岩手葛巻の田舎の石屋です。

 盆も過ぎ、季節は秋まっしぐら、

 私達の業界では彼岸準備に即行動中!!

 ふと、

 移動中の道路わきに

 鮮やかに染まる安らげる空間が・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 明治以前の地区・部落墓地が出来る前の古い墓所と墓石、

 普段は何気ない石の集合地帯が

 この時期は鮮やかに妖艶に空間を染め上げる、

 そう、彼岸花が自然に咲きほこる。
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 花が演出する空間はどこかほっとする、

 自然に咲くのが奇跡のように・・・

 彼岸花

 別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)、地獄花、葬式花、死人花、

 ハッカケババアなど日本でもっとも別名が多い植物であると言われている。

 放射状に上へ向かって咲く赤い花びらや毒を持つ根で有名。

 「曼珠沙華」とは、サンスクリット語で、

 「天界に咲く花」「見る者の心を柔軟にする」 という意味があり、

 「おめでたい事が起こる兆しに点から降ってくる」っていう

 仏教の経典から来てるんです。

 そもそも彼岸花はその名の通りお彼岸の時期に咲く花。

 お彼岸はあの世とこの世が最も通じやすい時期です。

 このことからも「死」を連想させますね。

 そして、墓地にもよく植えられています。

 それは土葬した後、

 死体がモグラやネズミなどによって 掘り荒されるのを防ぐため。

 ちゃんと植えられた意味があるんです!!\(^o^)/


 そんなこんなで「死人花」「幽霊花」「地獄花」なんて

 怖い呼び名が付いたんですね。
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 お墓と花・・・

 究極の安らぎ空間かもしれません・・・

 そして、

 じたくの玄関には

 最近耳にする「サギソウ」

 現在では自生のものを見る機会は少なく、

 環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。

 夏に花茎を長く伸ばし、名前の通り鷺(さぎ)が羽を広げたような姿の純白花を数輪咲かせます。

 英名の「イーグレット・フラワー(Eargret Flower)」も「白鷺」の意味だそうです。

 かたちが本当に似てるんですよね〜
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 今まで気にもしなかった花・・・

 年を重ねたか・・・

 何かが目覚めたか・・・(笑)

 ちょっと気になる空間、

 安らぎの空間には花や木がある事に気付き始めた・・・かも!(^^)!