岩手葛巻の田舎の三代目石屋、トラベリングです。
この時期だから、
じっくりと自分なりに考えをまとめる事が出来ます。
今回はよく質問される「どれがいい石なの?」
という質問に答えを出せるだけ近づいてみたいと思います。
墓石を選ぶ際迷ってしまう石種選び。
黒か白で選ぶ時代ではなくなってきました。
大量の情報が流れる時代、
色や形の変化は大きく、多種多彩な墓石が建立されてきました。
最終的には選択の難しさがあるのではないでしょうか?
お客様に石種を選んでもらう選択肢もあるが、家族色の石種を提案するのも私たち墓石コーディネーターの仕事です!!
一般的な墓石の選び方の基準としては、
「墓石の形」「石の色」「石種」が重要視されているくるのではないでしょうか?
その中でも『石種』の選択はなかなか難しいところで、
素人のお客様にはわかりにくいところ、
最近では、
「高級石は?」というバフっとした問い合わせから、
「インド産がいいんでしょ。」とか、
「M1Hってある。」とか、
かなり石を調べているお客さまもいらっしゃいます。
墓石に使う石材は、大まかな分類として「花崗岩」「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」の
4種が挙げられ、産地や成分などにより300以上の種類があります。
その中から選ぶ・・・
無理ですよね(^_^;)
「良い石」、「悪い石」という選択の仕方も乱暴なような気がします。
年によってその丁場(石山)の状態も変わってきます。
天然ものですからね〜
○そこで私なりに知っておきたい5つのポイントを考えてみました!!
最終的にはお客様の決断に委ねられるわけです。
1:石の水の吸い方(吸水性)選ぶ
石種選びで1番の重要ポイントかもしれません!
石は水を吸うんです。
吸いやすいか、吸いにくいか。
水を吸わない石はありません!!
雨風や雪などの水分を吸収することで耐久性が損なわれ風化の速度が増したり、
変色の危険性もあります。
寒冷地では水を吸って内部膨張の危険性も。
この写真は展示場の石ですが、
○の部分は本当の色他はグレーに水を吸っています(左写真)
○の部分広がり続けるキズです(右写真)
2:石の硬さ(硬度)で選ぶ
なかなか調べる事はできません。
石の目が粗い、細かいからも判断は難しいもの。
硬度は吸水率と比例しているように思います。
加工していて感覚でわかってきます。
切っていての音、研磨していての状態、
艶の出かたから判断されます。
または、建立実績からもその状況と硬さを判断することは出来ますね。
石英や長石などの含まれる鉱物の配分にもよるのではないでしょうか。
3:国や産地で選ぶ
石種選びのスタートは地元の石から始めたらいかがでしょうか?
歴史上、城や建物に使われてきたブランドの国内産の有りますし、
芸能人が銘柄指定した石もあります。
「インドだ〜」、「中国だ〜」ではなく、
建立地域の近くで取れている石、
または近い県の石から選んでいく。
なぜなら・・・!!!!!!!
その地域の気候を石が知っているから。
これ間違いない選択の仕方ですよね。
岩手だったら岩手県産の石があるのだから、
そこからの石種選び、
「やっぱり黒」がいいとか、「もっと予算に合わせて」とか。
基準の石のしてもいいですよね。
岩手には自慢の『岩手県産姫神小桜』があるのですから。
もちろん、インドや中国でもお手頃な価格のモノから、
国産石材にも引けをとらない高品質なものまで、
バリエーションが豊富なのであなたが求める条件に合った石材はあるはずです。
4:色や模様で選ぶ
スポーツや学校でもチームカラーというイメージ色がありますよね。
それと一緒。
家族の家族カラーが有るはず。
またはあの人この人のイメージの色ってありますよね。
白・黒だけではなく赤や緑もあります。
しかもそれぞれの石の中でも細かく色が変わってきます。
サンプルだけではなく展示場や建っている墓石の色がかなり重要です。
○白でもこんなに色々(左写真)
○黒でもこんなに色々(右写真)
5:迷ったら石のヤマカタに聞いてみる
(^_^;)(笑)
加工経験があって、
建立実績のある石屋さん、
墓石コーディネーターさんなどに相談し、
じっくり石種を考えるのがいいかもしれません。
変に石種名ばかり連呼し押してきたり、
白、黒どちらがいいですかと簡単な選び方で進めてみたり、
国産は高いからやめたほうがいいと即否定をしてみたり・・・
そんな石材店もあるようですが・・・。
予算や敷地面積、加工条件、現在の丁場(石山)情報などから、
数種類のコーディネイトがなされるはずです。
以上、お墓の石種の選び方、知っておきたい5つのポイントでした。
最後に、
完璧な天然石は無いのかもしれません。
水は吸いにくい方がいいですが、
吸っていたからすぐに劣化したり、傷が出たりする可能性は低いようです。
長い年月によっての劣化のようです。
しかし、
お金を出して家族の想いや物語をかたちにするわけですから、
石種選びは真剣になってきますよね。
保証書などもポイントになってきますね。
石にはそれぞれ個性があり、好みがあります。
石によって価格差も大きいですが、
単純に価格・値段が品質を反映しているというわけではありません。
みなさんの『家族色』考えてみてください。
この時期だから、
じっくりと自分なりに考えをまとめる事が出来ます。
今回はよく質問される「どれがいい石なの?」
という質問に答えを出せるだけ近づいてみたいと思います。
墓石を選ぶ際迷ってしまう石種選び。
黒か白で選ぶ時代ではなくなってきました。
大量の情報が流れる時代、
色や形の変化は大きく、多種多彩な墓石が建立されてきました。
最終的には選択の難しさがあるのではないでしょうか?
お客様に石種を選んでもらう選択肢もあるが、家族色の石種を提案するのも私たち墓石コーディネーターの仕事です!!
一般的な墓石の選び方の基準としては、
「墓石の形」「石の色」「石種」が重要視されているくるのではないでしょうか?
その中でも『石種』の選択はなかなか難しいところで、
素人のお客様にはわかりにくいところ、
最近では、
「高級石は?」というバフっとした問い合わせから、
「インド産がいいんでしょ。」とか、
「M1Hってある。」とか、
かなり石を調べているお客さまもいらっしゃいます。
墓石に使う石材は、大まかな分類として「花崗岩」「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」の
4種が挙げられ、産地や成分などにより300以上の種類があります。
その中から選ぶ・・・
無理ですよね(^_^;)
「良い石」、「悪い石」という選択の仕方も乱暴なような気がします。
年によってその丁場(石山)の状態も変わってきます。
天然ものですからね〜
○そこで私なりに知っておきたい5つのポイントを考えてみました!!
最終的にはお客様の決断に委ねられるわけです。
1:石の水の吸い方(吸水性)選ぶ
石種選びで1番の重要ポイントかもしれません!
石は水を吸うんです。
吸いやすいか、吸いにくいか。
水を吸わない石はありません!!
雨風や雪などの水分を吸収することで耐久性が損なわれ風化の速度が増したり、
変色の危険性もあります。
寒冷地では水を吸って内部膨張の危険性も。
この写真は展示場の石ですが、
○の部分は本当の色他はグレーに水を吸っています(左写真)
○の部分広がり続けるキズです(右写真)
2:石の硬さ(硬度)で選ぶ
なかなか調べる事はできません。
石の目が粗い、細かいからも判断は難しいもの。
硬度は吸水率と比例しているように思います。
加工していて感覚でわかってきます。
切っていての音、研磨していての状態、
艶の出かたから判断されます。
または、建立実績からもその状況と硬さを判断することは出来ますね。
石英や長石などの含まれる鉱物の配分にもよるのではないでしょうか。
3:国や産地で選ぶ
石種選びのスタートは地元の石から始めたらいかがでしょうか?
歴史上、城や建物に使われてきたブランドの国内産の有りますし、
芸能人が銘柄指定した石もあります。
「インドだ〜」、「中国だ〜」ではなく、
建立地域の近くで取れている石、
または近い県の石から選んでいく。
なぜなら・・・!!!!!!!
その地域の気候を石が知っているから。
これ間違いない選択の仕方ですよね。
岩手だったら岩手県産の石があるのだから、
そこからの石種選び、
「やっぱり黒」がいいとか、「もっと予算に合わせて」とか。
基準の石のしてもいいですよね。
岩手には自慢の『岩手県産姫神小桜』があるのですから。
もちろん、インドや中国でもお手頃な価格のモノから、
国産石材にも引けをとらない高品質なものまで、
バリエーションが豊富なのであなたが求める条件に合った石材はあるはずです。
4:色や模様で選ぶ
スポーツや学校でもチームカラーというイメージ色がありますよね。
それと一緒。
家族の家族カラーが有るはず。
またはあの人この人のイメージの色ってありますよね。
白・黒だけではなく赤や緑もあります。
しかもそれぞれの石の中でも細かく色が変わってきます。
サンプルだけではなく展示場や建っている墓石の色がかなり重要です。
○白でもこんなに色々(左写真)
○黒でもこんなに色々(右写真)
5:迷ったら石のヤマカタに聞いてみる
(^_^;)(笑)
加工経験があって、
建立実績のある石屋さん、
墓石コーディネーターさんなどに相談し、
じっくり石種を考えるのがいいかもしれません。
変に石種名ばかり連呼し押してきたり、
白、黒どちらがいいですかと簡単な選び方で進めてみたり、
国産は高いからやめたほうがいいと即否定をしてみたり・・・
そんな石材店もあるようですが・・・。
予算や敷地面積、加工条件、現在の丁場(石山)情報などから、
数種類のコーディネイトがなされるはずです。
以上、お墓の石種の選び方、知っておきたい5つのポイントでした。
最後に、
完璧な天然石は無いのかもしれません。
水は吸いにくい方がいいですが、
吸っていたからすぐに劣化したり、傷が出たりする可能性は低いようです。
長い年月によっての劣化のようです。
しかし、
お金を出して家族の想いや物語をかたちにするわけですから、
石種選びは真剣になってきますよね。
保証書などもポイントになってきますね。
石にはそれぞれ個性があり、好みがあります。
石によって価格差も大きいですが、
単純に価格・値段が品質を反映しているというわけではありません。
みなさんの『家族色』考えてみてください。