岩手の田舎の3代目石屋、トラベリングです。
 
 普段よく使う言葉「縁起」。
 吉凶の意味合いで、縁起がいい、悪いという使い方をしますよね!
 知ってましたか?
 じつは、「縁起」って仏教の言葉だったんです\(◎o◎)/!
 
 こんな使い方しますよね〜
 *「茶柱が立つと縁起が良い。」
 *「黒ネコから目の前を横切られたから縁起悪い」
 *「靴の紐や履物の鼻緒が切れると縁起が悪い。」
 仏教用語からすると誤解されて広まったとも言われています。
縁起
『縁起』という言葉から見えてくる繋がり!!

 ●「縁起」の本来の意味は?
 「縁起」、仏教語としての本来の意味は、
 「縁りて起こる(よりておこる)」。
 世の中のすべてのものは、単独で存在しているのではない、
 必ず他との関わり合いの中で成立している。
 原因のない結果は存在しない、必ず複数の原因がかかわり合う。という意味だそうです。
 
 世の中のものは、すべて、必ず何かと繋がりを持ち、関わり存在しているわけです!!
 人も一緒ですね、必ず関わり、支え合い存在しています。
 
 ●その関わり、例えてみると!
 米が出来るまで、
 稲穂が実るためには、種となる籾が必要。
 これが直接的な原因として、芽を出して成長するためには、
 水が必要、
 さらに最適な温度や太陽、大地の栄養、そして空気など間接的な要因はたくさんあります。
 たくさんの要因や条件が整い、人間手や時間の経過が加えられ、
 成長し、豊かな実りを結びます。
 お米は、米としての存在ではなく、
 たくさんの要因が集まった結果として存在しているのです。
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 ●この自然の道筋が「縁起」!!
 このように、世の中のあらゆるものは、関わり合いの中で存在している。
 理にかなう、自然の道筋。
 「縁起」とは、そのような繋がりの社会をあらわした素晴らしい言葉です。

 人と人、縁で結ばれ、関わりを持ち存在をしていく。
 それが自然で理にかなった考え方であり、生き方なのでしょう。
 支え合える、それを感じることが出来る。
 日々笑顔でその関わりに感謝し続けたいものです。
 私達はたくさんの関わりの要因が集まった結果なのですから(#^.^#)
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   家族を笑顔にする、安らぎの空間はここにあります→石のヤマカタです!!