御影石って…？ 原石って…？ ん〜もう一度確認＼(^o^)／

岩手葛巻の田舎の石屋です。

　さてさて、

　いつもしつこいように姫神小桜や

　加工・現場・丁場(石山)の話をしていますが、

　今回はお墓のもと・・・

　御影石、

　原石の話をちょっと。

　意外と知っているようで知られていない。

　プラスチックや鉄のように溶かして型に入れ成型することが出来ないのが石材。

　一回勝負が多く、

　大きくする・付けたす・伸ばすという概念は存在しません(@_@)

　よくお客様の勘違いで、どんな形でも出来たり、数ミリの精度に拘ったりと

　御影石には難しい部分もあります。

　さて、

　御影石とは・・・どんな石なのでしょう！！








　御影石という名前は元は兵庫県六甲山のふもとの御影地方に産出する花崗岩の石材名でしたが

　現在は本来の意味から大きく拡がり各地の花崗岩をはじめ閃緑岩、

　ハンレイ岩などの無色および有色鉱物を御影石といい、

　御影地方の御影石は本御影石（ほんみかげいし）と呼ばれています。

　御影石とは「あだ名」・・・なんですね!(^^)!

　花崗岩は主に、石英、長石（カリ長石、斜長石）、黒雲母を主成分鉱物とします。

　切断して薄くした薄片を顕微鏡で見ると成分鉱物の結晶がかみ合って出来ていて、

　これらの結晶がほぼ同時に成長したことがわかります。











　ん〜。

　自然が作り出した宝物です！！

　これが原石！！

　そう、

　もちろん

　岩手県産姫神小桜も花崗岩・御影石です！！


　今回は貴重な、

　トラックに積み込む原石。

　重さで3トンくらい・・・＼(^o^)／












　迫力ですが危険です！！

　自然の価値ある、限りある資源大切に使います。