これは僕のペンギンハイウェイの備忘録です。
海を中心にしてメビウスの輪の様な結界があったんだろうか?
〈海〉の力がそこまでないからまだ子供達とお姉さんしか辿り着けなかったけど〈海〉が大きくなり力が強大になった為に多数の人間が認識出来る様になったんじゃないかなと思う。
もしアオヤマ君の願い通りに〈海〉を少しだけ残したとしてお姉さんが消えずに残っていたとしたらそれはハッピーエンドだったんだろうか?
あとお姉さんはペンギンと違って水分は摂っていましたね、そこは違いました。
お姉さんがもしアオヤマ君が謎を解いたら海辺の街に連れて行ってあげる、と約束していたけどお姉さんはこの街から出る事は出来ない。だから不可能な問いかけをアオヤマ君に投げかけたのかな、と。
アオヤマ君が謎を解く事はつまりそれは〈海〉、ペンギン、お姉さんの消失になってしまう…
全ては繋がっていて、それは一つも欠けてはならない…全てが存在する事で均衡を保っていた…
やっぱりお姉さんは全てを知っていてアオヤマ君にこの謎を託したんじゃないかって思うんです。
お姉さんが海辺のカフェでいった宇宙人説もある意味それを分かった上で言ったんじゃないかって。
多分この謎を解くのはアオヤマ君じゃなくても良かったんです、誰かが解いてくれる。
でもお姉さんの意思でアオヤマ君という人類代表にこの謎を託したんじゃないかって。
多分アオヤマ君はずっとこの謎に取り組み続けるでしょうね。
いつか昨日の自分より、昔の自分より偉くなって人類代表になった時にまたお姉さんに再会してこれまでと今の事をお姉さんに話して欲しいというささやかな願いが僕の中にあります。
「ふぅん」とだけ言ってくれるだけで良いんですよね…