MMA The Orange

RIZIN、修斗、パンクラス、DEEP、UFC、ONEなどなど。総合格闘技を電波と充電の続く限り速報します。

きりん珈琲@大森

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理由もよく覚えていないですが、真夏になぜか歩いた蒲田→大森間。その時に偶然発見したのがきりん珈琲です。そのファンシーな店名とコンパクトにまとまったお店の佇まいに引き寄せられるままに入りました。珈琲と名前に付くだけあって店内に焙煎スペースがある本格派。コーヒー豆を購入していくお客さんも多かったのも頷けます。
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そんな光景を横目で見ながら1つだけ空いたテーブル席に座りました。ひと息つきながら周りを見渡すとアイスコーヒーにたまごトースト、カレーにナポリタンと注文しているメニューはさまざま。迷いに迷いましたが、際立った存在感を見せていた季節限定いちごのクリームソーダを注文しました。
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登場したクリームソーダは底にいちごの赤みが沈んだグラデーションタイプ。混ぜるのを躊躇する美しさ。細長いグラスに蓋をするようにのったストロベリーアイスとその上のさくらぼ。そのフォルムも色合いも満点です。味も甘すぎずサッパリとして甘酸っぱい。真夏に散歩した疲れと暑さを優しく癒してくれました。本格的なコーヒーのお店で飲むクリームソーダ。思った以上に完成度が高し。また行ってみよう。

【TOPBRIGHTS】松嶋こよみ カルシャガ・ダウトベックと対戦!

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2024年1月21日に群馬県のオープンハウスアリーナ太田で開催されるTOPBRIGHTS.1の追加対戦カードとして松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)×カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/タイガームエタイ)のフェザー級ワンマッチが発表されました。

松嶋はONEを主戦場にした後にROAD TO UFCにも出場した実力者。その後もUFC出場を見据えて今年はDEEPに参戦していました。それがまさかTOPBRIGHTSに参戦するとは。。。意外な気もしますが、UFC出場を目指す上で単発で参戦出来る大会は貴重だったのかもしれません。

しかも、試合はUFCにアピールする上でモノを言いそうな国際戦。ダウトベックはボクシングをベースにしたストライカー。2018年にRIZIN朝倉未来に判定負けを喫しましたが、今年はカザフスタンでのAlash Prideを主戦場に3試合連続1R KO勝ちと波に乗っています。

9月にはUFCに出場経験のあるディエゴ・ブランダオンをハイキックからフックでダウンを奪ってパウンドアウトした試合は印象的。同じく打撃がキレる松嶋との対戦はヒリヒリした緊張感のあるものになりそう。松嶋はアピールする上で負けられない一戦を迎えます。

その他にもグレイソン・チバウ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)×キム・ハンスル(韓国/コリアンゾンビMMA)のMMAマッチが決定。堀口恭司プロデュースたる所以かだいぶ国際色豊かな大会になってきました。

後は大会を観戦しに行くべきか。良いカードもある反面、大半はキッズや育成枠の試合。そして群馬という開催地。チケットも決して安くはないしな。。。配信を激しく希望します。

ふく屋@武蔵小杉

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武蔵小杉と新丸子。隣駅だけど私の中でほぼ一体化してる。武蔵小杉下車と言われても実は新丸子からの方が近かったりする。そんなお店の一つがふく屋。蕎麦と和食で一杯飲めるお店ですが、実はランチがスゴイと聞きつけて行ってきました。

刺身定食に串かつ定食、牛すじ定食と居酒屋然としたメニューが並ぶ中、人気になっているのは意外にもとんかつ!専門店以外でとんかつが脚光を浴びるってなかなか見ない光景です。

とんかつに手が伸びかけましたが、妙に気になったのがカツ丼。しかもソースカツ丼と卵カツ丼があるじゃないですか。2種類のカツ丼を使い分けるとは。。。よほど自信があると見た。スタンダードに卵カツ丼を注文しました。

登場したカツ丼はまさしく王道。カツ丼の中のストロングスタイルと言っていいでしょう。とろとろの半熟になった卵をまとったとんかつは肉厚。ルックスだけでもはや正解です。

サクサクした食感の部分もあれは、つゆを吸ってしんなりした部分もあり、絶妙のバランス。そして噛み応えのある豚肉からはジューシーな肉汁。そして卵とつゆの旨味。カツ丼でしか味わえない満足感。卵カツ丼を選んだ自分を褒めたい。

【パンクラス】高橋遼伍 初参戦!キム・サンウォンと対戦!

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12月24日に横浜武道館で開催されるPANCRASE 340。既に林 源平(和術慧舟會IggyHandsGym)×住村竜市朗(TEAM ONE)や河村泰博(和術慧舟會 AKZA)×透暉鷹(ISHITSUNA MMA)、伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST)×有川直毅(K-PLACE)、粕谷優介(総合格闘技道場CROWN)×雑賀ヤン坊達也(DOBUITA)など、タイトルマッチが多数発表されていますが、さらにまた刺激的なカードが追加されました。

修斗で環太平洋フェザー級チャンピオンを戴冠し、ONE Championshipに参戦した高橋遼伍(KRAZY BEE)がパンクラスに初参戦。ROAD TO UFC 2023にも出場した韓国人ファイターのキム・サンウォンと対戦する事が発表されました。

高橋がまさかまさかのパンクラス初参戦。接点らしい接点がないだけに意外に感じるのは私だけでしょうか。ONEでは3連敗を喫しましたが、相手の脚を確実に削る強烈なカーフキックは脅威といいでしょう。新居すぐるを頂点に高木凌、亀井晨佑、中田大貴と群雄割拠のパンクラスフェザー級戦線。誰と対戦しても面白い。

しかし、対戦相手のサンウォンもなかなかのクセモノ。パンクラス初参戦となった名田英平戦では飛び膝でダウンを奪い、グラウンドでも優位に試合を運んで完封勝ちを収めました。ROAD TO UFCではイー・ジャーを相手に敗れたものの、接戦に持ち込んでいるだけにパンクラスで大化けても不思議ではないでしょう。勝ってフェザー級戦線に割って入るのはどちらか。マニア好みの好カードが用意されました。

ひやてんLABO@中目黒

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岐阜のソウルフード冷やしたぬきそばの専門店ひやてんLABOが中目黒にオープンしました。岐阜に限らず、冷やしたぬきそばってわりとスタンダードなメニューだよな、、、と思いながら注文しましたが、ごめんなさい。普段から馴染みのある冷やしたぬきとは一味違いました。

丼の中央には卵黄。それを囲むように揚げ玉、お揚げにネギが並べられた映えるビジュアル。底に沈んだタレを絡めながらいただきます。

このタレがまた甘めで濃い!揚げ玉やネギにタレが染み込んでシャクシャクした食感がクセになる。そしてコシの強いボクボクした麺がまた独特の存在感。ラー油つけそばのようなジャンクさはやみつきになるのも頷けます。
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そしてサイドメニューにあるひやてん節キーマカレーライスもなかなかのクセモノ。パクチーがたっぷり入ってスパイスと香草が効いたキーマは冷やしたぬきに負けず劣らずのインパクト。岐阜のソウルフードは確実に爪痕を残してくれました。

新ネギラーメン@新橋

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シン・ゴジラがブレイクしてから、シン・ウルトラマンシン・仮面ライダーと二番煎じが続く中、新橋駅前でシン・ネギラーメンの看板を目撃しました。お店の名前は新ネギラーメン。何がシンなのかはよくわかりませんが、なぜか惹かれてお店に入りました。

注文したのはネギコテラーメン。丼の真ん中に山盛りになった白髪ネギがインパクト抜群。おまけに丼のふちからハミ出た海苔とチャーシューも視覚から猛烈にアピールしてくるじゃありませんか。

とんこつ醤油ペースのスープは胡椒が効いているのが印象的。そこに背脂が入ってガツンと来る濃いめの味付けは中毒性が高い。カロリーを考えると箸の動きが一瞬鈍りましたが、それでもなお食べたくなる背徳感。わんぱく心を掴んで離せない一杯でした。

【RIZIN】YUSHI 新井丈とRIZINで対戦を要求!

大晦日まで1ヶ月ちょっと。RIZIN.45の対戦カードも発表され始めて徐々に師走感が漂ってきましたが、ここに来て毎年恒例の「大晦日に出場したい」アピールが。。。

空気を読めずに手を挙げたのはYUSHI。これまでRIZINでは4試合に出場して3勝1敗。戦績だけ見ると一丁前ですが、イケメンホストを全面に押し出したキャラ売りファイター。当然ながら修斗やDEEP、パンクラスなどの出場経験はなく、試合も去年の大晦日のRIZIN以来ありません(ブレイキングダウンには2月に出場)。

そんなYUSHIが自身のX(旧Twitter)を更新。ゴング格闘技の投稿を引用して修斗2階級同時制覇を成し遂げた新井丈に対戦要求しました。

いやいやいや。修斗史上で初めて2階級同時制覇した新井に対して何の実績もないYUSHIが宣戦布告って身の程を知らないにも程がある。案の定、SNS界隈では反対論とYUSHIに対してネガティブな意見の大合唱。このまま立ち消えになるのかと思いきや、意外に新井が所属する和術慧舟會HEARTS代表の大沢ケンジは「こちらはオッケー」と乗り気なツイート。さらに新井本人も「盛り上がるなら。やりますか」と対戦に応じる気配を見せています。



なるほど。当人同士が良くて主催者からもオファーがあるならアリなんでしょうけど、いくつか引っ掛かりが。まず、新井でいうと、
つい先日の山内渉との激闘で相当数の打撃を被弾しており、そのダメージはとにかく心配。YUSHIのパンチは当たらないという見方もありますが、今はしっかり身体を休めてほしいというのが率直な思いです。

あとちょっとだけYUSHIの生命が心配笑。階級差はあれど、新井のパンチを被弾したらそのダメージはとても笑い事では済まないでしょう。選手の安全管理という点からもオススメ出来ません。

そして真面目な話をすると、修斗初の2階級王者の首を取るため、もしくはリベンジをするために修斗で爪を研いでいる選手があまりにもかわいそうでならない。王者に挑戦するにはプロになって勝ち星を積み上げてやっと実現するもの。それが何の実績もないどこぞのホストがSNSでケンカを打って実現するなら、修斗で汗を流している選手が報われませんよ。

最後に意味不明の自信がありげなYUSHIパイセン。本気で修斗王者になりたいならアマチュア修斗から始めたらよろしいかと。楽をして美味しい思いをしようなんてムシが良すぎますよ。ホストに会いたいならホストクラブに行く。これ必然ですよね?焦らず地道に。それではRIZIN.120くらいでお会いしましょう。

【RIZIN】RIZIN.45追加対戦カード発表!

2023年大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.45木村“フィリップ”ミノルのドーピング検査の結果、再び陽性反応が出るという笑えない話題もありますが、なかなか味わい深い追加対戦カードか発表されました。

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【体重、ルール、ラウンド数調整中】
皇治(TEAM ONE)
三浦孝太(BRAVE)
MMAデビュー戦の皇治とMMA戦績2勝1敗の三浦。戦績的にも釣り合うし、知名度的にもキングカズの次男と週刊誌も賑わすお騒がせ男というマッチメイクは話題性があって絶妙の配分ではないでしょうか。でも、三浦も皇治も正念場。三浦はYA-MANに敗れて格闘家としての真価が問われるし、皇治は同じくMMAデビュー戦で三浦を圧倒したYA-MANと否応なしに比較されるはず。おまけに天敵の芦澤竜誠はMMAデビュー戦で格上の太田忍と対戦します。芦澤が勇敢なのか無謀なのかはわかりませんが、その結果いかんによってはまたディスされる可能性もあるでしょう。でも、まさかMIXルールとか皇治にとってダサい事にならない事を願っています。

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【山本美憂引退試合 RIZIN女子スーパーアトム級】
伊澤星花(Roys GYM)
山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)
山本の怪我で流れて大晦日で実現する事になった一戦。山本の引退の花道を日本最強女子の伊澤が介錯するというアングルはなんとなくわかります。でも、ぶっちゃけ伊澤はもっともっと強豪と当ててどこまで強いか見てみたいというのが率直な感想。ぶっちゃけ伊澤星花のムダ使いではないかと。。。伊澤に見合う相手が見つかりにくいという状況もあるだけに致し方ないか。最後は伊澤が圧巻の強さを見て送り出してくれる事を期待します。

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【フェザー級】
弥益ドミネーター聡志(team SOS)
新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
2022年の平本蓮戦以来の復帰戦を迎える弥益。対する新居はRIZINで飯田健夫を相手に壮絶なKO勝ち。その後のパンクラスでは亀井晨佑をセンタク挟みを極めて激闘を制してフェザー級王座を戴冠。キャリアの中で最も波に乗っていると言っても過言ではないでしょう。弥益がリフレッシュして調子がどこまで戻っているか。お互い極めの強いグラウンドテクニックを持っているだけにハイレベルで拮抗した試合になると見ました。

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【ウェルター級】
イゴール・タナベ(セラヴィー)
安西信昌(TEAM CLIMB)
2023年の台風の目の一人と言えば間違いなくタナベでしょう。RIZIN参戦後は2試合連続一本勝ち。しかも危なげなくあっさり極めているから幻想は高まるばかり。今回はミドル級からウェルター級に下げた事が吉と出るか凶と出るか。まずは計量が第一関門になりそうな予感。対する安西。パンクラスで無類の強さを誇ってUFCにも参戦していたのは2011年〜2018年頃の話。あれか5年が経過して直近では5月に海外で試合をして敗戦しており、どこfまで復調しているか。オールドファンとしては川村亮をKOしたパンチがまた見たかったするのです。

【RIZIN】速報!木村"フィリップ"ミノル再び陽性反応!


12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.45の追加対戦カード発表記者会見。冒頭で榊原信行CEOから木村"フィリップ"ミノル(Battle Box)のドーピング検査の結果が陽性だった事が発表されました。これにより、決定していた安保瑠輝也(MFL team CLUB es)とのキックルールの試合が消滅した事もリリースされています。

いやはや、前回の記者会見は何だったのかと。さすがに見切り発車するからには100%陰性なんだと思っていましたが、ここまでグダグダだともはやつまらないコントです。会見の中で「笑うしかない」と語ったようですが、さすがにこのコントでは笑えない。前回の「検査結果も楽しんでほしい」という発言と同様に言葉のチョイスと感覚には違和感を感じてしまいます。

そしてさらに違和感を感じたのは会見終了後の榊原CEOのツイート。木村に対して「ミノルは“3度目は無い!”という覚悟で、「陰性」を勝ち取るしか無いです」と投稿しました。

いやいやいや。ドーピング検査の陰性って勝ち取るものではなくて、普通に生活していれば自ずと陰性になるものではないかと。それがまるで難敵を倒すかのように表現されているのは、何か根本が間違ってる気がします。

改めて木村の陰性を待っていずれ復帰戦を行うようですが、果たしてそうまでしてリングに上げる価値がある選手なのか甚だ疑問。それであればもっと他の選手にチャンスをあげてほしい。

【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2023 6th ROUND

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【第1試合 DEEP JEWELS メガトン級】
◯JUICY(フリー)
(判定3-0)
×Peach(スマイル柔術)
1R、序盤はスタンドの肉弾戦。距離が近づくとお互いに左右のフックを繰り出す。終盤になるとPeachがパンチを効かせたところで投げてテイクダウン。バックを取ってラウンドを終えた。
2R、差し合いからPeachか足を掛けてテイクダウンを狙う。しかしJUICYの腰は重い。耐えると逆に投げを放つがPeachが堪えて差し合いが続く。するとJUICYがバランスを崩したところでPeachがバックに周るが、JUICYが立ち上がって逆に上になってポジションを固めて試合終了。微妙な判定はJUICYに軍配。


【第2試合 ライト級】
BAGGIO(フリー)
(ノーコンテスト)
宮本誠一(KATANA GYM)
1R、パンチを振るって前に出る宮本。ケージまで押し込むがBAGGIOは組み付いでテイクダウン。じわじわとポジションを移行するとVクロスの体勢からパウンド連打。動けない宮本を見てレフェリーが試合を止めた。しかし前日計量で450gオーバーのためノーコンテスト裁定。


【第3試合 バンタム級】
×岩見凌(KIBAマーシャルアーツ)
(判定0-3)
◯生田大雅(BLUE DOG GYM)
1R、序盤は距離を置いたスタンドの展開。静かな立ち上がりだったがグローブチェックで中断後、突然激しい打ち合い。生田がバランスを崩したところに岩見は組み付いて押し倒す。マウントを奪取するが生田はすぐに立ち上がるが、岩見も組み付いてバックに周ってグラウンドに引き込む。すぐさまチョークを狙うがタイムアップ。
2R、打撃の交差から今度は生田がタックルでテイクダウン。じっくりとポジションを移行して不完全ながらバックに周る。やや降着したが、終了間際にバックチョークを狙うがまたもタイムアップ。判定は生田に軍配。


【第4試合 ウェルター級】
×前田啓伍(Tristar Gym)
(判定0-3)
◯山田聖真(ISHITSUNA MMA)
1R、パンチの交差から組み付くのは山田。足を掛けて何度も倒すが前田はケージを背にしてその度に立ち上がる。終盤まで山田は組み付いてテイクダウンするが前田が立ち上がる展開を繰り返してラウンド終了。
2R、開始直後にタックルからテイクダウンした前田。山田は下からギロチンを狙う。しかし前田は首を抜いてマウントに移行。さらにバックに周ると山田は立ち上がる。正対して差し合い。すると山田は投げで逆にテイクダウン。ハーフに移行。さらにバックからチョークを狙うが前田が立ち上がって試合終了。判定は山田に軍配!


【第5試合 フライ級】
◯安永吏成(フリー)
(2R TKO)
×坂本岳(フリー)
1R、開始直後に坂本がタックルでテイクダウンに成功。すかさずバックに周ると怒涛のパウンド。安永は抑え込まれて防戦一方。坂本はマウントを奪ってポジションをキープ。安永はスイープを狙ってスタンドに脱出。終了間際に安永はハイキックをヒットさせてパンチを当てると坂本は膝をつくがタイムアップ。あと1発という場面。
2R、スタンドの展開から安永の膝がローブローに入ってしばらく中断。再開すると安永がハイキックからフックをヒットさせてグラつく坂本。しかしタックルでごまかしてテイクダウン。だが安永はすぐに立ち上がると再びスタンドの展開。右アッパーをクリーンヒットさせると坂本はダウン。レフェリーが試合を止めた!


【第6試合 フライ級】
◯島袋チカラ(CORE)
(判定3-0)
×京之介(K-Clann)
1R、序盤は島袋ペース。カーフキックや2段蹴りを要所でヒットさせて手数を稼ぐ。京之介はタックルを狙うが切られ続ける。それでもトライすると足を抱えてついにテイクダウンに成功。上からパウンドを落として反撃を開始してラウンドを終えた。
2R、間合いを詰めて組みたい京之介。タックルで早々にテイクダウンに成功。上を固めて肘とパウンドを当てる。島袋はなんとかスタンドに脱出すると、またもカーフキックを効かせる。嫌がる京之介はタックルで組み付いて試合終了。判定は島袋に軍配。


【第7試合 ウェルター級】
◯嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)
(判定3-0)
×鈴木琢仁(ボンサイ柔術)
1R、序盤に組み付いた嶋田が早々にテイクダウン。しかし鈴木がスイープして上を取り返す。しばらく上のポジションをキープ。終盤に島田が立ち上がると再び差し合い。投げで鈴木がテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、鈴木の片足タックルを切った嶋田がバックに周る。だが鈴木は正対して上になる、しばらくポジションを固めるが、嶋田は下から持ち上げてスイープ。時間を掛けてバックに周る。これも鈴木は正対。スタンドに戻ると嶋田の細かいパンチがヒット。さらに嶋田はグラウンドに持ち込んで試合終了。微妙な判定は嶋田に軍配。


【第8試合 メガトン級】
◯稲田将(ISHITSUNA MMA)
(1R アームロック)
×トーマス(米国/Y&K MMA ACADEMY)
1R、開始と同時に突進してパンチを振るうトーマス。稲田はタックルで簡単にテイクダウン。すかさずサイドに周ってアームロック。トーマスはタップ。稲田があっという間に一本勝ち。


【第9試合 セミファイナル メガトン級】
◯赤沢幸典(Tristar Gym日本館/Team Cloud)
(2R TKO)
×ハリー・KIMURA(オーストラリア/KICK PUNCH SUBMIT)
1R、身体がグッドシェイプの赤沢。開始直後にタックルでテイクダウン。ハリーは下からアームロックを狙うが赤沢は立ち上がって回避。すかさず赤沢はタックルでテイクダウン。ハリーが何度立っても組み付いてテイクダウンして動きを封じてラウンドを終えた。
2R、またしても赤沢はタックルでテイクダウン。立ち上がるハリーだがすぐにグラウンドに引っ張り込む。するとポジションを固めてパウンドを連打。レフェリーが試合を止めた!


【第10試合 メインイベント メガトン級】
◯水野竜也(フリー)
(2R TKO)
×SAINT(米国/Y&K MMA ACADEMY)
1R、水野はタックルでテイクダウンするがSAINTはすぐに立ち上がる。直後の差し合いからSAINTの膝がローブロー。長らく中断の後再開。すると水野の左ストレートがクリーンヒット。さらに右フック。SAINTが怯んだところをタックルでテイクダウン。バックに周ってチョークを狙うがSAINTは回避。その後も水野が上をキープしてラウンドを終えた。
2R、開始直後に水野のパンチがヒット。さらに水野は組み付くと膝蹴りを顔面に打ち込むとSAINTは膝を突く。パウンドを集中させるとレフェリーが試合を止めた!

【DEEP】速報中!DEEP JEWELS 43

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2023年の勤労感謝の日はDEEPの日。昼の部はDEEP JEWELS 43が浜松町のニューピアホールで開催されます。メインは松田亜莉紗(BLOWS)×万智(スポーツジム67’s)のストロー級暫定王者決定戦。さらには須田萌里(SCORPION GYM)×彩綺(フリー)、栗山葵(SMOKER GYM)×斎藤百瑚(EXFIGHT)というRIZINにも直結しそうなアンダーカードも見どころ充分。本日も電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【オープニングファイト アマチュアSPルール 50kg契約】
◯サラ(FIGHT BASE都立大)
(判定3-0)
×横瀬美愛(BELVA)
1R、開始直後にサラの蹴りを掴んだ横瀬。グラウンドになるとサラがスルスルとバックに周る。立ち上がる横瀬の背中に張り付いてチョークを狙うが、横瀬はディフェンスを固めてラウンドを終えた。
2R、開始直後に横瀬がタックルでテイクダウン。少し膠着すると横瀬は足関節を狙う。しかしサラは冷静に対処して上になる。だが横瀬もすぐに立ち上がり、最後はテイクダウンして試合終了。判定はサラに軍配。


【第1試合 ミクロ級】
◯ジャカ季美香(SONIC SQUAD)
(判定3-0)
×チャッキールビ(大阪SEIKENKAI)
1R、遠めの距離からジャブ、ローを当てるジャカ。組みつくと足を掛けてテイクダウン。パスを狙うが試合は膠着。ルビは時間をかけて立ち上がると差し合い。またもジャカがテイクダウンするが一回転してルビが上になってラウンドを終えた。
2R、一転してスタンドの展開。リーチで勝るジャカは距離を取ってロー、ジャブを当てる。対するルビは距離を詰めるとフックを振るって1発を狙う展開。お互いに単発でヒットさせるが決定的な場面がないまま試合終了。判定はジャカに軍配。


【第2試合 グラップリング 54kg契約】
◯横瀬優愛(BELVA)
(1R チョーク)
×あきび(ABLAZE八王子)
1R、開始と同時に座り込んでグラウンドに誘うあきぴ。横瀬は付き合ってパスを狙う。すぐにマウントを奪うがあきぴも必死でディフェンス。スイープを仕掛けるが横瀬は再びマウントから三角を狙いつつバックに周るとチョーク。ガッチリ極まって横瀬の一本勝ち!


【第3試合 無差別級】
◯超弁慶(ガムランナック)
(判定3-0)
×ぽちゃんZ(パラエストラ東京/レグルス池袋)
1R、序盤は距離を置いたスタンドの展開。互いにパンチを振るう場面はあったが見せ場のないまま試合は進行。終盤にはパンチの交差から差し合いになるが膠着してラウンド終了。
2R、またしても距離を置いたスタンドの展開。パンチの交差からバランスを崩したぽちゃんを超弁慶がテイクダウン。そのままグラウンドをコントロール。マウント→バック→マウントとポジションを移行。パウンドであわやの場面を作って試合終了。判定は超弁慶に軍配。


【第4試合 バンタム級】
◯MANA(blooM)
(判定3-0)
×細谷ちーこ(ABLAZE八王子)
1R、序盤から間合いを詰めてパンチを出すMANA。ケージに追い込むと足を掛けてテイクダウン。上からパウンドで削るとアームロック、腕十字と矢継ぎ早に仕掛ける。だが細谷は寸前で凌ぎ切ってラウンドを終えた。
2R、試合直後の差し合いから膠着してブレイク。再開すると今度は細谷が組み付いてグラウンドに持ち込む。バックに周ると強引にチョークを狙うが不発。するとMANAはスイープしてここからスクランブルの展開を経て試合直後。判定はMANAに軍配。


【第5試合 フライ級】
◯奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×谷山瞳(パラエストラ柏)
1R、開始直後から小刻みなステップで間合いを詰める奥富。ジャブ、ローを的確にヒット、さらに組みつくとテイクダウンしてグラウンドをコントロール。終了間際にはパウンドを集中させてあわやの場面を作ってラウンド終了。
2R、スタンドの攻防から谷山がカウンターのタックルでテイクダウン。バックに周ろうとするが奥富はすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると奥富はパンチから足を掛けてテイクダウン。そのままグラウンドで優位に立って試合直後。判定は奥富に軍配。


【第6試合 ミクロ級】
◯山崎桃子(坂口道場一族)
(2R TKO)
×こゆき(Kyoto SEIKENKAI)
1R、開始直後の差し合い。山崎がケージに押し込んで膝を入れる。これが効果的にヒット。さらにスタンドでバックに周るとこゆきの動きを封じる。だが展開をつくる事が出来ずにブレイク。ラウンドを終えた。
2R、開始直後にテイクダウンしたのは山崎。スイープを狙うこゆきを封じ込めてポジションをキープ。終盤にはバック→マウントと移行して最後はケージ際で固めてパウンドを集中。レフェリーが試合を止めた!


【第7試合 バンタム級】
◯熊谷麻理奈(Trister Gym)
(判定3-0)
×Te-a(AACC)
1R、静かなスタンドの展開からTe-aはタックル。何度もケージに追い込むが熊谷の腰は重い。ブレイクがかかって身体が離れると熊谷ペース。ローを蓄積させ、右ストレートでTe-aの頭を揺らす場面も。熊谷優勢でラウンド終了。
2R、やはりTe-aはタックルで組み付くが熊谷は完璧に切る。スタンドに戻るとロー、右ストレートをヒットさせて攻勢。組んだ状態でも側頭部に細かいパンチをヒットさせて試合終了。判定は熊谷に軍配。


【第8試合 フライ級】
◯栗山葵(SMOKER GYM)
(1R TKO)
×斎藤百瑚(EXFIGHT)
1R、開始直後からインローで斎藤の身体を流す栗山。打撃で応戦してくる斎藤に対してじわじわとプレッシャーを掛けると左右のパンチがヒットし始める。すると得意の左フックがクリーンヒット。尻餅をついてダウンする斎藤にパウンドを浴びせたところでレフェリーが試合を止めた!栗山が鮮やかに決めた!


【第9試合 セミファイナル 49kg契約】
◯須田萌里(SCORPION GYM)
(1R 腕十字)
×彩綺(フリー)
1R、開始直後に間合いを潰して組みつく須田。ケージに押し込むと自らグラウンドに引き込む。すると間髪入れずに下からの腕十字!一回転して上になって絞めるとレフェリーが試合を止めた!須田が一本勝ち!


【第10試合 メインイベント DEEP JEWELSストロー級暫定王者決定戦】
◯松田亜莉紗(BLOWS)
(判定3-2)
×万智(スポーツジム67’s)
1R、打撃の交差から差し合い。万智はケージに押し込むが松田の腰は重い。テイクダウンを許さず、差し合いから万智のボディに膝を入れる。これが蓄積すると万智は嫌がって離れる。スタンドに戻るとしつこく組みつく万智だがどうにもテイクダウンできないままラウンド終了。
2R、開始直後にタックルで組み付いた万智がテイクダウン。しかし松田はケージを背にしてすぐに立ち上がる。差し合いになると膠着してブレイク。スタンドに戻ると松田の右ストレートが鋭角にヒット。万智は鼻から出血。万智が組み付いてくるとボディに膝を入れて松田が攻勢。想像以上に万智を攻略してラウンドを終えた。
3R、やはり開始直後に万智がタックルでテイクダウン。ついに完全に背中をつかせる。万智はマウント、サイドを奪取するが無理せずにポジションをキープ。残り1分になると万智はパスしてバックに周る。チョークを狙うが松田は凌いで試合終了。微妙な判定はスプリットで松田に軍配。暫定王座戴冠です。

【RIZIN】朝倉未来 引退撤回について考える


9月19日に都内某所で開催されたFIGHT CLUBで YA-MANに1Rで KO負けを喫した朝倉未来。試合直後には引退を示唆する発言をしていましたが、一昨日自身のYouTubeを更新。一転して現役を続行する事を明らかにしました。

「格闘技を少し休ませてほしいです。3か月なのか5ヶ月なのかわからないです。でも身体と精神をしっかり休養して、自分の気持ちで試合がしたいって思う時まで休養させてほしい」

そして「今回の負けは誰よりも悔しい。反吐を吐くような練習をして、また必ず皆さんの前で強い姿を見せたいと思ってるんで。その時まで」と涙ぐみました。

朝倉未来が涙を見せるという思わぬ展開。何とも言えない切ない気持ちになったのは私だけではないでしょう。ここ最近の朝倉の発言を振り返ると明らかにブレブレ。ケラモフ戦の前には「勝ってUFC」と言ったかと思えば、敗戦後にはブレイキングダウンに参戦すると言ってみたり、東京ドームで大会を開催すると言った矢先に待っていたのは、キックボクシングに初挑戦してYA-MANとの対戦です。なんとも場当たり的。

YA-MAN戦を受けた事についても、青木真也や皇治はメリットがないと疑問視していたほど。それくらい朝倉の言動は首尾一貫してなかったし、外野から見ても解せないものでした。それだけに一回リセット、一回リフレッシュしてゼロから格闘技に向き合う良いタイミングなのかもしれません。「目の前の試合に勝つ」という明確すぎる目標が出来たのもプラスになるはずです。

問題はどこまで格闘技に時間を割いて本気で取り組む事が出来るか。本人が言うように「反吐を吐くような練習」が出来れば良いですが、今の朝倉には手掛ける事業やYouTubeもあるし、自らが手掛けるブレイキングダウンのCEOもある。格闘技に専念しにくいポジションにいるのは間違いありません。

でも、さすがに今の状況で「格闘技に拘らず色んな事をやっていきます」と声高に叫ぶ余力も気力もないでしょうし、説得力もありません。これを機にどこまで格闘技にウェイトを置いて、ひたむきに打ち込む事が出来るか。その本気度が試されます。

引退する、しないに対して賛否両論ありますが、少なくとも引退するかどうかを判断するのは朝倉未来次第。本人にその気があって、ファンのニーズと主催者のオファーがあれば、周りがとやかく言う必要はないでしょう。かつて桜庭和志が「スポーツ新聞の記者に引退させられたくない」と語っていましたが、まさにそれです。

ただ、現役続行は間違いなく茨の道。次に負けた日には何を言われるかわかりません。それでも、キャラにない涙を見せても格闘技を続ける決断に最敬礼。反吐を吐くような練習の成果を期待しています。

こってりMAX@天下一品

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久しぶりの天下一品で初めてのこってりMAXに出会いました。天一と言えば、他のラーメンの追随を許さないこってりスープが特徴ですが、さらにその上を行くこってり加減はどんなものか。味わうしかないでしょう。

登場したこってりMAX。見た目はいつもの天下一品のラーメンですが、れんげでスープをすくった時の重みが違う。口に含んでみて実感。コーンポタージュのようなドロッとした濃度は唯一無二の異彩を放っています。

でもイロモノかと言えばそうでもない。鶏ガラが凝縮されて旨味爆発。これぞ天一の中の天一っていう事か。一度味わったら抜け出せない恐怖。こってりMAX恐るべし。

【PFL】ベラトール買収を正式発表!PFLとの対抗戦へ!

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かねてから水面下でくすぶり続けていたPFLのBellator買収問題。今日になって両プロモーションの公式X(旧Twitter)が正式にリリースしました。

今後、ベラトールのブランドは存続し、「ベラトール・インターナショナル・チャンピオンシリーズ」の大会名で世界の主要都市で大会を開催するとの事。さらに2024年にはPFLとベラトールの7階級の王者同士の対抗戦も予定されているとの事。

UFC一強体制を打破すべく、PFLがBellatorを飲み込んで勝負をかけるという構図か。直近でもUFCヘビー級王者だったフランシス・ガヌーがUFCを離脱してPFLと契約するなど、若干潮目が変わってきた雰囲気もあるだけに、今後の動向に注目が集まります。

日本からの視点で考えると、気になるのは視聴環境。PFLはDAZN、BellatorはU-NEXTで配信されていますが、DAZNに統一されるのか、別ブランドとしてU-NEXTで放送が継続されるのか。ファンとしてはヤキモキするポイントです。

さらに何気に影響を受けそうなのがBellator と蜜月関係のRIZIN。対抗戦に共催、選手の派遣などを密接に連携していましたが、今後その関係が揺らぐ可能性も十分に考えられます。わかりやすい例でいくと、Bellatorとは契約しながらRIZINにも参戦さている堀口恭司。そう簡単にRIZINに参戦出来なくなるという事もあり得るでしょう。

対Bellatorというアングルがなくなれば、RIZINはどんな軸でストーリーを作り上げていくのか。日本のMMAにも与える影響が大きい今回の買収劇。PFLの次の一手はいかに。。。

【修斗】後楽園ホール大会のあとがき〜新井丈と宇野薫〜

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昨日後楽園ホールで開催されたプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7。YA-MAN×朝倉未来というキラーカードを擁するFIGHT CLUBの真裏でどうなる事かと思いましたが、終わってみれば2023年随一、いや過去10年を振り返っても最高の盛り上がりを見せた大会だったのではないでしょうか。

中でも一際感慨深かったのはセミとメインの2試合。壮絶に散りましたが、48歳になっても現役にこだわる宇野薫の姿勢には本当に頭が下がるし、試合を見てると涙が出そうになるのは私だけではないでしょう。

誰の目から見ても間違いのないレジェンド中のレジェンド。美味しいビッグネームと美味しい試合をしても許されるところを、知名度は決して高くない現在進行形のランカーとハイリスクノーリターンの試合をする生き様は最高にカッコイイ。

しかも均整の取れた体型は年齢を感じさせないし、オールラウンドのファイトスタイルも昔のまんま。もちろん長年のダメージの蓄積で打たれ弱くはなって、リアクションも遅れているのかもしれませんが、オーディンを相手にスタンドで打ち合ってワンツーをヒットさせる場面はゾクゾクしましたもん。Age is just a numberを体現する存在。ああいう生き方、歳の重ね方をしてみたいと年甲斐もなく憧れてしまいました。

さらにメインを壮絶なKO勝ちで締め括った新井丈。9連敗からの11連勝。日本修斗協会にルールを改訂させての2階級同時制覇。何から何まで規格外。修斗30年の長い歴史の中で生まれた突然変異と言うべきか。老舗の伝統を木っ端微塵にぶっ壊した姿は痛快でした。

試合も体格で上回る山内渉が前蹴りで圧力をかけ、パンチも被弾する苦しい展開。それでも前に出続けてパンチを振るう気持ちの強さは日本人選手の中で抜きん出ています。RIZINの榊原信行CEOの著書「負ける勇気を持って勝ちに行け」を具現化した存在が新井なのではないかと。

そして最後に右フックでダウンを奪って、追撃のフック?パウンド?でKOした瞬間の盛り上がりたるや、これまで私が観戦してきたMMAイベントの歴史を振り返っても過去最高の爆発と言っても過言ではありません。間違いなく後楽園ホールが揺れていました。

大会前にFIGHT CLUBをリアルタイムで見た方が良いかなと一瞬グラついた自分を激しく恨みましたもん。もし、観戦していなかったら一生後悔するような感慨深い大会。新井丈と山内渉に。宇野薫とオーディンに。そして修斗に乾杯!いいお酒を飲めました。

【RISE】FIGHT CLUB YA-MAN×朝倉未来 試合結果!

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修斗では新井丈×山内渉の壮絶な打撃戦が展開する真裏ではYA-MANがプロデュースするオープンフィンガーグローブを着用しての立ち技の大会FIGHT CLUBの旗揚げ戦が開催されました。注目はYA-MAN軍と朝倉未来軍との対抗戦。大会前の記者会見から激しい舌戦を展開していましたが、その結末はいかに。ABEMAのPPVを見ながらラスト3試合を速報します。


【66kg契約】

△木村“ケルベロス”颯太(NJKF心将塾)
(ドロー)

△白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)
1R、キックルール初挑戦の白川だがそれを感じさせない立ち上がり。それなりにキックルールにアジャストして様になっている印象。本職の木村に対して互角に渡り合う。
2R、木村がカーフキックを効かせてペースを掴む。崩してからパンチを当てて攻勢。白川はグラつく場面はあったがどうにか持ち堪えてラウンドを終えた。
3R、後がない白川はスイッチが入ったのか至近距離でも積極的にパンチを出して真っ向から打ち合う。木村は面食らったのかパンチを被弾。終了間際には足を止めて激しく打ち合うが、お互いダウンせずに踏み止まって試合終了。判定なしルールのためドロー裁定。白川が最後の最後で意地を見せた。


【68kg契約】

×山口裕人(道化倶楽部)
(1R KO)

◯西谷大成(JAPAN TOP TEAM)
1R、序盤はお互いローをヒットさせて様子を伺う立ち上がり。そこからペースを掴んだのは西谷。パンチを面白いようにヒットさせて1回目のダウンを奪う。立ち上がった山口。エンジンがかかったのか左右のフックを振るう。西谷はグラつくも、ハイキックをヒットさせて左右のフックで2度目のダウンを奪う。ここも山口は立ち上がるが西谷はイケイケ。またもハイを交えて左右のフックをヒットさせるとレフェリーがスタンディングダウンを取って試合終了。なんと西谷がKO勝ちを収めました。気のせいかもしれませんが、西谷が1度目のダウンを奪った時に「winner西谷」のテロップが出たのは悪い冗談だよね?


【70kg契約】

◯YA-MAN(TARGET SHIBUYA)
(1R KO)

×朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)
1R、序盤から間合いを詰めてパンチを振るうYA-MAN。朝倉はハイで距離を取るが、YA-MANはじわじわと間合いを詰める。コーナーに追い詰めると右ストレートがクリーンヒット!朝倉はダウン。何とか立ち上がるが、YA-MANはすぐさま見合いを詰めるて左右の連打。朝倉は被弾してダウン。レフェリーが試合を止めた!YA-MANが衝撃のKO勝ち。ケラモフ、YA-MANに連敗を喫した朝倉。何処へ向かう。

【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7

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真裏ではYA-MAN×朝倉未来のFIGHT CLUBが開催中ですがこちとら修斗。後楽園ホールではプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7が開催されます。メインは山内渉(FIGHT FARM)×新井丈(和術慧舟會HEARTS)の世界フライ級王座決定戦。新井が禁断の2回級制覇なるか。楽しみすぎる一戦。そして久しぶりに修斗に戻ってきた宇野薫の復帰戦と見どころ充分。今宵も後楽園ホールから電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【オープニングファイト バンタム級】
×Jセロウ若林(SAI-GYM)
(判定0-3)
◯中野剛貴(KRAZY BEE)
1R、若林は開始直後からローリングして寝技に引き込む動きを連発。しかし動きはややスローモーで中野は冷静に対処。離れ際にローを当てて手数を稼ぐ。しかし、お互いのフィールドには付き合わず膠着した状態が続くいたままラウンド終了。
2R、やはり引き込み狙いの若林。だが中野は一切付き合わない。スタンドに戻るとロー、ジャブをヒットさせて攻勢。終了間際には中野がラッシュ。追いかけて打撃を放つと、ミドルを掴んだ若林がグラウンドに引き込む。しかし中野は上からパウンドを連打して試合終了。判定は中野に軍配。


【第1試合 ライト級】
◯エフェヴィガ雄志 (TRIBE TOKYO MMA)
(1R TKO)
×後藤陽駆(シューティングジム大阪)
1R、開始直後からプレッシャーを強める後藤。エフェヴィガは距離を取ってサークリングしていたが、後藤が打撃勝負を挑んでくるとパンチで応戦。左右の連打をヒットすると後藤はダウン。パウンドを乱射するとレフェリーが試合を止めた!


【第2試合 フライ級】
△大竹陽(HAGANE GYM)
(判定0-0)
△杉本静弥(パラエストラ柏)
1R、一定の距離を置いたスタンドの展開。サウスポーの杉本の右ジャブが的確でよく伸びる。着実に蓄積させる。中盤に入ると距離が詰まって激しい打ち合い。お互いにパンチを被弾してグラつく応酬。そこから杉本は意表を突いたタックルでテイクダウン。パウンドを放つも大竹は脱出してラウンドを終えた。
2R、またしても激しい打撃戦。徐々に大竹のカーフキック、インローが面白いようにヒットし始める。だが杉本もパンチ、ローを打ち返す。さらにタックルで組み付とバックに周る。しかし大竹は前転して足関節を狙うスクランブルのまま試合終了。判定はドロー裁定。いやはや良い試合でした。


【第3試合 フライ級】
×本多“弥彦”直樹(SAI-GYM)
(1R TKO)
◯中池武寛(パラエストラ小岩)
1R、開始直後から至近距離での激しいパンチの交差。差し合いになると中池が足を掛けてテイクダウン。上から怒涛のパウンドを乱射。頭を抱えて動けない本多を見てレフェリーが試合を止めた!16歳の全日本アマチュア修斗王者の実力はダテじゃない!


【第4試合 バンタム級】
△江口諒(SAI-GYM)
(判定0-0)
△シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)
1R、スタンドでプレスをかけるスズキ。嫌がった江口はタックルで組み付く。テイクダウンしかけたがスズキはケージを背にして立ち上がってスタンドに戻る。さらにタックルに行く江口だが、スズキは潰して逆にバックに周る。チョークであわやの場面を作るがタイムアップ。
2R、やはりしつこくタックルに行く江口。序盤はテイクダウンし、さらにはバックに周ってグラウンドで優位に試合を運ぶ。しかしスズキはスタンドに脱出すると、江口は力を使い果たしたのかヘロヘロ。それでも意を決して打ち合うと良いパンチをヒットさせて試合終了。判定は三者共にドロー裁定。


【第5試合 バンタム級】
×ライダーHIRO(シューティング宇留野道場) 
(2R フロントチョーク)
◯川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)
1R、開始直後からタックルで組み付いてくるライダー。川北はこれを潰すとバックに周ったり、ギロチンチョークを狙うなど果敢に切り返す。ライダーもしっかり対処してポジションが入れ替わるスクランブルに持ち込む。スタンドでバックに周ってグラウンドに引きずり込むが要所で上になるのは川北。ポジショニング、手数で上回ってラウンドを終えた。
2R、引き続きしつこく組んでくるライダー。川北は冷静に対応。潰してバックに周ったり、ガブって亀の状態にコントロールするなどポジショニングで優位に立つ。3分過ぎにはバックから上になってギロチンチョーク?で絞め上げるとライダーはタップ。川北が鮮やかに決めた。


【第6試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 フェザー級】
◯竹原魁晟(パラエストラ松戸/勝ち点6) 
(1R TKO)
×浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO/勝ち点6)
1R、開始直後に浜松のミドルを掴んだ竹原。膝をボディに入れると浜松は後退。追いかけてパンチを打ち込むと浜松はダウン!パウンドを放ったところでレフェリーが試合を止めた!竹原が快勝でインフィニティリーグ優勝を決めた!


12月2日に豊洲PITで開催される修斗colorsにパンクラスからソルト、KARENなどの出場が発表されました。さらに内藤頌貴の対戦相手は石井逸人に決定。さらにマモルの引退エキシビジョンマッチを漆谷、清水清隆と行う事も発表されました。


【第7試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級】
◯吉成はるか(パラエストラ小岩/勝ち点0 )
(2R ストレートアームバー)
×エンゼル☆志穂(GSB多治見/勝ち点0)
1R、打撃の交差から吉成が胴タックルで組み付くとスタンドでバックに周る。そのままケージに押し込んでコントロール。身体が離れると細かいパンチを放つエンゼルに対して吉成はタックルでテイクダウンする展開。終了間際にエンゼルが下から腕十字であわやの場面を作ってラウンド終了。
2R、1Rと同じくスタンドでプレッシャーを掛けるエンゼル。中盤に吉成が組み付くとテイクダウンに成功。袈裟固めの体勢からグラウンドを制圧。コツコツとパウンドを当てる。このままタイムアップかと思いきや、終了間際に袈裟固めからエンゼルの腕を自分の足で挟んで絞めるとエンゼルはタップ!吉成が鮮やか一本勝ち!


【第8試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級】
△藤野恵実(JAPAN TOP TEAM /勝ち点6)
(判定1-0)
△杉本恵(AACC /勝ち点4)
1R、パンチの交差から距離が詰まって差し合い。藤野は膝蹴りで手数を稼ぐ。身体が離れるとスタンドの打撃戦。藤野の大振りのフックがヒット。杉本は後方にダウン。追撃しにきた藤野を蹴り上げて脱出に成功。スタンドの展開に戻ると打撃の交差から藤野がバックに周ると背中に飛びついてグラウンドに持ち込む。そのままバックチョークを狙うがタイムアップ。
2R、スタンドの攻防から杉本がタックルでテイクダウン。しかし藤野はケージを背にして立ち上がってスタンドに戻る。すると近距離での打ち合い。互いに大きめのフックを振り回す。藤野のパンチが効いたか、杉本は前のめりに膝をつくがすぐに持ち直して打ち合いの末に試合終了。判定は2者がドローとしてドロー裁定。藤野優位かと思ったが。。


【第9試合 セミファイナル フェザー級】
◯オーディン(格闘DREAMERS)
(2R TKO)
×宇野薫(UNO DOJO)
1R、オーディンのパンチに合わせて片足タックルを狙う宇野。しかしオーディンは完全に切る。宇野は仰向けになってグラウンドに誘うがオーディンは深入りしない。ブレイクがかかるとオーディンはスタンドで膝蹴りやパンチを打ち込む。宇野は嫌がってタックルに行くがやはりオーディンは切る。スタンドに戻ると宇野が意を決して打撃戦を挑む。ミドルを効果的にヒット。さはにワンツーでグラつかせてラウンドを終えた。
2R、スタンドの攻防からタックルを狙う宇野だがオーディンは素早く反応してこれを切る。スタンドの展開に戻るとオーディンのパンチがヒット。宇野の動きが鈍ったところに膝蹴りを入れると宇野はダウン!レフェリーが試合を止めた!


【第10試合 メインイベント 修斗世界フライ級チャンピオン決定戦】
×山内渉(FIGHT FARM)
(3R TKO)
◯新井丈(和術慧舟會HEARTS)
1R、体格で上回る山内がプレッシャーをかける。そこから右の前蹴り、ミドル、ハイを放ってケージに追い詰める。新井が圧力で押されるのは珍しい。しかしそれでもパンチを振るう。左が当たり始めるとパンチを効かせて右フックがクリーンヒット!山内はダウン。だが意識はある。新井も深追いせずスタンドに戻ると山内はタックルを織り交ぜて何とか乗り切った。
2R、一転して山内ペース。前に出て間合いを潰すと前蹴りがボディに蓄積して新井は動きが止まる。さらに左右のパンチもヒットしてダウン寸前。山内はタックルでテイクダウンを狙うが新井は何度も切ってスタンドの展開が続きラウンド終了。
3R、やはり山内がじわじわと前進。前蹴り、ハイを多用して新井を追い詰める。何発も被弾しているが新井はとにかくタフ。終盤になると至近距離の打ち合いから右フックでダウンを奪う。上体を起こした山内に右フックをクリーンヒット!失神した山内を見てレフェリーが試合を止めた!新井が2階級同時制覇!

【ベラトール】速報中!Bellator 301

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日本の皆さん、おはようございます。今日は朝からベラトール。シカゴでBellator 301: Amosov vs. Jacksonが開催されます。ヤロスラフ・アモソフ)×ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)のウェルター級タイトルマッチやセルジオ・ペティス×パッチー・ミックスのバンタム級王座統一戦などメインカードはもちろん楽しみですが、日本人ファンの注目はベラトール再挑戦となるISAO。久しぶりの実戦でどこまで対応出来るか。U-NEXTを観戦しつつ、まずはISAOの試合を電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【フェザー級】
×ISAO(NEVER QUIT)
(判定0-3)
◯イーブス・ランドゥー(フランス)
1R、スタンドでプレッシャーをかけるランドゥー。時折大振りのフックを放ってくるがISAOは冷静にかわす。パンチは見えている模様。するとISAOはタックルでケージに押し込む。足を掛けて倒しに行くが逆にランドゥーがタックルでねちっこく組み付く。ISAOは尻餅を付くが何度も立ち上がり、スタンドに戻ってラウンドを終えた。
2R、開始直後の打撃戦。ランドゥーのハイとパンチで尻餅を付くISAO。しかしすぐに片足タックルでテイクダウンに成功。ランドゥーが立ち上がろうとするが、ISAOはすぐに組み付いてリフトして再びテイクダウン。ハーフから手数は少ないがパウンドを落とす。このままラウンド終了。
3R、開始直後から前に出るランドゥー。パンチを打ち込むがISAOのフックがカウンターでヒット。膝をつくランドゥー。すかさずISAOは片足タックル。しかし身体能力の高いランドゥーは回避。身体が離れるとISAOはまたしてもタックル。倒し掛けたがランドゥーは腕絡みからアームロックを仕掛ける。さらに上になって絞り上げる。かなりタイトに絞めたがISAOは最後まで耐え抜いて試合終了。判定はランドゥーに軍配。ISAOベラトール初勝利はならず。


【Bellatorライト級ワールドGP準決勝】
×パトリッキー・ピットブル・フレイレ(ブラジル)
(判定0-3)
◯アレキサンダー・シャブリー(ロシア)
1R、序盤はスタンドで様子を見合う立ち上がり。お見合いが続くと会場からブーイング。直後にシャブリーのパンチがアイポークになって中断。さらにブーイング。再開すると互いにロー、カーフをヒットし合う。しかし終盤になるとシャブリー優勢。カーフを効かせて前蹴りをヒット。さらにフックも当ててハイを狙うなど多彩な攻めを見せてラウンドを終えた。
2R、前に出るのはシャブリー。ボディストレートに前蹴りをボディにめりこませると、パンチも的確にヒットさせて前進。パトリッキーは手数が出ずにケージを背負う時間が増える。終了間際にはパトリッキーの膝に合わせてシャブリーのストレートがヒット。パトリッキーは尻餅を付くがすぐに立ち上がってラウンド終了。
3R、やはり手数、有効打共にシャブリーが上手。前に出てプレッシャーを掛けると前蹴りを中心にヒットさせる。さらに中盤には打撃の交差からカウンターのフックを当てるも、パトリッキーのパンチを被弾。このチャンスにパトリッキーは一気に間合いを詰めてパンチを振るうがシャブリーは冷静に距離を取って回避。このラウンドもシャブリーが手堅くまとめた。
4R、後がないパトリッキーは前進。パンチを振るって間合いを詰めるがシャブリーは冷静にかわしてカウンターを当てる。中盤に入るとパンチの交差からシャブリーのパンチがヒット。パトリッキーは明らかに効いて後退。シャブリーはケージに追い込んで左右の連打で仕留めにかかるがパトリッキーも寸前で回避してラウンド終了。パトリッキーはKOするしかない苦しい展開。
5R、パトリッキーもじわじわ前に出るがシャブリーが冷徹に左ジャブを蓄積。パトリッキーの顔面が血で染まる。さらにシャブリーは終了間際に後ろ回し蹴りやハイキックを見せて最後まで攻勢。判定はもちろんシャブリー。パトリッキーを完封した。


【ライト級 】
◯AJ・マッキー(米国)
(判定3-0)
×シドニー・アウトロー(米国)
1R、開始直後にマッキーの左ミドルをキャッチしたアウトロー。組み付いてそのままテイクダウン。上のポジションを固める。ハーフに移行するが会場からはブーイング。それでもアウトローは上を固める。マッキーは脱出出来ないままラウンド終了。
2R、またしてもマッキーのミドルを掴んだアウトロー。テイクダウンを狙うがマッキーは堪える。そこから肘を打つとアウトローは額をカットして流血。だがお構いなしにアウトローはテイクダウン。マッキーは一瞬の隙を突いてスイープ。バックに周るが血で滑ったのかアウトローは正対して上を取り返す。それにしてもすごい出血。それでも終了まで抑え込んだ。終了後に激しい出血と目を腫らしたアウトローにドクターチェックの末に続行。
3R、スタンドの攻防からマッキーがタックルでテイクダウン。じわじわとパスを狙う。さらにパウンドと肘で削る。アウトローも下からタックルで持ち上げてテイクダウンし返す。攻め手はないが上をキープし続けてブーイングの中で試合終了。判定はマッキーに軍配。復帰戦を勝利で飾った。


【バンタム級 】
◯ラフェオン・スタッツ(米国)
(判定3-0)
×ダニー・サバテロ(米国)
1R、開始と同時に激しい打ち合い。スタッツのフックがヒットしてサバテロは後退。しかしすぐに持ち直してミドル、ハイを連打。さらにタックルでテイクダウンに成功。だがスタッツは驚異の反応でスイープ。スタンドに戻ると打撃でラッシュ。嫌がったサバテロはタックルでテイクダウン。するとスタッツもスイープを仕掛けて激しいスクランブルの展開を経てラウンドを終えた。
2R、ハイを多用するサバテロ。そこからタックルを狙う。スタッツは切るがバランスを崩させてサバテロはバックに周る。足を4の字にロックしてグラウンドをコントロール。さらに肩固めを狙ったところでスタッツはまたも正対。サイドバックに周るがサバテロは脱出。スタンドに戻るとサバテロはタックルで倒してラウンド終了。
3R、開始直後の打撃の交差。スタッツのパンチでサバテロは尻餅。すぐに立ち上がるとタックル。スタッツが切ったところにサバテロがバックに周ってポジションをキープ。またして肩固めを狙うがスタッツはスイープ。デジャブのような場面が続く。そこからまたしてもスクランブル。激しく上下が入れ替わってサバテロは下になりながらアナコンダチョークを仕掛けるが決まらないままタイムアップ。微妙な判定はスタッツに軍配。


【Bellator世界バンタム級王座統一戦】
×セルジオ・ペティス(米国) 
(2R チョーク)
◯パッチー・ミックス(米国)
1R、打撃の交差から両足タックルを狙うミックス。高々とリフトしてテイクダウン。細かくパウンドを入れてパスを狙う。残り2分でサイドを奪う。大きな攻め手はないがポジションを固めてラウンドを終えた。
2R、開始直後はペティスが打撃でプレッシャーを掛けるがミックスはタックルで崩す。そのままバックに周るとケージを蹴ってグラウンドに持ち込む。すかさずペティスの首に腕を巻き付けるとバックチョーク。たまらずペティスはタップ。ミックスが王座統一。この極めの強さ。。。最後まで凌ぎ切った堀口恭司の凄さも改めて痛感。


【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】
×ヤロスラフ・アモソフ(ウクライナ)
(3R TKO)
◯ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
1R、開始直後からプレッシャーを掛けるのはジャクソン。ケージに追い詰めて打撃を出す。嫌ったアモソフはタックルで組み付く。しかしジャックの腰は重く、終始スタンドの状態が続いてラウンドを終えた。
2R、やはり前に出るのはジャクソン。ジリジリとプレッシャーを掛けると、単発ながらカーフキック、アッパーをヒット。アモソフはタックルに行くがジャクソンは切って膝蹴りを入れる。ジリ貧のアモソフだが終盤にはタックルからバックに周ってコントロールしてラウンド終了。
3R、開始直後にタックルを見せるジャクソン。これは切られるがスタンドに戻ると打撃でラッシュ。打ち返してくるアモソフとパンチの交差。するとジャクソンのワンツーがヒット。アモソフはダウン。膝を突いたアモソフの側頭部にパンチを連打。何とか立ち上がったアモソフにパンチを集中させると、アモソフはバランスを崩してダウン。レフェリーが試合を止めた!27戦無敗のアモソフが敗れた!

純喫茶アメリカン@大阪

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たまたま見ていたマツコの知らない世界でレトロ喫茶店特集。しかも大阪の純喫茶が多めに取り上げられていたので、出るか出るかと思っていたら、やっぱり出ました純喫茶アメリカン。大阪遠征の際にお店で食べたプリンサンデーについて触れたばかりですが、せっかくなのでテイクアウトしたホットケーキについても綴りたいと思います。

レトロブームの波に乗ってガチャガチャにもなったアメリカンのホットケーキ。何と言っても抜群にパッケージがかわいい。星をあしらった包装紙はいかにもアメリカンテイスト。小さい星をドットに見立てるセンスには惚れ惚れします。
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包装紙を破かないように開けるとレトロな黄色い箱もまたかわいらしい。印字された電話番号に市外局番がないあたりが、地元に根ざした感じと歴史の長さを感じさせてくれます。言わずもがなですが、包装紙も空き箱も大事に保管しているのは私だけではないでしょう。
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箱を開けるとコンパクトに収まったホットケーキの登場。別容器に入ったシロップをかけていただきます。スポンジはしっとりしたなめらかな口当たり。ほのかな甘さと卵の風味。強烈なインパクトこそありませんが、これぞthat'sホットケーキです。古き良き時代の味を堪能させてもらいました。こんな喫茶店がある大阪が羨ましい。。。

【ベラトール】ウスマン・ヌルマゴメドフ 薬物検査で陽性反応!

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ベラトールライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフが薬物検査で陽性反応が出たことにより、カリフォルニア州アスレチックコミッションから5万ドルの罰金と6カ月間の出場停止処分を受けた事を、アメリカのスポーツメディアESPNや MMA JUNKIEなど複数のサイトが報じました。

これに伴い、ウスマンの持つライト級の王座は剥奪され、ライト級ワールドGP決勝進出も取り消される模様。なお、ウスマン陣営は「医師から処方された薬を介して体内に入った禁止物質が見つかった」と話しているとの事。

ハビブ・ヌルマゴメドフを筆頭にイスラム・マカチェフなど世界のMMAを席巻しているダゲスタン勢。薬物やドーピングとは最も縁遠いナチュラルで強靭なフィジカルを持つ民族だと思っていただけに、今回の発表は驚き以外の何物でもありません。本人の主張をどこまで汲むのかわかりませんが、その処遇に注目が集まります。さらにどこまで波及するのか、しないのか。

そして今回の発表を聞いて禁止薬物に対するRIZINとの対応の違い。アスレチックコミッションという公的機関が関わっているかどうかの違いはあっても、出場停止、罰金、ベルトの剥奪、GP出場権の消滅など、極めて厳しい対応が取られています。

これに対してRIZINはどうか。薬物の陽性反応が出た木村“フィリップ”ミノルに対して、再度の検査結果が出る前に復帰戦を発表する脇の甘さ。さらに記者会見では榊原信行CEOから「陰性か陽性かも含めて楽しんで」というお気楽発言が飛び出したばかり。

このタイミングでこのコントラストはあまりにも象徴的。日本の格闘技界のドーピングに対しての意識の低さが露見したと言ってもいいでしょう。これから禁止薬物に対してどんな姿勢で臨むのか。改めて日本の各大会と選手のモラルが問われます。
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