コデコレ

  • author: su_da_chi
  • 2014年05月25日

※追記:2014年夏、サービス終了になりました。

コデコレ(CodeColle)というものをご存知だろうか?



コデコレ公式ページ

タカラトミーが提供している、ネットで着せ替え遊びサービス。
コデコレ専用のカードが販売されていて(上のやつは12パックセットですが、基本はカード5枚1パック単位で販売されてる)それに記載されたシリアル番号を入力して、初期設定したアバターに着せたり、着替えたりというのが基本。
ただ、最初に地味めなお洋服セットは数枚用意されているので、カードがなくても、まったくできないということはない。
(まぁリアル着せ替えと一緒で、服が少ないといろいろ不便ではあるけれど☆)

このコデコレ専用カードセットが叩き売られていたので、娘用に2・3個購入して…実は娘より私が楽しんでいる


娘はこの頃流行のアイカツ!にハマっていていろいろカードを集めて遊んでいる。
※アイカツ!を知らん人用に簡単に説明すると、専用カード(トップス・ボトムス・シューズ・アクセサリーの最大4枚)をゲーム機に読み込ませ、キャラクターにカード記載の衣装を着せ、音楽のリズムに合わせて出てくる印と同じ色のボタンをタイミング良く押して遊ぶ音ゲーの一種、アーケードゲーム。アニメもやってる。今や小さな女の子にはプリキュアより人気とか。
ちなみに、カードゲームの性で、レアカードとか高値取引されるものなどいろいろあるけれど、娘はまだ小さいのでそのへんの違いは気にしてない、それ以前にゲーム自体もあんまり上手くないし、持ってないカードが排出されてオーディション合格すればご機嫌

んで、アイカツ!のカードが増えて来た時に、専用バインダーを購入したら、ICカードが付いてきまして。
ICカードにゲームデータを保存し、レベルアップしていけるのはもちろんのこと、
ICカードを公式ページに登録すると、ウェブ上に専用マイルームが設定でき、アーケードゲームのデータと連動して、いろんな種類のカードを使うと、そのマイルーム部屋のアイテムやらいろいろが増える、模様替えができる、という仕組み。
この変化も楽しみはじめている娘の様子を見て、旦那がコデコレも良いかも?と買い与えてみたということ。
ホームページ上でリアルな洋服が着せ替えられたり、部屋のアイテムを飾ったり、というのが共通しているということで。


で、いろいろやってみるのですが、今始めたばかりということもあり、なかなか面白いです(私が)
アイカツ!は基本がトップス、ボトムス、シューズで、アクセサリーカードがカチューシャだったり帽子だったり、羽だったりする、4種類をとっかえひっかえで楽しむ着せ替えなんですが、コデコレはその数がほぼ無制限。
あと、アイカツは(DSはわからんですが)アイカツフォンスマートだと残念な描写にしかならないので、ウェブ上の描写も圧倒的な差がある。


Tシャツ着せて、カーディガン着せて、スカート履いた下にニーハイソックスにしようか、いやいやズボン履かせてみようか、ピアス付けるか帽子被らせるか、カチューシャつけるか、手には傘とかばんとぬいぐるみ持たせようか、などなどものすごいゴテゴテにできるし、逆にシンプルに着せることもできる。
他に化粧コーナーがあってチーク塗ったりマスカラ付けたり、マニキュア塗ったり、ヘアスタイル変えたりもできる…けど、これは結構ポイント貯めないとできないのであんまり楽しめてないけどね☆これからです。

そしてポイントを使ってお買い物やらガチャやらやっていろいろアイテムを揃えたりするのもなかなか楽しい。
でも、ポイントすぐ無くなっちゃうんだよね☆
1日にログインすると100ポイント、着替えてその状態を保存すると初回だけ50ポイントの計150ポイントの収入が基本。
そこからアイテムを購入するにも、多くはできない☆
洋服やアイテムのガチャが1回100ポイントだし、ヘアサロンなんか300ポイントくらい必要☆

そして、そこで登場するのが、コンテスト
ショー会場に行くと「ショーに出場する」にお題が出されているので(例:クラシックコーデ、旅行コーデ、スニーカーコーデなど)そのお題に合う服を着せて、ショーに出場すると、同じく出場した会員と、1対1のファッション対決ができる。
それに勝つと30ポイントの報酬。

ちなみにその勝敗は、「ショー見学」を訪れた人たちが「どっちが人気だと思う?」と投票していくので、その結果で決められる。先制5ポイントで勝ち、だと思う(出場者には経過が出てる)
また「ショー見学」に参加すると、出場者の人気のある方に投票したら2ポイントが基本で(その後連続すると4ポイント、6ポイントと増えてたかな)収入になる。人気のない方に入れると、収入は当然無しで連続記録もストップ。
1日上限20回。

ショーは結構、勝つの難しいです。
皆さんハイセンスだし、いろいろ着まわしする服を持っている人が多いので☆
初期設定でカード登録してない人は、このへんの臨時収入がちょっと厳しいかなと思います。
ホント、カード欲しくなります

あとはアルバイトなのになぜか10ポイント消費して参加するミニゲームとか(得点が高いと、割引券やいろいろユニフォームがもらえる...けど、靴以外あんまり使い勝手が良くないような...)私はなぜか一発目にJOKER引いて終わることが多い神経衰弱式のアイテムゲットゲームとか、いろいろ工夫があって面白いです。

一応、娘のデータで登録しているので、親の私の登場は出来る限り控えめにとは思うものの、アイテムがあんまりないうちは、ポイント稼いだりいろいろと暗躍しているところです。

あと、カードは実はシリアル番号を登録してしまえば用無しだったりするので、いろいろ番号だけ聞きだしている人もいるようです☆
これはさすがに、親としては真似させるわけにもいかないので、少しずつカードを買うか、ガチャ引きまくるか、やっぱり地道に活動していきたいと思うわけです。


案外そうやって地道にセコセコとするのも楽しいもんです

あ、あと、0時から5時まではサービス利用できないってのも、親視点では、なんだか健全で好感度高いと思います。

絵本「はなのあなのはなし」

  • author: su_da_chi
  • 2014年05月05日




絵本「はなのあなのはなし」やぎゅうげんいちろう・さく 福音館書店・刊を、娘の希望により購入。

娘の幼稚園は、毎週1回、クラスにある絵本の貸し出しがあって、年中の今年度、クラスがあがって最初に借りてきたのが、この「はなのあなのはなし」。(ちなみにもう一冊は物語系だった。)
ずいぶん反応が良いし、好きなんだなー。また何度も借りてくるかな?(年少の時は同じ本、同じシリーズをエンドレスローテーションで借りてきてました☆)なんて思っていたら、二度目には借りて来なかった。

まぁ、今回借りた本も楽しそうに見ているから、いろいろ興味が深まって、好きな本の種類も増えたんだなぁ、よしよし…なんて思っていたのだが、その借りてきた本を読み終えたら「はなのあなのはなし」の覚えてるフレーズを言ってみたり、タイトルをつぶやいてみたり。

思わず「……欲しいの?」と聞いたら、即答で「うん!」と。

もしかして、借りたかったけど、他の子が借りちゃったのかな?と。
人気のある本なのかなー?と。
…というわけで、あんまり迷いもなく購入しました。

(あんまりこういうこと書くべきではないのかもしれませんが)絵本って、「人気作家作!」「人気シリーズ!!」なんていう本でなければ、図書館や教室では定番絵本でも古本だと本当にびっくりするくらいの安値で売られていることが多くて、わりと購入しやすいんですよね。
そんなわけで、娘の反応も非常に良いし、なかなかためになる!と思うのに、結構安値で購入しました。
興味があって収納にスペースのある方は、古本なら案外安価なので手にしてみてくださいな。
(ただ我が家の購入した古本は思いっきり折りあとがあるので、子供のお気に入りになりそうな本くらいは、定価でも良かったかなー?ともぼちぼち思い始めてたりもする。)


中身は、「かがくのとも傑作選」とあるように、はなのあなのことを面白くちょっとだけ詳しく書いてある絵本です。
「このほんは、はなのあなを しっかりとふくらまして よんでください。」なんてユーモアを表紙をめくったしょっぱなからかまして始まります。(そもそもシンプルかつ大胆な表紙&裏表紙もユーモアの塊ですけどね)

身近なあつこちゃんと自分の鼻の穴の大きさ比べから、その興味はおじいちゃんとの大きさ比較に移り、さまざまな人の鼻の穴の大きさ・形の違いに興味は移ります。(ここの口をあけた鼻毛ボーボーのおじさんの姿を娘は大層気に入っています)
※読んでいる途中で、母は上を見なければいけません。必要ないかもしれませんが(泣)

それから他の動物達に話は移り、何と!私は知らなかったんですが、イルカは頭の上に1個だけ、鼻の穴があるんですってね!へぇぇ〜と、大人ながら思いました。
そして、何度か繰り返し読んでいたら、娘から「イルカは鼻の穴からピューってするの?」という質問が。
イルカって乱暴に言えばクジラの小型版だから、当然潮吹きもするけれど、自分で疑問に思ったのかな?とちょっと驚いた(いや、どっかテレビとかで見たのかもしらんけれど)
かがくの芽、芽吹いたのかな?

あとは鼻づまりの描写、濁点つきの文章が面白くて大笑い。
鼻つまんでなにぬねの、まみむめもを親子で言い合ってまた笑ったり。

こういう「やってみよう」な文章がちょいちょい挟まるので、親子のコミュニケーションも工夫されててなかなか良い本だと思います。

あとは鼻くその描写。面白いのはもちろん、
「(はなくそは)きれいにならべてもきたない」と言い切ってくれるこの描写が母的にはとってもありがたいです
あとは鼻血。鼻をいじってるとよく出るんだよね〜というのもしっかり押さえてある。
鼻の穴はポケットじゃないから何でも突っ込んだりしないでね!と、お子様の身近なことをしつけ(教育?)とさりげなくからめてユーモアで包んで描くやり方が親としてはありがたいし、子には楽しいし、なかなか良いです。

最後のへんには、鼻の穴の断面図が描かれている。
これにはまだ娘は興味がわかない様子だけれど、かがくの本としては、興味の先を押さえていて良いんじゃないかと思う。
もう少し大きくなったら、もっと興味が広がって、この図からまた何かを読み取るかもしれないですしね。


そんなわけで、「かがくのとも」とか名前がついていると、えーーー?科学???と、文系人間だった私は真っ先に苦手意識を持つのだけれど、実際に読むと、身近な出来事から興味を広げ、知識を深める、それが科学の入口、面白いでしょ?という描写にあふれているように思う。

娘は物語も好きなんだけれど、この「はなのあなのはなし」のせいか、先日借りてきた一冊も、かがくのとも傑作集の一つでした。
親が思っている以上に、子供はいろんなことに興味を持ち、楽しんでいるのかもしれないなと思う次第です。


……先日幼稚園から持ち帰った注文袋に、定期購読する絵本を「こどものとも傑作選(?)」(すでに絵本としても刊行されている名作を「こどものとも」仕様で発行し直したもの、書店等では扱わず幼稚園経由のみで販売される・絵本よりも安価で名作が読める!というのに心動かされる。※しかしすでに何冊か持ってるタイトルがラインナップされてる人は躊躇するコース。)にしたんだけれど、やっぱり「ちいさなかがくのとも」も検討すべきか、今更ながら思案中の我が家(私)です…☆

こんな絵本を読むと、意外と科学って身近でおもしろいのかもなぁなんて思ってみたり、子供を通じて新発見の連続です。

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