2008年08月10日
言うまでもなく。
ISO14001は環境保護を目的とした国際規格ですわな。
ですから、その全ては環境保護につながらんとイカンわけで。
何もISOなんてぇものが日本に上陸する以前から、我々は環境保護活動をやっていたはずなんですよ。ただし、名前が「環境保護」でなくて「エネルギー経費の削減」とか「排水処理装置の維持」とか「原材料の削減」なんてゆー風になっていただけで。
それは社会的ニーズ云々とは別に、純粋に「経費」の削減とか、もっと言えば日本的価値観の「勿体無い」とか「世間サマ」って云う精神から来ていたんですね。
ISOの「規格」はそーした「仕事」をシステム立ててやろう、という事であって、何もそれ以前からしている仕事を否定するものではないんですよ。
んじゃ、「認証」って何?って思うんですよね。
これがISO9001なら分るんですよ。だって9001は元々「良品を作ることができる体制」があるか・ないかという外部品質保証のための規格ですから。第三者から「適合」を確認してもらうことで、顧客から安心して購買してもらえるわけです。言い換えれば、いくら自社で「ウチは適合しています」って言っても信憑性っちゅうモンがありせんからね。
しかし、14001はどうか、ってゆーと。
環境保護の世界は、言ってみれば「結果が全て」って話ですわな。いくら上等なシステムがあっても結果が出ないと「意味ナーイじゃん」ってことです。システムだけ適合判定を受けたとしても、結果が伴わないと「環境保護」にはならんです。
つまり、認証の有無とパフォーマンスの向上との間にはリニアな相関関係は無いんです。いくら14001の認証を取得していても、それだけで「環境に配慮」しているとはいえません。「国際規格に則った環境管理システム」を運用していますよ、っていうだけのことです。
私達がしようとしてるのは、環境保護のハズなんです。
あるいは経費の削減や環境事故の防止とも言えます。であれば業務として、まずそれを行う必要があるんです。
次に、その仕事の精度を高めるためにISOの規格を利用すればいいんです。規格はマネジメントの”手法”ですから
最後に、それが国際的な規格から見て適合しているか否かを判定してもらう。という順序のはずなんですよね。
審査員(認証)やコンサルタント(規格)が何を言おうともまずは、自分の「仕事」をしないとね。
コンサルタントや審査員のアホな解釈を鵜呑みにして自分達の仕事をネジ曲げてしまっては本末転倒ってことなんです。
ISO14001は環境保護を目的とした国際規格ですわな。
ですから、その全ては環境保護につながらんとイカンわけで。
何もISOなんてぇものが日本に上陸する以前から、我々は環境保護活動をやっていたはずなんですよ。ただし、名前が「環境保護」でなくて「エネルギー経費の削減」とか「排水処理装置の維持」とか「原材料の削減」なんてゆー風になっていただけで。
それは社会的ニーズ云々とは別に、純粋に「経費」の削減とか、もっと言えば日本的価値観の「勿体無い」とか「世間サマ」って云う精神から来ていたんですね。
ISOの「規格」はそーした「仕事」をシステム立ててやろう、という事であって、何もそれ以前からしている仕事を否定するものではないんですよ。
んじゃ、「認証」って何?って思うんですよね。
これがISO9001なら分るんですよ。だって9001は元々「良品を作ることができる体制」があるか・ないかという外部品質保証のための規格ですから。第三者から「適合」を確認してもらうことで、顧客から安心して購買してもらえるわけです。言い換えれば、いくら自社で「ウチは適合しています」って言っても信憑性っちゅうモンがありせんからね。
しかし、14001はどうか、ってゆーと。
環境保護の世界は、言ってみれば「結果が全て」って話ですわな。いくら上等なシステムがあっても結果が出ないと「意味ナーイじゃん」ってことです。システムだけ適合判定を受けたとしても、結果が伴わないと「環境保護」にはならんです。
つまり、認証の有無とパフォーマンスの向上との間にはリニアな相関関係は無いんです。いくら14001の認証を取得していても、それだけで「環境に配慮」しているとはいえません。「国際規格に則った環境管理システム」を運用していますよ、っていうだけのことです。
私達がしようとしてるのは、環境保護のハズなんです。
あるいは経費の削減や環境事故の防止とも言えます。であれば業務として、まずそれを行う必要があるんです。
次に、その仕事の精度を高めるためにISOの規格を利用すればいいんです。規格はマネジメントの”手法”ですから
最後に、それが国際的な規格から見て適合しているか否かを判定してもらう。という順序のはずなんですよね。
審査員(認証)やコンサルタント(規格)が何を言おうともまずは、自分の「仕事」をしないとね。
コンサルタントや審査員のアホな解釈を鵜呑みにして自分達の仕事をネジ曲げてしまっては本末転倒ってことなんです。
2008年08月09日
19世紀の末にアンリ・フィヨールとゆー人が、
「会社経営には”管理”が重要じゃい」という本を出版しています。”重要”とはよーするに”儲けるには”という意味です。会社経営に”管理”という概念が持ち込まれたのは、この時からです。
これ以降、世界中の企業は、この管理という概念のもとに発展と混迷の歴史を続けてきたワケです。
20世紀に入ってから、F.テイラーという人が「科学的管理法」という論文を発表しています。今や日本中の製造業で当たり前になっている「標準作業」ちゅーシロモノを産んだのが、このお方です。この手法によって全くの素人が、たった数ヶ月の訓練で数十年のベテランと同じレベルで仕事をさせることが可能になった、のだそうです。
これによって、企業の生産効率は格段に進歩し・・・早い話が儲かるよーになったんです。
この「標準作業」については別の機会に話をするとして、これ以降、論理でもって仕事をする、というのがスタンダードになっていったのです。これが”マネジメントシステム”というヤツです。
今ではごく当然になっている組織形態の「ライン&スタッフ(現場と技術や計画、事務系の仕事をする人員を区分して仕事に就かせる)」というスタイルを発案したのは、テイラーの弟子、エマーソンというお人です。
しかしながら。
”マネジメントシステム”さえしっかりしていれば、それでいーか、ちゅうと、そーはいかないんですよね。
会社がゼニを産むには、他社には無い競争力のある技術が要りますな。ヨソと同じモノしか出来なければ安売りをするしかナイわけで。そーいった革新的な技術というモノは、システムによって生み出されるとゆーモノじゃぁありやせんです。 天才的な才能や、天啓によって得られるものなんですよ、フツーは。青色発光ダイオードなんかいい例ですね。
こういう「技術力」がないと会社は儲からんのです。
更には、当たり前っちゅーか、”社員のやる気”ってヤツが大事でして。システムと技術だけあっても、やる気が無いと、どーしよーもないです。これはメイヨーと言う人が「人間関係論」という論文で主張しています。
「システム」「技術」「やる気」の3つが揃って、初めて会社は「儲かる」んですね。
ISO14001は、この内の「システム」について”だけ”の話なんです。だって名称に「環境マネジメント”システム”」と明言してあるじゃないですか。
ですから「ISO14001を活用さえすれば企業が儲かる」なんてな事は有り得んのです。
だって、残った「技術」と「やる気」は所詮、その会社持ちなんですから。コンサルタントや審査会社の宣伝文句を鵜呑みにしゃダメです。分をわきまえませんとね。
世間では「ISOの形骸化」てな問題がありますが。シテスムだけで全てを片付けようとするから、そーなるんです。当たり前ですね。
アメリカのビジネス界に伝わる諺「マーフィーの法則」に、
「カナヅチを持つ人間の眼には全てに釘に見える」という一文があります。システム屋は世の中の全てがシステムによって片付くと思うんですなw
ISO14001はその序文で「この規格は組織の環境パフォーマンスを保証しない」とあります。これはつまり、こーゆー事なんですね。
え?ISOは「儲けるため」じゃない?
上品に言いなおせば、「環境パフォーマンスを向上させる」ということです。
「会社経営には”管理”が重要じゃい」という本を出版しています。”重要”とはよーするに”儲けるには”という意味です。会社経営に”管理”という概念が持ち込まれたのは、この時からです。
これ以降、世界中の企業は、この管理という概念のもとに発展と混迷の歴史を続けてきたワケです。
20世紀に入ってから、F.テイラーという人が「科学的管理法」という論文を発表しています。今や日本中の製造業で当たり前になっている「標準作業」ちゅーシロモノを産んだのが、このお方です。この手法によって全くの素人が、たった数ヶ月の訓練で数十年のベテランと同じレベルで仕事をさせることが可能になった、のだそうです。
これによって、企業の生産効率は格段に進歩し・・・早い話が儲かるよーになったんです。
この「標準作業」については別の機会に話をするとして、これ以降、論理でもって仕事をする、というのがスタンダードになっていったのです。これが”マネジメントシステム”というヤツです。
今ではごく当然になっている組織形態の「ライン&スタッフ(現場と技術や計画、事務系の仕事をする人員を区分して仕事に就かせる)」というスタイルを発案したのは、テイラーの弟子、エマーソンというお人です。
しかしながら。
”マネジメントシステム”さえしっかりしていれば、それでいーか、ちゅうと、そーはいかないんですよね。
会社がゼニを産むには、他社には無い競争力のある技術が要りますな。ヨソと同じモノしか出来なければ安売りをするしかナイわけで。そーいった革新的な技術というモノは、システムによって生み出されるとゆーモノじゃぁありやせんです。 天才的な才能や、天啓によって得られるものなんですよ、フツーは。青色発光ダイオードなんかいい例ですね。
こういう「技術力」がないと会社は儲からんのです。
更には、当たり前っちゅーか、”社員のやる気”ってヤツが大事でして。システムと技術だけあっても、やる気が無いと、どーしよーもないです。これはメイヨーと言う人が「人間関係論」という論文で主張しています。
「システム」「技術」「やる気」の3つが揃って、初めて会社は「儲かる」んですね。
ISO14001は、この内の「システム」について”だけ”の話なんです。だって名称に「環境マネジメント”システム”」と明言してあるじゃないですか。
ですから「ISO14001を活用さえすれば企業が儲かる」なんてな事は有り得んのです。
だって、残った「技術」と「やる気」は所詮、その会社持ちなんですから。コンサルタントや審査会社の宣伝文句を鵜呑みにしゃダメです。分をわきまえませんとね。
世間では「ISOの形骸化」てな問題がありますが。シテスムだけで全てを片付けようとするから、そーなるんです。当たり前ですね。
アメリカのビジネス界に伝わる諺「マーフィーの法則」に、
「カナヅチを持つ人間の眼には全てに釘に見える」という一文があります。システム屋は世の中の全てがシステムによって片付くと思うんですなw
ISO14001はその序文で「この規格は組織の環境パフォーマンスを保証しない」とあります。これはつまり、こーゆー事なんですね。
え?ISOは「儲けるため」じゃない?
上品に言いなおせば、「環境パフォーマンスを向上させる」ということです。
