岩手の田舎の3代目石屋、トラベリングです。
3月も末、
別れの季節は淡々と過ぎていくようで、
出会いの「縁」の大切さを思いつつ、
別れの寂しさを感じる。
すぐそこには出会いの季節が待っている。
前向きに笑顔で送り出したい大切な季節である。
そんな中、少子化の問題で、
閉校していく歴史ある小学校が年々増えているような気がする。
地域に小学校が無くなる・・・
色々な想い・・・
別れの季節、閉校の小学校に思う・・・
127年の歴史を閉じる岩手町水堀小学校。
地域に小学校がなくなる事・・・
卒業生・在校生・先生方の想い・・・
長い歴史を、想いを、記念碑に込める。
製作・設置はそんなに時間のかかるものではありませんが、
皆様の大切な想いを刻み、その歴史を伝える証になる記念碑。
魂を込め、
私もその歴史を伝える大切な責任者となる。
そして迎えた閉校記念式典。
春の快晴となった別れの日。
どんな想いでこの日を迎えてのだろうか?
数々の閉校記念碑に携われて頂きましたが、
閉校を迎える日はなぜか空を見上げ続ける。
想いを込め石を叩いた日を思い出しながら。
淡々の進む設置工事は
いつもの工事の流れではあるが、
一つ一つが記念日。
集中力を高め作業は続くが、
子供たちの笑顔も浮かぶ。
ひとの想いが作り上げる記念碑。
想いがかたちに変わる瞬間。
石に刻まれるその想いは、
未来へ繋ぎ、伝わり続ける。
消えることのない彫刻とみんなの記憶・・・
きっと迷う道や大きな壁にぶつかったとき、
この場へ戻ってきてほしい。
みんながここで学び、自分には大切な仲間とたくさんの繋がりがあることを
思い出してほしい。
記念碑とはそんな安らぎの空間でもあるのかもしれない。
127年の歴史は終わらない。
これからも伝えられていくはずだ。
皆さんの記憶が大切な宝物、
そして、伝える者たちの大切な役割は始まったはずです!!
家族を笑顔にする、安らぎの空間はここにあります→石のヤマカタです!!
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