岩手の田舎の3代目石屋、トラベリングです。

 「春が始まる日」、立春!!
 言葉からすると、厳しかった冬は終わり花が咲き、
 穏やかな暖かい日々のスタートをイメージしてしまいます。
 
 しかし、立春を迎えた頃から気温の底はピークを過ぎ、
 徐々に春めいた気温や天気に変わっていく事なのだそうです。

 「でも、雪降るし、寒い」(-.-)
 立春はこれから本格的な春がやってくるための始まりですから、
 暖かさの準備と緩やかなスタート、寒くて当然なのですかね〜・・・
立春
「立春」、東北の春はまだまだです…(-.-)
 ●立春大吉!! 立春って?
 四季の始まりは春。
 春夏秋冬があり、暦上、新年は1月1日からですが、
 生活するうえで、新年度または一年の始まりは春とされています。
 学校や会社もそうですね!!

 そして、新しい一年を迎える立春にはその一年がいい年であるようにと願いを込めて、
「立春大吉」と言う言葉を掲げるそうです。
 立春大吉は禅宗のお寺から来ている慣習なのだそうですが、
 この文字を縦に書くと気が付きます!!
 真ん中に線を入れてみると、左右対称の四文字熟語\(◎o◎)/!
 表からも、裏からも「立春大吉」と見えます。

 こんな話が「立春大吉」にはあります。
 昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。
 ふと鬼が振り返ると、
 さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見え、
 「まだ入ってなかったのだ」と思い、
 逆戻りして出て行ってしまった、というものです。
 立春大吉のお札を貼っていると厄除けになると言われているそうです。
立春大吉
  
 ●立春と節分。
 立春と節分がなんか同じようにとらえてしまう・・・
 実際には全く違うものでした。
 まず旧正月とは、旧暦の正月のことで、元々はこの旧暦に基づいて正月を祝っていた。
 2018年の旧正月は2月16日となっています。
 
 ・節分は季節を分けるという意味があります。
  本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指すそうで、
  現在は、立春の前日を主に節分と呼んでいます。

 ・立春は、二十四節気の第一節気で、
  春の始まり、一年の始まりとされていた日です。

 *2038年にはこの旧正月と立春が重なる奇跡の日があるそうです。
  その日は「朔旦立春」と呼ばれ、大変縁起がよい日になるそうです。
  凄い\(◎o◎)/!

 ●しかし、まだまだ寒さは続きます・・・
 最近では、恵方巻きや節分の盛り上がりで次の日の立春がうっすら(゜o゜)
 ついつい立春を感じることなく、次の行事を意識してしまいがち。
 立春とはいえ、まだまだ雪は降り、寒さも続きます。


 立春こそ雪国の私たちは、
 遠い春に想いを寄せて、
 華やかなお祝いするべき日にしたいものですね〜!!
 こころ踊り、わくわくする春に想いを寄せて・・・
 
  家族を笑顔にする、安らぎの空間はここにあります→石のヤマカタです!!