2007年04月03日

読書感想「温室デイズ」瀬尾まいこ&いじめについの考察

8e13d30b.jpg昨日予備校前に買ったのだが本当にさらっと読み終わってしまった。内容は正義感に強い主人公が荒れていく学校に耐えれず声を出してしまい、いじめられていくが必死に我慢して学校に行き続けるというストーリー。最後には小さな変化しか生めなかったというハッピーエンドではない作品。
私はリアルに現実を捉えた良い作品だと思いました。特にハッピーエンドでは無い終わりが、人生はどんなに正しかろうが正しい人が常に幸せになれるほど甘くはない、けれども小さな力でも小さな変化は起こせるという作者のメッセージに感じました。


私は小さい頃からいじめにあう方でもやる方でも無かったです。別に誰一人も見ているわけではないので自慢ではないのですが体格も大きく(現在183)スポーツも一般的にこなし、勉強にはまったく困らず、何より母親の教育の成果なのか小さい頃から莫大な読書のせいなのかはわかりませんが抜群の説得力にていじめられるなんて事は皆無でした。だからいじめられた人の気持ちは理解できません。ただいじめによって自殺する人が毎年いますが一つ思うのは思い詰める前に学生なんだから親に相談してみろということです。親が使えなかったら、公共機関で良い。いじめに負けてる事は人生で負ける事ではない。それなのに死んでしまうなんて…そこで生きてさえすれば人生はいくらでも広がるのに…

社会において常に正しい人が救われるなんて事はありません。どんな人も自分より弱者を欲しがっているのです。そしてどんな社会にてもいじめを無くすことはできません。多くの人はいじめの標的を自分以外にして回避します。そうです、いじめは自分一人が加害者になりにくいから罪悪感がうすいわけです。

結局結論で何が言いたいわけでもありません。ただ、strong willを持つ事は人生において非常に大事な事であると言いたいのです。


subaru4649 at 07:04│Comments(2)TrackBack(0)clip! | 思想

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この記事へのコメント

1. Posted by ふぇるまーた   2007年04月06日 20:32
こんばんは。
TB・コメントありがとうございました。
私は、小さい頃から周りにいじめのない環境で育ってきたので、みちるの中学校の現状やニュースで報道されているいじめ問題も、正直あまりピンと来ません。
私も、何で自殺という選択肢を選んでしまうのだろう、と強く思います。
でも、それは実際にいじめにあったことがないから言えるのかもしれません。
いじめには「原因」などと呼べるものがないように、これといった解決策もないのではないでしょうか。
ただ、テレビや新聞で大きく報道されていることが、いじめや自殺を助長している部分は多少なりともあると思います。

する方もされる方も、いじめで悩んでいるその時間がすごくもったいないと思います。いじめがなくならなかったら、本当に最悪ですね。
2. Posted by すばる   2007年04月07日 02:32
コメントありがとうございます。


いじめは絶対になくならないと私は思います。なぜなら人の心には常に権力欲、他人との格差を気にする心があるからだと思います。そしてこれは時には周りと切磋琢磨して上昇していく良い力になりますが、大概の場合は自分より下のものを作ろうとする動きになってしまいます。

こんなことは絶対にいじめられている人に言いませんが、大事なのはいじめられても生きる力だと思います。いじめる方はもちろん悪いです。しかし、人間的に道徳配慮がる方は世の中では少数です。だからいじめがなくなることを期待しても意味がないということです。

『温室デイズ』ではありませんが正しいからといって常に幸せなわけではありません。それでも正しく生きたいなら自分に相当な精神力が必要でしょう。

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