2016年10月

2016年10月22日

【ピックアップWUUライブ!/11月後半】

♪生の音楽が身近で聴けるというのは、とても贅沢なこと。そんな贅沢なひとときを共に♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪11月19日(土曜日)
『秋に聴くコントラバスの調べ』
松江 佐知子(コントラバス) 宮澤 郁昭(pf)
●Open 13:00 Start 14:00
●前売・予約¥2800 / 当日¥3300 どちらも+ドリンク代

コントラバスは、どちらかというと主役になりにくい楽器かなと思っていたのですが、それは認識不足でした。堂々主役のステージを務めるのは、柏市出身・柏市在住のコントラバス奏者、松江佐知子さん。音楽大学を卒業後、関西の管弦楽団で活躍した後、地元の柏に戻って演奏活動に励むステキな女性です。チェロよりも低く、でも、しっかりと温もりと艶を保ったコントラバスの音色とピアノのコラボレーションは、まさしく「秋がいちばん似合う」という感じ。演奏の予定曲も、ジャンルにとらわれずに多岐に渡っているので、だれもが楽しめそう。ご家族でも、ぜひ♪

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♪11月25日(金曜日)
『WUUでフォークソング弾き語ろう会』
〜楽器や譜面を持ち寄ってみんなで歌おう!〜
案内役:彩文 透(from ONE-TRICK PONY)
●Open 18:30 Start 19:00
●参加/見学とも¥1500 (予約は不要)

6月の第0回に続き、めでたく第1回目開催の運びとなったフォークソングを弾いて歌う会。案内役は、フォークデュオONE-TRICK PONYのリーダー・彩文透氏。自ら歌い、ギター伴奏もしてくれ、さらにはフォークのうんちくを語りながら、楽しく場を盛り上げてくれます。もちろん、自分の楽器を持ってきてステージで弾いて歌ってもよいのです。歌いたい歌、聴きたい歌の楽譜を持ち寄って、フォーク少年・フォーク少女だったあのころに、しばし戻りませんか? 若者の挑戦(?)も大歓迎。参加者みんなでフォークソングを楽しみましょう♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
https://twitter.com/no_booko


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〜ティータイムライブ♪ピアノ×タップwithボーカル〜 須藤信一郎(pf) 丹精(tap) ゲスト:ERINA(vo)(10/16)

須藤丹精えりな2日曜日の昼下がり、ちょっと変わった趣向のライブが行われました。ピアニストの須藤信一郎さんと、タップダンサー丹精さん(本名だそうです。姓ではなく、名のほう)のコラボレーション。タップというと、何人かで音楽に合わせて踊って見せる群舞のようなイメージが強かったので、ピアノと1対1でどんなステージを作り上げるのか、とても楽しみでした。
観終えて感じたのは「なるほどなあ」という深い納得。美術で例えるなら、タッチの違う3人が、お互いの個性を尊重しながら協力して、1枚の絵を仕上げるという感じでしょうか。ピアノ、タップ、そしてボーカルゲストのERINAさん、それぞれがそれぞれの手法で自己表現しつつ、相手の思いも受け止めて呼応する――表現者としては、もちろん自己主張をするのだけれど、自分ひとりだけをアピールするのではなく、各々の良さを引き出し合おうという気持ちに満ちていました。
タップダンスのルーツには諸説あるようですが、丹精さんによると「言葉で語り合うことを禁じられていた黒人奴隷のコミュニケーションツールだった」とのこと。言葉の代わりに足を踏み鳴らし、その鳴らし方で会話をしたとのではないかと。それはつまり、ショーのように決まった型があるのではなく、ピアノならピアノ、歌なら歌、その場で相手が発した何かに対して自分の思いを返していくということ。丹精さんのタップは、まさしくそれでした。初めから終わりまで、即興だったのです。即興であんな動きができるとは……。
そして、ピアニストの須藤さん。タンゴ演奏の第一人者でありながら、ジャズからシャンソン、J-POPまで、ジャンルの枠を超えた演奏が持ち味です。オリジナル曲もあるし、即興演奏もお手のもの。丹精さんとの「会話」を楽しみながら演奏する姿も印象的でしたが、もうひとつ印象的だったのが、体の使い方です。体をどう使うかにはピアニストの個性が出ますし、体の使い方で音色も変わってきますが、須藤さんの上半身の動き、特に右手の動きは個性的だったなと思う私です。
ゲストのERINAさんは、幼稚園の先生からシンガーに転向したというだけあって、歌うことへの思い入れが伝わってきました。男性2人の間の可憐な「花」として、とてもステキなアクセントに……と、そんなステージから、ピックアップして曲目紹介です。

♪チョコレートマン
須藤さんのオリジナルを丹精さんとのタップで。時として「パーカッションか?」と思わせるタップの足技と、鍵盤の上を自由自在に行き来する須藤さんの手技とに目と耳を奪われていたら、丹精さんいわく「これは前菜です」。「これが前菜だとしたら、メインはどれほどのもの!?」と驚きでいっぱいの前菜でした。

♪Don’t know why
ボーカルにERINAさんを迎えて、3人で。静かなムードに映えるERINAさんの歌声、その魅力を引き出すピアノとタップの演出がステキでした。

♪Noctturna
アルゼンチンタンゴの曲をピアノとタップで。タイトルは「夜想曲(ノクターン)」という意味だそうですが、タンゴのノクターンは、リズミカルでスピーディー。複雑なリズムを操るピアノ、呼応するタップ、素晴らしかったです。

♪First Love
宇多田ヒカルの名曲をピアノとボーカルでしっとりと。切々と歌い上げるERINAさん、全身で音をコントロールする須藤さん、心に染み入りました。

♪milonga gris
「milonga=ミロンガ」はアルゼンチンタンゴのダンスの形式のひとつで、2/4拍子を基本にするとのこと。ですが、アクセントの置き方に特徴があるようで、リズムがどうなっているのかわからない……それほど激しいタンゴの演奏と、タップで観客を魅了。演奏終了後に「お互い体力勝負」と須藤さん。はい、すごかったです。

♪Close to you
カーペンターズの名曲を3人で。ジャジーなピアノ、柔らかい歌声、愛あるタップは、ライブのしめくくりにはピッタリ。

♪ポエムタイム
アンコールにて、丹精さんのソロコーナー。「ポエムタイム」と称しているそうで、タップに対する自分自身の思いを語り、その思いを表現するかのようなタップダンスを披露してくれました。表現者としてのこだわりが光っていました。

ポエムタイムの後、3人でもう1曲演奏してライブは終了。全体を通して、手拍子や歌で客席を巻き込むなど、曲ごとに聴かせ方や見せ方のパターンを変え「楽しませること」も意識した構成となっていました。激しいパフォーマンスもあったのに、心はほのぼの。不思議な魅力のあるライブでした。

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文/フリーライター たいらくのぶこ


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2016年10月07日

〜ティータイムライブ〜 武藤晶子 ピアノトリオ=武藤晶子(pf)大角一飛 (b)二本柳守 (drs)(9/27)

MutouAkikoライブハウスというと「夜」というイメージが強いかもしれませんが、WUUでは昼間のライブも充実しています。というわけで、ジャズピアニスト・武藤晶子さんのライブに足を運んでみました。
ジャズには演奏者の個性が出ますし、元の曲が何だかわからなくなるほど大胆なアレンジが施されることもあるので「難しい」と感じる人も多いようです。が、武藤さんトリオの演奏なら、ジャズ初心者にもおすすめ。ライブでは、世界的に広く知られている名曲を中心に、落ち着いた品のある音色を届けてくれました。午後のティータイム、生の音楽とともに過ごせるというのは、なかなか贅沢なこと。心豊かになります。
力みのない軽やかなタッチで、どことなくクラシックの香りを漂わせるピアノ、低音でリズムを支えながらソロでは存在感をアピールするベース、スティックとブラシで強弱のメリハリをつけながらピアノとの掛け合いでも魅せてくれたドラム。凝りすぎず、程よい加減で変化するアレンジが耳にも体にも心地好く、あっという間に時間は過ぎていきました。今回は「プログラムを作ってお配りしてみました」と、武藤さん。そんな配慮もステキだったライブから、何曲かご紹介します。

♪Days of Wine & Roses
ライブのスタートは「酒とバラの日々」の邦題で知られるジャズのスタンダードナンバーです。まろやかで優しい音色は「メロウなジャズ」といった印象。くつろぎのひとときに、ぴったりです。

♪風のささやき
映画「華麗なる賭け」の主題歌、ミシェル・ルグランの名曲です。イントロのきらきらと粒の揃ったピアノの音色がとってもきれいでした。少しずつ曲調を変えながら盛り上がっていくアレンジも華があって◎♪ 古き良き時代の空気を感じさせてくれました。

♪You must believe in Spring
「風のささやき」に続いて、ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」から、ミシェル・ルグランの曲をもうひとつ。品格のようなものが伝わる「大人の味わい」をたたえた演奏でした。

♪G線上のアリア
作曲者は、あのバッハ。タイトルは知らなくても、メロディーを聴いたことのない人はいないのでは? クラシックの有名曲をジャズで披露してくれました。原曲のメロディーのツボは押さえながら、おしゃれに変身した「G線上のアリア」。耳になじんだ曲ですが、とても新鮮に耳に響きます。武藤さんいわく「なんだかんだ言ってクラシックが好きなんです」。ほかのクラシック・ジャズバージョンも、ぜひ聴いてみたいものです。

♪慕情
広く知られている映画音楽。しっとりとしたピアノソロで耳をひきつけてから、ベースとドラムが入ってのリズミカルな展開に。ジャズならではの聴かせ方です。

♪トルコ風ブルーロンド
9/8拍子という独特の拍取りの曲。幾何学的というか数学的というか、クラシックや映画音楽とは異なる趣向に興味深いものがありました。最後の曲ということもあり、各パートでソロを回しながらの賑やかなエンディングに拍手喝采です。

「トルコ風ブルーロンド」の後、アンコールに応えてもう1曲。スタンダードナンバー、映画音楽、フラメンコ、クラシック等々、幅広いレパートリーで楽しませてくれたライブは終了となりましたが、その幅の広さが武藤さんの魅力でもあると、感じました。もちろん、いい気分転換にも。ありがとうございました♪

https://twitter.com/no_booko
文/フリーライター たいらくのぶこ


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2016年10月06日

【ピックアップWUUライブ!/11月前半】

♪外は寒さが増してきても、WUUから流れ出る音はいつも温かく、時には熱く!♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪11月9日(水曜日)
〜姜泰煥 Breath Passage 2016Tour〜
姜泰煥(as)中村明一(尺八)さがゆき(vo)
●Open 18:30 Start 19:30
●前売・予約 ¥3300 / 当日¥3800 どちらも+ドリンク代

1968年・20代のときに韓国最年少のビッグバンドリーダーを務めた経歴の持ち主、循環呼吸奏法の先駆者でもあるアルトサックス奏者・姜泰煥(かん・てーふぁん)氏。さまざまなミュージシャンと共演するツアーの一環で、WUUのステージにも登場します。WUUで一緒にステージに立つのは、バークリー音楽大学で作曲とジャズ理論を学び、独自に編み出した循環呼吸を駆使して演奏する尺八奏者の中村明一氏、「現代の巫女」と称される声を自由自在に操り、歌のみならず「声」の即興で聴く人をとりこにする、さがゆきさん。既存の枠にとらわれない三者の音が融合して描き出される世界、乞うご期待です。

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♪11月15日(火曜日)
<New Album "TOKYO'S BAD BOYS"発売記念公演>
JORIS POSTHUMUS GROUP=ヨリス・ポスティムス(as,ss) 徳田雄一郎(as) 柳 隼一(p) 徳田智史(b) 長谷川ガク(dr)
●Open 18:30 Start 19:30
●前売・予約¥3000 / 当日¥3500 どちらも+ドリンク代

オランダの代表的なサックス奏者、ヨリス・ポスティムス氏。2014年に初来日を果たしてツアーを敢行、そしてなんと今回は、ニューアルバムを携えてのツアーでWUUにやってきます。しかも、そのレコーディングに携わり、共にツアーを回るのは、ピアニストの柳隼一氏をはじめ、WUUのライブやセッションでおなじみ期待の若手たち。2014年の来日時に、ヨリス氏が感銘を受けたミュージシャンに声をかけてレコーディングをしたそうですが、視聴しての感想は「かっこいい」のひと言。オランダの最大手ジャズレーベルから、世界同時発売……ということは、WUUが世界へはばたく拠点となるかもしれないということ。ぜひその瞬間を一緒に見届けましょう♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
https://twitter.com/no_booko


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