2016年6月12日 日曜日
今日は3か月に一度の石飛先生によるダンマパダ(法句経)の解説でした。参加者は8名、内容は「賢者の章」と「阿羅漢の章」でした。
今日は3か月に一度の石飛先生によるダンマパダ(法句経)
先生によると、基本的にはどの章の構成も同じで、最初は低いレベルの内容、つまり修行の初期段階の人が気をつけるべきことが語られ、徐々 に高いレベルの修行者に向けた内容へと変化していき、最後には聖者の生き方や心について語られる、というふうに進んでいきます。この賢者の章もそのような構成になっており、初めの偈では「自分が罪を犯したときに叱ってくれるような人とこそ親しく付き合うように」と語られ、もちろんこれだけでも(人によっては)簡単なことではないですが、わりと常識的な話だと言えると思います。それが賢者の章の最後になると、七覚支(念・択法・精進・喜・軽安・定・捨)について語られ、完全に清らかな執着のない心について語られるという具合にレベルが上がっていきます。
続いて阿羅漢の章ですが、この章では阿羅漢の心について語られるので、徐々にレベルが上がっていくのではなく、
< div>章を通して最高レベルの心について語られます。中でも「それにしても石飛先生は終始、元気一杯に快活に解説されます。先生の人柄に触れるだけでも「このような明るい元気な人がいるんだなあ」と勉強になりました。
文:長谷部