2006年07月31日

それほど感慨もない31才最後の手紙




 ↑ 死んでいるのではありません。暑すぎてしなびているのです、猫。

 7月最終日。
 今帰ってきて、米を研ぎ、洗濯機を回してる。
 明日から1泊2日の旅行。旅行といっても、仕事。50人もの子どもたちを連れての、ほぼ徹夜覚悟の仕事(嬉しいからだと思うけど、彼らはほぼ寝ない)。しかもなんでだか、今回は、旅館に着いたら、職員がぼく1人で2人の子どもたちを見なきゃならない。職員の手が足りないのは言うまでもないことだと思うけど、うーん。
 ぼくにとっては去年に引き続き2度目。去年もこの時期に行くはずだったのだけど、季節外れの台風襲来で9月に延びた。でも、今年の天気は大丈夫そう。大丈夫というか、暑すぎるほどの日照りになりそう。
 行き先は淡路島。そして、いつものビデオ撮影係。去年は初めてだったから、手を抜くところがわからなかったけど、今年はもっとコンパクトに撮ろうと思う。
 そして、たぶん、徹夜で迎える32度目の誕生日。ひとりじゃないだけ、ま、いっか。いや、全然ひとりでゆっくりしたいけど。



 この間、書店に行ったら夏恒例の青少年読書感想文全国コンクール(今年で第52回になるのだそう)の課題図書がズラリと並んでいて、あー、と思った。
 そのなかに阿部夏丸・作/村上豊・画『うそつき大ちゃん』という本があって、ぼくも一応「大ちゃん」(この年になって「ちゃん」付けもないけど)と呼ばれることが多いなか、そういや、昔、高校ンときにGIカットのNくんから「安産(アンザン)」の次に付けられたあだ名が「ライア−●●(姓)」だったことを思い出した。「ライアー」というのは「liar」、つまり、「嘘つき」のことだ。今から思うとどんな嘘をついていたのかさえ思い出せないが、当時から「嘘つき」だったなんて、本腰入ってるな、自分。と、誉めたたえたくなる。ぜひ読んでみたい。

うそつき大ちゃん
うそつき大ちゃん
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阿部 夏丸 村上 豊
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 それにしても、この青少年読書感想文全国コンクールなるものは、どこが主催しているのだろうと調べてみると、社団法人 全国学校図書館協議会毎日新聞社で、課題図書に選ばれるか選ばれないかでは、本の売上げに大きな影響を与えるであろうし、昨日、マイミクの人の日記にも書いてあったんだけど、そこには、昨今、さほど驚かなくなってきた天下りやら、賄賂やら、そういうダークなものが多少なりとも入り交じっているはずで、もちろん、「子どもたちに読んで欲しい本」という建前はあるにしても、それだけでそれらの課題図書が選ばれるはずもなく、それを証拠に、課題図書に選ばれた本の版元を挙げてみると、自由国民社、童心社、講談社、小学館、フレーベル館、ほるぷ出版、文研出版、小峰書店、新日本出版社、ポプラ社、あかね書房、さ・え・ら・書房、金の星社、あすなろ書房、国土社、文藝春秋、白水社、集英社インターナショナル…というように、おどろくほど重なってない。これにははっきりとした意図を感じずにはいられない。
 ちなみに、このページには「歴代課題図書一覧」が載っているんだけど、そのなかにぼくが読んだことのある本は何冊もあって、子どものころのぼくは相当「おりこうちゃん」だったことがわかるのだけど、印象に残っていて、まだ手元にあるのは、この間亡くなった寺村輝夫・作/和歌山静子・画『トイレにいっていいですか』(ちなみに当時の表紙はこの絵↓ではなかった)で、これは、1981年小学校低学年の課題図書となっていて、まさしくぼくが7才のときに読んだのだと思う。ぼくも授業中というか学校でトイレに行けない子どもで、よく失便した。

トイレにいっていいですか
寺村 輝夫 和歌山 静子
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 あと、そのとき、書店で中山千夏・作/和田誠・絵『どんなかんじかなあ』も読んだのだけど、和田さんの絵が素晴らしい。この作品の絵が五味太郎では、またおもしろくなったとも感じるけど、五味さんの場合は、ちょっと冒険的でもあるから「他人を思いやる/想像する」というテーマであるからして、和田さんがいい。でも、中山千夏って名前、久しぶりに聞いた。昨日も書いたけど、『じゃりん子チエ』を想起せずにいられない。
 それから『オシムの言葉』も課題図書していたのには、苦笑い。読んでないけど。策略か、それともほんとにいい本なのか。

どんなかんじかなあ
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中山 千夏 和田 誠
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 どんどん観たくなってきてる西川美和監督「ゆれる」。写真↑使っちゃいけないのわかってるけど、この写真だけで、もうお腹いっぱい。とりあえず「(C)2006『ゆれる』製作委員会」ということで。
 今日、ポプラ社のwebマガジン「ポプラビーチ」の「志事人」での監督のインタビューを読んで、ますます観たくなった。大阪の会場でも盛況で立ち見も出てるらしい。立ち見で映画観るのはヤだなぁ。絶対映画観てからにした方がいいと思うけど、監督自身が書いた映画の原作も読んでみたい。
 そうそう、ポプラ社といえば、ちょっと前に出た大平一枝・文/小林キユウ・写真『かみさま』という本も気になってるんだけど。

ゆれる
ゆれる
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西川 美和
ポプラ社 (2006/06)


かみさま
かみさま
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大平 一枝 小林 キユウ
ポプラ社 (2006/06)




 ともかく、明日、明後日と大仕事なので、今日ははやく寝ます。
 みなさんも、ぼくも、7月、ごくろうさまでした。8月もなんとかそれなりにやりましょう。
 では、また8月に。32才になったぼくが日手紙書きます。

 ごはんも炊けたようです。

ゆれる




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1. 社会  [ フレッシュアイNewsWatch ]   2006年07月31日 20:50
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