2016年12月

2016年12月22日

【ピックアップWUUライブ!/1月】

♪2017年も、ライブならではの音楽を、WUUで一緒に楽しみましょう♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪1月21日(土曜日)
〜櫻井哲夫『Nothin’ but the Bass』2017〜
櫻井哲夫(bass)
●Open 18:30 Start 19:30
●前売・予約¥3500 / 当日¥4000 +ドリンク代
 高校生以下→前売・予約¥2000 / 当日¥2500 +ドリンク代

2016年12月1日、伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスの誕生日記念ライブで聴き手を歓喜の渦に巻き込んだ櫻井哲夫さん(元カシオペアのベーシスト)。新年早々、ソロで登場です。12月のライブ時に「柏が大好きになった」と、かき氷屋さんや鯛焼き屋さんのエピソードを語ってくれましたが、次なるターゲットは、あの有名なカレー店だとか。そんな柏談義も楽しみに、時には熱く、時には優雅に奏でられる櫻井さんの音色、ぜひ耳を傾けてみませんか♪

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♪1月29日(日曜日)
初出演!
岡林信康(vo,gt) 弾き語りライブ
●Open 17:30 Start 18:30
●前売・予約¥5500 / 当日¥6000 +ドリンク代

「フォークの神様」の異名をとる岡林信康さん。60年代後半から70年代初頭にかけてのフォークブームの先駆けであり、カリスマ的存在でした。が、人気絶頂の最中(さなか)に表舞台からは姿を消してしまい……という時を経ること数十年、岡林さんがギターを抱えて蘇り、WUU初出演です! 音楽的には、フォーク以外の要素も取り入れているといいますが、“今”の岡林さんは、私たちに何を訴え、問いかけるのでしょうか。一世を風靡した吸引力、お聴き逃しなく♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
https://twitter.com/no_booko


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2016年12月14日

トリニテJAPANツアー2016『神々の骨』柏公演(12/10) Trinite (トリニテ)=shezoo(pf,作編曲) 壷井彰久(vl) 小森慶子(cl) 小林武文(perc)

トリニテ2「prayer」「月の歴史 Moons」に続く3枚目のアルバムであり、3部作を締めるアルバムとも位置づけられた「神々の骨」。リリースを記念してのトリニテJAPANツアー、ファイナルひとつ前の公演の場として、WUUに立ち寄ってくれました。常々「本当にすごいから、ぜひ生で聴いてみて」と言われていたものの予定が合わず、来WUU4回目にしてやっとかなったライブ観賞。言葉では表現しきれないほどの素晴らしさでした。
天上の音楽。手が届くようで届かない世界。映像が浮かぶようで形をなさない……のは、音で描かれている何かがあるとするならば、その「何か」が、私たちの無意識に領域にあるものだからではないかと、思いました。あえて形のある物で言うならば、教会などに飾られている天使や神様の肖像画。
圧倒されるほどの才能とテクニックの融合、でも、決して難解ではなく、ずんずんと心にしみ渡る――と書いているうちに「魂」という言葉が思い浮かびました。生命の根源、そう、「魂を揺さぶられる音楽」といったらよいのかもしれません。
その音楽を生み出しているのが、メンバーに「トリニテのバンマス」と紹介されたshezoo(シズ)さんです。ヴァイオリンの壷井さんがMCで「シズさんの頭の中を見てみたい」と語っていましたが、まさしく。教会音楽を思わせる美しく荘厳なメロディーを独創的で幻想的に昇華させるシズさんの感性と力量には、唸るのみ。
ヴァイオリンの壷井さんはシズさんの織りなす五線譜の上を縦横無尽に走り抜け、小森さんは2本のクラリネットを駆使しながら演奏に温もりと安定感を添えていきます。そして、ドラム&パーカッション担当の小林さん。リズムを奏でる場面ももちろんありましたが、どちらかというと「音」で絡んでいきます。シズさんの内にある世界に豊かな色彩をもたらす音。このメンバーでしか生み出せないものが、確かにあることを体感しました。そんな演奏曲の中からピックアップして、感想とともにご紹介します。

♪Baraccone1
1枚目のアルバム「prayer」より。哀愁漂う、どこか不穏なヴァイオリンとピアノのメロディーに導かれ、劇的な音の渦に吸い込まれた1曲目。表現の限界に挑むような壷井さんの弓さばきに早くも目は釘づけ。

♪Moons ふたつの月
2枚目のアルバム「月の歴史Moons」より。ふわふわとした浮遊感が心地好い曲は、心の動き、あるいは心象風景を映し出したかのようでした。月夜を思わせるきれいな照明が、相乗効果を。

♪Sky Mirror
「天空の鏡」とも称されるボリビアのウユニ塩湖をイメージした曲だとのこと。ウユニ塩湖は写真でしか見たことがありませんが、息をのむ美しさです。その自然の美しさと迫力を紡ぎ出す4人。聴こえてきたのは、間違いなく自然界の音でした。

♪Apotosis
どこかクラシカルでバロックの香りが漂う……と思っていたら、前衛的で混沌とした展開に。先が読めない展開は、トリニテの魅力のひとつかもしれません。混乱や悲しみを経てたどり着いたラストのメジャーコードが印象的。フラッシュがたかれるなど、照明の演出効果も盛り上げにひと役買っていました。

♪Dies Irae 怒りの日〜Telomere
「Dies Irae 怒りの日」のテーマは、「この世の最後の日にあなたは何をしますか」。3枚のアルバムすべてにこのタイトルの曲が入っているとのことですが、その中の「神々の骨」バージョンです。「Telomere(テロメア)」は「染色体の先にあるチップのようなもの」と、シズさん。組曲のように流れた2曲は、壮大な神様のドラマを見せられたかのよう。記憶の中にあるキリストの絵が蘇りました。

♪Lullaby
アンコールにて。この日の演奏曲の中でいちばん明るい曲調の優雅なワルツに、気分はヨーロッパ社交界のマドンナです。

生命の根源に触れた夜。アルバム3部作で一区切りとしつつ、すでに新たな構想がシズさんの中にはあるとのこと。確かに「神々の骨」の最後に収録されている「Lullaby」には、次へと続く余韻があります。きっと新たなシリーズが生まれたら、WUUにも来てくれるはず。「絶対に足を運ぶぞ」と、すでに心に決めています。ぜひ、シズさん率いるトリニテにしか表現できない音楽を一緒に味わいましょう♪

https://twitter.com/no_booko
文/フリーライター たいらくのぶこ


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2016年12月08日

〜櫻井哲夫 JACO PASTORIUS Birthday Live〜(12/1) 櫻井哲夫 Jaco Tribute Band=櫻井哲夫(bass)本多俊之(sax)新澤健一郎(key)菰口雄矢(gt)Fuyu(dr)

P1110989ベテランベーシスト・櫻井哲夫さんが敬愛するベース奏者、ジャコ・パストリアス。すでにこの世を去っているジャコさんですが、ハイレベルな演奏テクニックと奏法でエレキベースの世界に革新をもたらすと同時に、数多くの素晴らしい楽曲制作やプロデュース能力などでも名を馳せました。
18歳のときに、その演奏に衝撃を受けたという櫻井さん。「たくさんの人にジャコの曲を聴いてほしいし、知ってほしい」と、8年前にジャコトリビュートバンドとしての活動を開始、命日と誕生日限定で演奏をするようになりました。というわけで、12月1日はジャコさんのお誕生日。ジャコさんをお祝いするために、錚々たるメンバーがWUUに集結です。
実は、ジャコさんのことも、ジャコさんが在籍したウェザー・リポートのことも詳しくはなかった私なのですが、1曲目から「わー、懐かしい」という気持ちに。流れてきたのは、70年代後半から80年代にかけてよく耳にしたフュージョン。音楽ジャンルの線引きはなかなか難しいのですが、フュージョンにアドリブなどのジャズ的要素をミックスした「ジャズ・フュージョン」という位置づけになるようです。プラスして、ロックを思わせるアレンジもあったなと、個人的には感じました。
いずれにしても心地よいフュージョンの音色、ジャジーなアドリブ、ロック調の爆音に、曲を知らなくても心はウキウキ、体はワクワク。ツウにとってはたまらないライブだったであろうことは、メンバーがステージに登場すると同時に客席から上がった歓声で、察しがつきます。
櫻井さんによると「メンバーはその都度変わる」とのことですが、ベテランも若手も、皆さんとってもかっこいい! さわやかでスマートな空気をまといながら、でも、演奏はエネルギッシュでしかもハイクオリティ。こういうバンド、最近は見ない気がします。

【メンバー(櫻井さんの紹介順)】
♪菰口(こもぐち)雄矢(ギター)
10代でプロとしての活動を開始、ジャコのトリビュートバンドにも8年前のスタート時から参加しているとのこと。「若いけど、本当に上手」と櫻井さんがベタぼめする通り、しなやかで時に挑発的な演奏が、そりゃあステキでした。
♪FUYU(ドラム)
ニューヨーク育ち、ニューヨーク仕込みのドラムは、重量感があって切れ味も抜群。ステージの右サイドで菰口さんとともに若さあふれる音とリズムを叩き出してくれました。ほかのメンバーがはけたステージで、ドラムソロの披露も。絵になります。
♪新澤健一郎(キーボード、シンセサイザー)
ベテラン組の一角は、櫻井さんいわく「ウェザー・リポートの神さま」新澤さん。キラキラ・コロコロした音色、浮遊感のある宇宙的な音色、これぞフュージョン。ドラムとの掛け合いでは摩訶不思議な世界を演出し「これが得意分野」と笑顔で。
♪本多俊之(サックス)
日本のサックス奏者として、真っ先に名前が挙がるひとり。「僕たち還暦だよ」と櫻井さんに振っていましたが、そんなことは微塵も感じさせない艶のある音色、音量、肺活量で、演奏をリード。バンドの中で抜群の存在感を示してくれました。
♪櫻井哲夫(ベース)
ジャコさん大好き、ベースも大好きという気持ちが伝わってきた演奏は、この日のために持参した1961年・フェンダー製のベースによるもの。世界に3000本しかないという「ヴィンテージならではのいい音」で、大歓声を浴びていました。

80年代の香りを感じた「INVITATION」、渦巻く音に包まれた「USED TO BE A CHACHA」に「HAVONA」、櫻井さんオンリーのベースソロメドレー、FUYUさんひとりのドラムソロと新澤さんが入ってのデュオ、体力勝負のような演奏に目が釘付けになった「KURU」、客席から「やったー、待ってたー!」の声があがった「LIBERTY CITY」、そしてアンコールの「BIRDLAND」まで、休憩なしの2時間強。一流のミュージシャンによる一流の演奏は、ジャコさんを思うメンバー全員の気持ちあってこそ。その一体感と盛り上がりに、「天国のジャコさんも大満足よね」と、心から思えるライブでした。そして、ぜひまた聴きたいものです♪

https://twitter.com/no_booko
文/フリーライター たいらくのぶこ


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2016年12月01日

【ピックアップWUUライブ!/12月後半】

♪年末の慌ただしい時期だからこそ、あえてゆっくりと音楽に耳を傾ける――そんな時間を持ちませんか♪
(詳細は、WUUのHP「スケジュール」にてご確認ください→http://www.wuu.co.jp/)

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♪12月27日(火曜日)
<再会2 >
■照屋実穂(vo,pf)
■木下ときわ(vo)  新美博允(g)
■石塚明由子(vo,g)
●Open 18:30 Start 19:30
●予約¥2500 / 当日¥2800 どちらも+ドリンク代

今年の4月、WUUのステージで再会を果たした3人の女性シンガー。オリジナリティには定評のある彼女たちが、2016年のしめくくりに、再度、揃って登場です。
表現の手法も声の質も三者三様。ですが、3人には相通ずる何かがあります。音楽への向き合い方なのか、表現へのこだわりなのか――答えをはっきりと言葉にすることは難しいのですが、だからこそ、3人が揃うことに意義があります。そこに答えがあるから。彼女たちが作り出すナチュラルで透明感あふれる世界に、どうぞ触れてみてください。きっと心がリセットされますよ♪

文/フリーライター たいらくのぶこ
https://twitter.com/no_booko


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