書籍「フェレットの冒険2 嵐の中のパイロット」読了。飛行機と愛と妖精と。

  • author: su_da_chi
  • 2008年02月13日

フェレットの冒険 2 (2)

書籍「フェレットの冒険2 嵐の中のパイロット」 リチャード・バック・著 法村里絵・訳 新潮社・刊を読了。
これは先日読んだ「フェレットの冒険1」に続く、フェレットを主人公にした、擬人化された物語。
第一弾の感想はこちら
書籍「フェレットの冒険1 海の救助隊」読了。いたちっぽくないけどフェレが主人公。
フェレットの冒険 1 (1)


今回の主人公は、2人。
一人はストーミィことジャニーン・フェレット。彼女はトランスワールド貨物急便の輸送機のパイロット。任務に頑ななまでに忠実で、ちょっとのトラブルでへこたれない気性の持ち主。
もう一人はバクスター。エンゼル・フェレット・フェアリー学校を卒業したばかりの新米フェアリー。すでに地上の姿は失っている彼は、ストーミィとストローブというパイロットを出会わせる、運命の出会いを演出するという任務を背負っている。その任務にはふさぎ込んでいる自分の孫の運命もかかっているようだ。
その任務を遂行するため、二人の航路が重なる今日、途中の空港に両者を寄り道させるため、フェアリーたちは全力で嵐を起こすのだが...
こんな話。

2編の話が重なっていくので、非常に面白かった。第一弾よりもこちらの方が私は好きですね。
嵐の中を必死で乗り切ろうとするフェレット達は、やはりかなり擬人化されているのもあり、人間の飛行機トラブルの物語と同様に手に汗握る展開で、しかも読んでいる間、「がんばれ!乗り切れ!!」とばかり思うのではなく、バクスターとともに「そんなに無理してがんばるな!早く空港に途中降下してくれ!」と思うのですが、ストーミィの職人気質な頑なさ、他人を思いやる情の深さも理解できるだけに、うまく切り抜けて乗り切って欲しい!と思う気持ちも残る。
一体どうなってしまうんだろう?と(恐らくお子様向けだし変なことになるはずはないとどこかで思っているはずなんだけれど)話の展開にもひきつけられる。
だからストローブとのくだりにはほっとするものの、それだけで終わってないのも手を抜いてなくて隅々までエンタテインメントしていて見事。

バクスターの方も、フェレットのフェアリーの存在が、人間にとってのなくなった人達への思いと重なるのももちろん、自分が飼っているフェレット達も、もしかしたらヘリコプターですぐそばにいたりするのかな?と思ったりできるのが、非常に心温まる話になっている。
良いですねぇ。

サブタイトルからも一目瞭然ですが、嵐の中のパイロットの手に汗握るトラブルたちはもちろん、フェアリー達の生きている者にはなかなか感じられない存在の描写、描かれていることの種類は違うものの、それぞれの面白さがあって、なかなか読み応えのある一冊でした。

...そして、いつものことですが。
フェレットを飼ったことのない方には
ブルーベリーをたくさん食わせたり、ピクルスやトーストなんかを食わせたりするのは止めましょう
ということだけ言っておいて欲しいもんです...。
※検索してみたら、ベリーバランスというブルーベリー(とクランベリー)のサプリもあるようです。健康体にたくさん食わせちゃマズイのはマズイと思うのですが、エキスは有益な模様...☆

そうそう、1巻とリンクする部分ではストローブがFRSのボアと友人ということが書かれていて、ザザ&ショー・フェレッツの曲がちょこっと出てきたりします。
もしかしたら5巻すべてを読み終えたら、実はあちこちリンクしているかもしれません(わかりませんが...)

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