岩手の田舎の3代目石屋、トラベリングです。
 
 ●そもそも、何故お墓を立てるのか
 人が亡くなったらお墓を建てなければならないという法律は世界中どこにもありません。
 にもかかわらず、人類は太古の時代からお墓を作り続けてきました。なぜでしょうか。
 今から7万年前、ネアンデルタール人が死者に花を手向けていたことが考古学で明らかと
 なっています。これがお墓作りの原点ではないでしょうか。
 従ってお墓は慣習や習慣で建てるものではなく、人類の証とも言える死者への哀悼、
 追憶の心、仏教でいうところの供養の心によって建てる祈りの造形なのです。
                     *引用:全優石ブログ「正しいお墓の買い方」
正しいお墓の買い方

正しいお墓の買い方
『そもそも、何故お墓を立てるのか?』

 ●どういうお墓が、よいお墓なのか
 こういう形で、こういう色の石で、
 こういう大きさの墓石がよいお墓だ…等というものはありません。
  お墓には、「死者を供養し祀る」という意義と「この世に残された人の心の拠り所」
 としての意義があります。
 従って死者を供養するのにふさわしいたたずまいがあり、死者と生者の語らいの場所、
 親を想い自分たちの生活の歴史を子供達に伝えて行く場所としてふさわしいお墓なら、
 いずれもよいお墓と言えるのではないでしょうか。
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 ●信頼できる石材店を選ぶこと
 石材店の仕事は墓石を建てることだと思われていませんか? それは大きな間違いです。
 石材店のより重要な仕事は「墓守」です。なぜなら、お墓は100年の買い物です。
 代々受け継がれていくものです。「売りました、買いました。」で済む他の商品とは、
 本質的に異なります・・・

 ●よい石材店の選び方
 お墓は100年の買い物です。購入後のメンテナンスやサービス、
 商品に対する責任を明示しているか。格安を売り物にしているお店ではなく、
 お墓の価値や心の満足を重視しているお店か。
 地元の人の評判はどうかといった点をチェックされたらよいと思います・・・
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 ●契約調印前に石材店に行くこと
 チラシや新聞広告を見て石材店に電話し、墓地で落ち合い自宅で商談、契
 約したというお話を聞きますが、これは危険です。
 もしかしたら事務所を一部屋借りて、
 どこからか墓石を調達してきて建立するブローカーかもしれません。
 何度も言いますが 墓石店との関係は、お墓を建てたら終わり、
 買ったら終わりでは決してないのです。後々までお墓守をしてもらわなければなりません・・・

 ●価格の価値判断
 墓石に機能性は全くありません。得られるのは心の満足です。格安墓石、
 超特売墓石を購入されて心の満足が得られるでしょうか。むろん高い墓石がよい、
 安い墓石は悪い、ということではありません。
 亡くなった方を供養し偲ぶお墓をお建てになるなら、
 建立された後すがすがしい気持ちになれるお墓でなければなりません。
 ご自分の死後の住まいとして生前に建立されるお墓であるなら、
 自分らしい想い入れを込めたお墓を作られるべきでしょう。
 従って目先の価格より、心の満足を重視されたお墓作りをお奨めします。
 この場合、問題なのは、「墓石の価値判断ができない」ということでしょう・・・

 ●石の種類
 現在墓石に使用されている石材のほとんどが御影石(花崗岩)で、その8割以上が輸入材です。
 そしてその種類は何百種にも及びます。同じ御影石でも硬度がそれぞれ異なり、
 一般的には硬い石ほど光沢を出すのに手間がかかりますが、
 一端、磨き上がるとその石の艶は長持ちします・・・

 ●石の色
 一般的には関東以西は白系統、以北は黒系統で多く建てられていますが、
 それは昔地元で産出された石の色に起因しています。
 黒石はよくないなどという話を聞くことがありますが、
 仏教の基本色は赤青黄白黒の五色です。
 この色どれ一つ欠けても極楽浄土はできないと阿弥陀経にも書かれています・・・

 ●墓石の形
 現在建立されている墓石は、大きく分けると三段型の和型とオルガン型の洋型に分類されます。
 三段型の墓石は、江戸時代中期頃より一般庶民が建てるようになったお墓の形です。
 その原型は五輪塔とも言われていますし、位牌を形どったものとも言われています。
 当初は仏塔として人が亡くなると、一人一基ずつ建立されましたが、
 家制度の導入と共に家墓、代々墓となり、仏塔としてのお墓は形骸化し、
 その形だけが今日まで継承されています。
 洋型墓石は仏塔としてのお墓が完全に形骸化した昭和 年初頭に出現し、
 あっという間に全国に普及しました・・・

 ●墓石の大きさ
 大きいお墓がよい、小さいお墓は悪いというものでは全くありません。
 大切なのは、死者への供養の心を込めて作られたか否かです・・・

 ●墓石に刻む文字
 墓石に文字を刻むようになったのは、平安時代の終わり頃のようです。
 当初は経文や梵字を彫りましたが、室町時代に入って仏の種子、仏像、名号、題目などが
 彫られるようになり、仏塔としての性格が顕著になりました・・・

 ●墓石を建てる時期
 特別な決まり(法律)はありません。大切なのは供養の心です。
 思い立ったが吉日でよいと思います。
 一般的には、四十九日、百ヶ日、月忌、一周忌、三回忌などの法要を営むときに
 納骨されることが多いようです・・・

 ●生前墓(寿陵墓)の考え方
 お墓を建てることは仏事です。仏教では生前に仏事をすることを「逆修」といって、
 大変功徳の高い善行と説いています。
 事実「灌頂経」「地蔵本願経」というお経の中で
 お釈迦様は「生前に死後の仏事を修めておくと、
 その幸せは無量で計り知れない」と説いておられます・・・

 ●墓石の方角
 お墓は当初仏塔として建てられたものです。そうだとすると、仏教では六方拝といって、
 東西南北上下六方をいずれも尊び、吉凶の別は問わないとしています・・・
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 ●ニューデザイン墓石
 江戸時代から継承されてきた規格型三段墓石に対し、
 現代人にマッチした祈りの造形として作られる新しい形の墓石のことを
 総称してニューデザイン墓石といい、近年急速に普及しています・・・
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 詳しくは全優石HP、『お墓を知る』をチェック
 ↓

全優石HP『お墓を知る』ー正しいお墓の買い方ー

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  「お墓は人生の物語」  

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