「このパーツを5回叩いたら鈴の音が鳴る」というように、セットリストのすべてが細かくプログラム設定されているのだとか。つまり、どこかでちょっとでもミスをしたら、曲が崩れてしまうということです。なのに、緊張するどころか、笑みすら浮かべて縦横無尽に動く手。その残像は、阿修羅像あるいは千手観音のごときで、後光すらさしていました。録音や自動演奏は一切使わず、音のすべてを自分の手足で操作して重ね合わせた神保さんのテクニック、最近の言葉で表現するなら、まさしく「神ってる」。
カシオペアナンバー、映画音楽、クラシックなどなどジャンルを超えたおなじみの曲で構成された素晴らしいステージから、ピックアップしてご紹介します。

♪Earth Wind & Fire Medley
「宇宙のファンタジー」を含むアースのおしゃれなナンバーをメドレーで。もちろん、バンドならではの音の厚みも再現し、観客席は大喝采です。

♪USJアドベンチャーメドレー
神保さんいわく「ライブが始まって10数分なのに、早くも山場を迎えました」。「ET」「Jurassic Park」「Harry Potter」、USJでおなじみの曲をメドレーで聴かせてくれました。時間にしてなんと20分強! 繰り出される音楽、神保さんのワザに目が釘付けです。

♪Truth→Asayake
「Truth」は、カシオペアと共に一世を風靡したフュージョンバンド・T-Squareの、「Asayake」はカシオペアの、それぞれ代表曲です。カンペキなバンドサウンド、「Asayake」では観客がキメのアクションを。神保さんも嬉しそうでした。

♪Symphony NO.9→Symphony NO.5
作曲者はベートーベン。年末の定番「喜びの歌」、通称「第九」を含む交響曲第9番と、「運命」で知られる交響曲第5番。耳に聴こえてくるのは壮大なオーケストラの音、目の前にいるのは神保さんひとり! 「運命」の細かい掛け合いの音、流れ、素晴らしかったです。まさしく神。

♪Michael Jackson Medley
マイケル・ジャクソンメドレーは、プリンスの曲もまじえて8曲。クラシックで荘厳な音を紡ぎ出したかと思えば、ソウル・ファンク系のノリで観客を楽しませます♪

♪Mambo Medley
メドレーの曲に「ウー(WUU)!」「アキーラ!」「ジンボ!」の合いの手を入れて大盛り上がり。楽しい仕掛けにみんな笑顔です。

♪Pirates Of The Caribbean
ワンマンオーケストラのラストは、この曲に決めているとのこと。アップテンポの哀愁を帯びたメロディー、演奏は、かっこよすぎて言葉になりません。7月に公開される新作映画のパンフレットには、依頼されてコメントを寄せているそうです。

♪Mission Impossible
アンコールにて。持てるワザのすべてを披露する姿に、会場は大歓声に包まれました。

スリムなスタイル、穏やかで気さくな人柄も印象的だった神保さん。機会があれば、ワンマンオーケストラを始めたきっかけ、曲をアレンジする過程など、お話を伺ってみたいものです。そして、来年もぜひお目にかかりたい! WUUで恒例になりつつある2daysのライブ、楽しみにしています♪

文/たいらくのぶこ(ライター)
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2017年05月30日

イ・デ・ン・シTOUR 2017おかしな夜〜アコスペシャル編〜(5/27)

はね1
羽根web..net=さくぽん(vo,key) GUN-Z(b)
サポート=松浦大樹(dr) 大図直樹(g) 松下ぱなお(per)

生命(いのち)の深さに思いを馳せる、見えない存在に寄り添う、等身大の女の子の気持ちを語る、妄想を形にする――言葉と音を自在に操り、多彩な世界を描き出す羽根web..net(はねうぇぶどっとどっとねっと)。「どんなバンド?」と尋ねられたら、迷わず「万華鏡のよう」と答えます。
ちょっと角度を変えるだけで瞬間的にまったく異なる模様を見せてくれる万華鏡。思わず知らず心奪われ、時間を忘れて見入ってしまう魔力がある――羽根web..netの場合は、さくぽんちゃんが持つ類稀なる創造力と想像力、そしてGUN-Zさんのアレンジ・プロデュース力の賜物です。
さらにこの日のライブには、2人が生み出す世界をきっちり理解したドラム・松浦さん、ギター・大図さん、パーカッション・松下さんが「これしかない!」という音をプラス。音楽的な完成度とクオリティの高さは、武道館を揺るがすアーティストにも引けを取りません。実際、WUUのステージが、そのまま武道館に移動したとしても違和感ないくらいのパフォーマンスを見せてくれました。
ライブで披露された楽曲のメインは、価格0円(!)で2017年3月にリリースしたアルバム「イ・デ・ン・シ」の収録曲。ポップでサイケ、しっとりしんみり、おもちゃ箱のようにバラエティに富みながら、決してバラバラではなく、どこをすくい上げても間違いなく「羽根web..netである」という表現力と存在感は見事でした。実際はシャイかもしれない女の子が、束縛から解き放たれて伸びやかに舞ったステージ、全曲をご紹介します。

♪遺伝子組換えニンゲン
科学の発展という華やかさの裏にある恐さを、コミカルに突いた歌詞、メロディーが秀逸。

♪おかし
不思議な浮遊感に満ちた曲。言葉遊びのような歌詞も◎。

♪ウイルスパリード
ウイルスもびっくり、ウイルスが主役のマーチ。鋭い視点に唸ります。さりげなく音が下降するエンディングがおしゃれ。

♪おまじない
聴きながら妖しい魔力に絡め取られたサイケデリックな曲。ステージ上のさくぽんちゃんは、このとき間違いなく魔女でした。

♪溶けない氷
ポップでリズミカル、ちょっぴり女の子チックな曲は手拍子で盛り上がりました。ライブ終了後に「溶けない氷が入っているCDが欲しいんですけど」とGUN-Zさんに話しかけている人を目撃。ファーストアルバム「カメレオン」に収録されています。

♪水曜日は雨模様
自分の気持ちに素直に向き合い、小さな一歩を踏み出すことで見えてくることがある……と、そっと背中を押してくれる曲。その押し方が心ニクイ。

♪小さなトカゲ
内面吐露系。「生きていれば沈む日もある」、心と向き合う静かな眼差しで言葉が紡がれていきます。

♪oshibaba
とらえられそうでとらえられない不思議な歌詞と構成。それは決して難解ということではなく、羽根web..netワールドの魅力のひとつです。

♪dejavu!
この曲が織りなすのは、異空間。ライブ中に取ったメモには「X-JAPANに負けない」と書いてあります。めくるめくライト、ミラーボールも華を添えました。

♪チリンドット
遊園地の楽しさを凝縮したような曲。聴いているうちに、自然と笑顔に♪

♪教えてエジソン!
コミカルでダンサンブルなナンバー。天国のエジソンの苦笑いが目に浮かぶよう。独創的なアプローチがステキです。

♪いつかロボットの世界がやってきて
歌う前に、曲に込めた思いを切々と語った、さくぽんちゃん。それでなくても、弱った心にしみ入る歌詞とメロディー、泣けました。苦しさを味わいたいとは思わないけれど、でも、苦しさを味わえることこそ、人として生きている証なのかもしれません。

♪通り道
アンコールの1曲目は、ファーストアルバム「カメレオン」より。老若男女、だれもが感じるであろう迷いや悩みに、そっと寄り添います。

♪ちきゅうは夢を見る
壮大なバラード。さくぽんちゃんの「今の思い」が、じわじわと伝わってくるようでした。生きていくことへの問いかけでもあるような……。キーボード、ベース、ドラム、ギター、パーカッションによるオーケストラ演奏を思わせるエンディングが秀逸。素晴らしかったです。

天気予報風に言えば「キュート、時々セクシー、のち、さわやか」な、さくぽんちゃんの歌声。そんな彼女を安定した演奏で支えたGUN-Zさん。冒頭で語ったように、2人合わせて万華鏡のような魅力を持つ羽根web..net。一緒に過ごせた時間に心より感謝です。

文/たいらくのぶこ(ライター)
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2017年05月24日

【ピックアップWUUライブ!/6月後半】

♪生の音楽は、刺激的。梅雨で気持ちがどんよりしたら、WUUで音の刺激をどうぞ♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪6月24日(土曜日)
TRINITE meets Mariko Tanigawa ーLivePaintingLiveー
Trinite (トリニテ)=shezoo (pf,作編曲) 壷井彰久(vl) 小森慶子(cl) 小林武文(per)  Guest=タニガワ マリコ(画家)
●Open 18:30 Start 19:30
●予約¥3000 / 当日¥3500 +ドリンク代

Shezoo(シズ)さん率いるトリニテの音楽に乗せて、画家タニガワマリコさんが即興でペインティングするというコラボレーションライブ。人間ワザとは思えない演奏技術、ジャンルにくくられない音の流れが紡ぎ出す「トリニテならではの美」を、タニガワさんがどのように表現していくのか――耳と目で楽しめる……を超えて、脳にたくさんの刺激がもらえるという予感に満ちています。音と色から芸術作品が生まれる現場の空気に触れたら、自分の中の何かが変わるはず♪

♪6月30日(金曜日)
<今宵、このうた。>
木下ときわ(vo)  中島明子(pf) 新美博允(g)
●Open 18:30 Start 19:30
●予約¥2500 / 当日¥2800 +ドリンク代

大らかで温もりのある声で、楽曲の本質をシンプルに表現するボーカリスト、木下ときわさん。WUUでは、ギタリストである新美博允さんとのコンビでおなじみですが、今回はジャズピアニストの中島明子さんが参加し、いつものときわさんとはちょっと違った一面に触れることができそうです。中島さんは、ご自身も歌う方であり、弾き語りの楽譜集を数多く出版している――ということで、歌い手を引き立てるピアノ演奏は、お手の物。楽しみな初顔合わせです♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
https://twitter.com/no_booko


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2017年05月17日

かなりやとうばんワンマンライブ「線路は続くよ」(5/13)出演:かなりやとうばん(榊原有菜、浅見昂生)

かなりやとうばん ゲスト:リズムとうばん(ハセタクfromマチルダマーチ) バイオリンとうばん(ゆさfromゆさそば)

かなりやとうばん。ユニット名の由来は、童謡「歌をわすれたカナリヤ」にちなみ、「自分たちが歌を忘れたカナリヤにならないように」という思いから。「係」でもなく「部」でもなく「当番」というスタンスで、童謡、唱歌、フォークソングや洋楽スタンダードを独自のアレンジとパフォーマンスで演奏するスタイルを持ち味としています。が、見事だなと思うのは、もともとの楽曲が持つ良さや雰囲気を決して損なわずに、かなりやとうばんならではの世界を構築してみせること。しかも、クオリティの高さがあります。
もうひとつ魅力として挙げたいのが、2人が醸し出す空気感です。押しつけがましさがなく、暑苦しさもない――フラットな心地好さに包まれます。きっとそれは、2人が各々の役割分担、つまり、「とうばん」に徹しているから。まっすぐに伸びる澄んだ歌声、凛とした立ち姿、新体操仕込みのパフォーマンスで表情豊かに観客を引き込む歌とうばん(メインボーカル)の榊原有菜さん、しゃしゃり出ることはしないけれど確かな存在感があるという絶妙のバランスで演奏をこなし、ステージを支える音楽とうばん(ギター&コーラス)の浅見昴生さん。お互いの立ち位置を尊重して邪魔しない姿勢が、そのまま聴き手に伝わってくるような気がしました。
そんな2人の演奏に彩りを添えたのが、リズムとうばんのハセタクさん、バイオリンとうばんのゆささん。ハセタクさんのドライな雰囲気と、ゆささんの明るい音色が「かなりやカラー」にぴったりマッチして、終始なごやかなムード。2部構成で、初のオリジナル曲オンリーステージも披露してくれたライブから、曲目をピックアップしてご紹介します。

1部(童謡・唱歌など)
♪花(withハセタク)
「♪春のうららの〜」で始まるおなじみの曲を、ギターとパーカッションの伴奏で聴かせてくれました。ポップなアレンジ、なのに原曲の雰囲気も十分に生きている点が、本当に見事。合唱部経験のある有菜さんの声は、こういった曲調に合いますし、振りつけも優雅でステキでした。

♪月の砂漠
余分なものをそぎ落としたシンプルな構成にて。歌唱力と表現力がないと難しいアレンジで観客を魅了したステージは、言葉にしがたい透明感に満ちていました。

♪証城寺の狸囃子
かなりやとうばんの活動は、この曲から始まったとか。楽しさいっぱいのアレンジ、何気にセクシーな有菜さんのタンバリンさばきがポイント。ちなみに、オカリナ、鍵盤ハーモニカ、鈴などなど多彩な楽器を操る有菜さんですが、いちばん好きな楽器はタンバリンだそう。所有している4本を、それぞれにつけた名前(エンジェルとかモアナとか)とともに紹介してくれました。

♪ずいずいずっころばし
単なる手遊び歌かと思いきや、さにあらず。楽曲を研究しつくしたお芝居仕立ての導入、不穏なイントロなど、歌の神髄に迫る完成度の高いアレンジが秀逸。

♪GLAMAOROUS SKY(withゆさ)
有菜さん、ゆささん、共に思い入れのある曲。童謡・唱歌とは異なる一面にちょっぴりドキドキしつつ、かわいらしい女子2人に見入り、ギターに聴き入りました。

2部(かなりやとうばん初の試み、オリジナルオンリー)
♪ちょっとだけ(withハセタク)
宇宙から見た地球がテーマ。奥深い詞、サビのフレーズが印象に残ります。何かに悩む人に贈りたい曲。

♪明日は今日と違うから
「弱かったころの自分が、だれかに気持ちをわかってほしくて書いた詞」と、有菜さん。思いのこもった歌声に、じんわり、しみじみ。

♪Mr.Phantom(with ゆさ&ハセタク)
刺激的で妖艶な世界は、童謡とはまるで別世界。かなりやとうばんのレパートリーの広さ、豊かな音楽性を目の当たりにしました。

♪祈りの歌(withゆさ&ハセタク)
ドラマのテーマになりそうなアップテンポの曲。パーカッションとバイオリンが小気味よく絡む中、全体を支える浅見さんのギターが冴え渡りました。

♪線路は続くよどこまでも(アンコールwithゆさ&ハセタク)
夢と希望を乗せて続く線路。かなりやとうばんの持ち味が生きる曲調・アレンジがGOOD! ライブの終わりを元気にしめくくってくれました。

まるでスライドを見ているかのように、曲ごとにまったく異なる情景を描き出してみせたライブ。歌詞に込められた思いや時代背景を読み解き、自分たちのものとして昇華する姿勢に裏打ちされたものだと感じました。アレンジには人知れずの悩みもあるのでしょうが、それを感じさせず、明るいオーラを放っていた有菜さん&浅見さん。古きよきものから新しいものを生み出す楽しさに触れ、「私も何か作りたーい」と思わずにはいられなかった帰り道。また、秋ごろにWUUでのステージを予定しているとか。今後の2人の進化が楽しみにしています♪

文/たいらくのぶこ(ライター)
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2017年05月09日

【ピックアップWUUライブ!/6月前半】

【ピックアップWUUライブ!/6月前半】♪梅雨どきもWUUはすっきりさわやか、ステキな音色と笑顔であなたをお出迎え♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪6月3日(土曜日)/4日(日曜日)
2DAYS<神保彰ワンマンオーケストラ ドラムからくり全国行脚2017>
出演:神保 彰(drs)
●3日…Open 17:00 Start 18:00
4日…Open 14:00 Start 15:00
●各日、前売・予約¥4000 / 当日¥4500 +ドリンク代
※高校生以下:前売・予約¥2000 / 当日¥2500 +ドリンク代
※入場整理番号付き

今年もWUUを驚きと興奮のるつぼに! ‘80年代のフュージョンブームを牽引したバンド・カシオペアに在籍、世界でも高い評価を得ているドラマーの神保彰さん、ワンマンオーケストラでWUUに登場です。文字通り、ひとりでオーケストラのごとき音数を叩き出すという、ドラムのからくり。「ミディードラムトリガーシステム」という機器を使って編み出した奏法では録音等は一切使わず、すべて神保さんがその場で音を作ります。Youtubeで見ても「すごい!」のですが、目の前で見たら、なおさら。ホールの遠いステージではなく、正真正銘、目の前で見られるチャンスです。ぜひ♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
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2017年04月23日

〜Tango & Gypsy Music〜(4/16) 出演:丸野綾子(ピアノ) 吉田篤(ヴァイオリン)

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IMG_0880日曜日の午後に開かれたタンゴとジプシー(正式にはロマ)音楽を楽しむひととき。「WUUで、ぜひ演奏を!」という熱い想いを胸に、東京バンドネオン倶楽部に所属する紳士が企画したライブです。
ピアノ演奏は、その紳士と10年以上の交流があるという丸野綾子さん。音楽大学時代にタンゴに魅せられ、演奏活動を始めたそうです。対するヴァイオリンは、クラシックとタンゴ、どちらのジャンルも得意とする吉田篤さん。コンビでの活動歴も長い2人、あ・うんの呼吸で決めどころはビシっと決め、聴かせどころはしっとりと聴かせながら、観客をぐいぐい引き込んでいきました。いったいどれだけの「ブラボー!」が、飛んだでしょうか。

ライブは、演奏曲目について、丁寧な解説を加えながら進行していきました。作曲家のこと、時代背景、曲に込められた思い、ご自身にまつわるエピソードなどなど。解説があると、曲への興味も増すというものです。
ピアノの音色は、どちらかというと硬質な感じ。低音部の連打やグリッサンドを駆使した伴奏で、華やかさを出していきます。一方のヴァイオリンは、哀愁を帯びて艶やか。むせび泣くような音色、鳥のさえずりなど、多種多彩な音色を紡ぎ出して聴かせてくれました。そんなステージの様子をちらりとご紹介します。

♪エル・チョクロ(とうもろこし)
1曲目は、アルゼンチンタンゴの名曲。挑発するかのように情熱的なヴァイオリンを、ピアノのリズムがしっかりと支えます。2人のアイコンタクトも、いい感じ♪

♪タンゲーラ
踊る……というより、「舞う」女性の姿が目に浮かぶ演奏でした。映像的といえばよいのでしょうか。ピアノのダイナミックな低音がGOODでした。

♪フロル・デ・リノ(亜麻の花)
情感あふれるヴァイオリンに寄り添う可憐なピアノ。まさに花のイメージの優雅なワルツです。

♪スール(南)
演奏を聴きながら、お芝居を見ているような心持ちに。ドラマチックなタンゴに、演奏する2人の心が込められたからに違いありません。

♪リベルタンゴ
おなじみ、ピアソラの名曲。ピアソラは、丸野さんがタンゴの世界に行くきっかけとなった作曲家だとのこと。
細かく震えるような音色で魅了するヴァイオリン、華やかにかき鳴らされるピアノ、うっとりと聴きほれました。エンディングの合わせも、息ぴったり。

♪ラ・クンパルシータ
休憩をはさんだ2部では、最初の3曲に「東京バンドネオン倶楽部」のメンバーが登場、丸野さん・吉田さんとの共演が実現しました。その3曲目が、超有名曲「ラ・クンパルシータ」。各パートの見せ場を盛り込んだアレンジ、よかったです。

♪エル・ディア・ケ・メ・キエラス(想いの届く日)
2曲演奏された丸野さんピアノソロの1曲。宝石のようなきらきらの音色が、印象的。特に高音、真珠の粒のようで、本当にきれいでした。

♪ジェラシー
丸野さんのピアノソロ後、客席の間をぬって演奏しながら吉田さん登場。心憎すぎる演出です。

♪ハンガリー舞曲第5番
お馴染みの名曲を、オリジナリティのあるアレンジで聴かせてくれました。メリハリ、呼吸感、最初から最後まで「ブラボー!」のひと言。

♪チャールダーシュ
2曲演奏されたアンコールのうちの1曲。たたみかけるように目にも止まらぬ速さでポジション移動をして音を繰り出すヴァイオリン、波のように静かに揺れるピアノ、動と静の対比も見事でした。

哀愁があって、華があって、だれもが楽しめるタンゴそしてジプシー音楽。日常を離れて異空間へといざなってくれたきらびやかな午後のひとときに感謝です♪

文/たいらくのぶこ(ライター)
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2017年04月17日

<各地に眠っている音楽やアートを"Jazzero Style"で皆様の元へお届け!>Jazzero Style(4/14) 企画・プロデュース:和田春 出演:三令、RENA

Jazzero
*****
ナゾに包まれていた「Jazzero Style」。WUUのスケジュールを見ても、Jazzero Styleのサイトを見てもナゾのままでしたが、当日、ようやく姿が見えました。
企画・プロデュースは、当日のナビゲート&ピアノ・キーボード演奏も担当した和田春さん。普段は作曲家である和田さんが、昨今のライブのあり方やアーティストの活動に関して、常々思っていたことを形にした、それがJazzero Style。単なるライブ、地域イベントではないコンセプトがあります。

・各地に眠っている音楽やアート、つまり、「もっと広く人々に知ってもらいたい!」というご当地アーティストの活動を応援し、発信していくこと。
・そのひとつの手段として、ライブの様子をインターネットで同時配信すること。
・ライブ会場には、音楽を聴くことのほかに食事をする楽しみもプラスすること。
・ライブは、着席でくつろいで観賞できるスタイルにすること。
・ライブ映像配信時にクラウドファンディングにてCD制作などアーティストの活動資金を募ること。

これらすべてを実現すべく準備を重ね、めでたき第1回……の前のプレ開催の場として、4月14日のWUUが選ばれたというわけです。

私が会場に着いたのは、お客様が思い思いに歓談しながら、お食事を楽しんでいるときでした。おしゃれに盛り付けられたワンプレートディナーは、この日限定のWUUママ特製。Jazzero Styleのスタッフがお客様をお迎えしてもてなすなど、ホテルのラウンジに紛れ込んだかのような、ちょっぴり華やかでくつろいだムードが印象的でした。

食事がひと段落ついたあたりでネット配信のためのカメラがスタンバイし、ライブスタート。出演は、和田さん一押しの柏の歌姫、三令(mirei)さんとRENAさんです。

最初にステージに上がったのは、三令さん。少女時代、剛力彩芽、橋本環奈などのバックコーラスも務めるなど、抜群の歌唱力を誇ります。「ピッチもリズムも、直すところがない」とは、和田さんほめちぎりの弁。
さらには、小学生のころからダンスを習っていたというだけあり、身のこなしがセクシーでキュート。ハロプロのダンスチームにも所属して場数を踏んでいたとのこと、自分の見せ方、お客様の楽しませ方をよく知っています。

一方のRENAさんは、2015年のKWC(カラオケワールドチャンピオンシップス)の日本代表、アジア大会準優勝、世界大会出場という輝かしい経歴の持ち主。歌のうまさは言うまでもないのですが、彼女ならではの個性があります。声にメッセージ性があるというのでしょうか。上手なだけではない、パワフルなだけではない、声そのものが持つメッセージ性――天性のものだと思いますが、どんな言葉で説明するよりも、ぜひ聴いてほしい声です。そういう意味では、ネット配信というのは、とても有効な手段に違いありません。

三令さん、RENAさん、オリジナル曲やカバー曲などを4曲ずつ歌った後に、コラボレーションで聴かせてくれた2曲は、’80年代後半に大ヒットしたWinkの「愛が止まらない」と、ユーミン(松任谷由実)の「ANNIVERSARY」。ギター、ベース、ドラム、SAX、そしてピアノ・キーボードという本格的なバンドをバックに生き生きと歌い、のびやかに自己表現した2人。ひとりでも多くの人に知ってほしいし、大きく羽ばたいてほしいとも思いました。

というわけで、無事に終えたプレイベント。「本格開催となる第1回も、柏で開ければ。その後は日本各地で開催しながら、インターネットで全世界配信していきたい」と語った和田さん。考えてみたら、Youtubeで世界に名を知らしめ、紅白歌合戦に出場した人もいる時代です。音楽の新たな可能性、そして柏が生んだ歌姫の魅力に触れた夜、今後の動きに注目です♪

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文/たいらくのぶこ(ライター)


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2017年04月08日

【ピックアップWUUライブ!/5月】

♪外に出るのが、気持ちよい季節。もちろん音楽を聴いても気持ちよい季節♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪5月5日(金曜日)
<須藤信一郎のビンテージキーボードライブ!>
須藤信一郎(kb) よしじまともひと(dr)
●Open 12:30 Start 13:00
●予約¥2500 / 当日¥3000 +ドリンク代

ピアニストとして活躍する須藤信一郎さんが、今ではなかなか目にすることも耳にすることもできないビンテージもののキーボードを持ち込み、キーボーディストとしての一面を披露してくれます。相棒は、ドラマーのよしじまともひとさん。
「ビンテージ」は、ただ古いものを指すだけでなく、古さの中に価値があるものに称される言葉。スケジュールページには、「ハモンドオルガンB-200、Combo Organ Ace Tone Top6、カシオトーンなどが登場」とあります。そうそう、憧れでした、ハモンドオルガン! こどもの日のお昼どき、懐かしの音色を生音でぜひ♪

*****
♪5月25日(木曜日)
<ジャズスタンダードの日本語バージョンが聞ける日>
■落合さとこ(vo) 秋山暁子(pf) 帆足昌太(b) てっしー(dr)
■鹿嶋敏行trio 竹内大輔(pf) 岩川峰人(b)
●Open 18:30 Start 19:30
●予約¥2500 / 当日¥2800 +ドリンク代

ジャズのスタンダードを日本語で。女性ボーカルと男性ボーカル、別バージョンで聴けるという趣向のライブです。
女性ボーカルの落合さとこさんは、ふだんはピアノ弾き語りスタイルで活動する温かな声の持ち主。この日は、WUUではおなじみのジャズミュージシャンをバックに、ボーカルに徹して聴かせてくれます。対する鹿島敏行さんの歌声は、ハスキーがかった柔らかさが魅力。ピアノの竹内さん、ベースの岩川さんの演奏に乗せて届けられる歌心に期待大。日本語ジャズの心地好さに包まれてみませんか♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
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〜写真とピアノのスペシャルイベント〜(3/25) 中村尚樹(写真&アート) 黒田亜樹(ピアノ)

コラボ2
コラボ1*****3月のWUUギャラリーで写真やアート作品の展示をしている中村尚樹さん&ミラノ在住のピアニスト・クロアキさんこと、黒田亜樹さんによるコラボレーションに足を運びました。ざっくりと言ってしまえば、中村さんが事前の打ち合わせなく提示した写真を見て、クロアキさんが受け取ったイメージをピアノで表現するという趣向のイベント。単なる風景のように見せかけつつ、実は中村さんの気持ちが込められた写真をクロアキさんがどのように受け止めてピアノの音色に変えるのか――私なぞには想像も及ばないことでしたが、目の前に繰り広げられたのは……。

「世界の中心でブラボーを叫ぶ」というくらいに素晴らしい演奏でした。印象派を思わせる美しい即興、サティや知られざるクラシックの名曲、「展覧会の絵」をモチーフにした演奏などなど、クロアキさんが奏でるメロディーは、写真が表現している世界を豊かに広げていきます。まるで、写真の周りを渦巻く音の宇宙に漂うかのよう。

さらに耳を奪われたのは、音色の豊かさです。ふんわりまろやかな音色、岩のようにゴツゴツした音色、地鳴りのように激しい音色、水の流れのような音色、穏やかな風を思わせる音色など、ピアノの音色を超えた音を繰り出したWUUのSteinway。その音を紡ぎ出したのは、紛れもなくクロアキさんの指であり、腕であり、全身です。「すごい」としか言いようがなく、後半は、メモを取ることも忘れて聴きほれてしまったほど。
それがお世辞でないことは、中村さんの言葉からも明らかです。「もしかしたら癒し系の音が来るんじゃないかなと想像していた」という風景写真。写真を撮りながら中村さんが感じた自然の厳しさを、クロアキさんもきっちりと受け止め、音にしてみせたのでした。写真は目で見るもの、ピアノは耳で聴くもの。違う五感を使うふたつの芸術が融合し、新たな芸術を成り立たせる、その現場に立ち会えたことは、感動のひと言です。自分のイメージできるものがすべてではない――イメージを超えた世界が存在することを目の当たりにしました。

ピアノの演奏が始まると、ものすごい集中力を見せるクロアキさんですが、演奏が終わると別人のようにくつろいだ様子で、中村さんや観客とおしゃべりする姿も印象的でした。写真にまつわるエピソード、イタリアと日本の文化の違い、バブルの終わりごろにCDデビューしたという経歴など、「へえー」な話題も盛りだくさんだったライブ。
中村さんは、今後も写真やアートの活動を展開していくとのこと。クロアキさんも、ミラノ在住でありながら、WUUを気に入ってくれた様子。観客みんなが前のめりになったイベントの再来に期待が持てそうです。ステキな時間をありがとうございました♪

https://twitter.com/no_booko
文/たいらくのぶこ(ライター)



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