岩手葛巻の田舎の石屋です。

 今回は五輪塔の話〜

 我社で良く出てくる五輪塔・・・

 何と〜その日本最古の五輪塔が岩手平泉にあるんです\(◎o◎)/!

 知ってましたか〜!!

 平安時代中期頃できた仏の姿を表し、森羅万象をかたどった伝統的な供養塔です。

 お釈迦様の遺骨が納まられた塔を原型として、

 古来インドの「地・水・火・風・空」の五大要素思想に基づいて作られたもので、

 報恩供養を願って建立される代表的な供養塔です。

 そして、

 これが日本最古のものとして国の重要文化財に指定された貴重な五輪塔です!!
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 残念ながら、私はまだ実物を見たことがない・・・(T_T)

 その五輪塔は

 世界遺産にも認定された、平泉中尊寺にあります。

 中尊寺金色堂の裏山、全く観光ルートから外れた場所にひっそりと立っています。

 一般は立ち入り禁止だそうです・・・(;一_一)

 五輪を象徴するキャ・カ・ラ・バ・アの梵字と共に、

 仁安4年(1169)という飛び切り古い記念銘が彫られている。

 風輪は喪失したらしいが、火輪の傘の反りが少ないことや厚さが無いこと、

 水輪が円形ではなくずっしりと角張っていること、

 などがいかにも平安期という飛び切り古い時代を物語っている。

 鎌倉期より古い石造物には滅多にお目にかかれないが、

 これは正に優美な稀代の傑作と言われている。

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 私達にはこの五輪塔を未来に残し、伝えていく重要な役目を持っていると考えています。