おび天 蔵@飫肥
日南市飫肥9丁目1-8


場所は、
宮崎r432元狩倉日南線からアプローチ
飫肥城址大手門のスグ下にある

駐車場は、飫肥城址駐車場を利用
平地自走式 収容200台 無料

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江戸時代に飫肥藩の藩役所の置かれたところで、昭和52年、飫肥城下町が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、「長倉」として今でも残る唯一の建物となっています。


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おび天定食(竹) ¥1,000,-
おび天定盛り合わせ・まだか漬け・ごはん・漬物・かに巻き汁


飫肥天”とは、
宮崎県日南市飫肥地区の郷土料理である練り物。
おび天とも書かれ、こちらは元祖おび天本舗の登録商標となっている。
紅ショウガ、ゴボウなど、色々な種類が売られている


概要

飫肥藩領であった江戸時代に領民たちによって案出され、飫肥地方に伝わる料理である。
もともと飫肥周辺では味噌を使う料理が多く、南西諸島からの移住者を中心に19世紀半ばにサトウキビの栽培が始まったことなどを背景に、味噌と黒砂糖を使う飫肥天が誕生したと考えられている。

イワシ、アジ、シイラ、サバ、トビウオ、サワラなど日向灘の近海でとれる大衆魚を丸ごとすり身にしたものに豆腐を混ぜ、味付けに味噌や醤油、黒砂糖を加えて揚げて作る。
見た目は薩摩揚げに似ているが、薩摩揚げに比べて柔らかく、ふわりとした食感で、少し甘めで独特の味わいがある。
通常、煮るなどの二次的加工を施されずに揚げたそのままで食べる。
飫肥では飫肥天の定食を供する飲食店もあり、揚げたての熱い飫肥天を賞味することができる。

魚のすり身に豆腐と砂糖を混ぜて揚げた、飫肥天に似た練り製品には紀文食品の「魚河岸あげ」などが現在全国的に販売されている。
これらは、主におでん種など煮物に用いる点が飫肥天と異なる。


“まだか漬け”は、
霧島おろしの寒風にさらして作る宮崎特産の干し大根を、松前漬け風味に仕上げたもの


“かに巻き汁”は、
山太郎がにといわれる川ガニを臼でつぶし、細かく砕き、 それに味噌を混ぜ合わせてさらにザルでこして作った味噌汁。



奇をてらったモノはないが、郷土色豊かな料理の数々であった^^