ヒョードル骨折の嫌な情報が乱れ飛ぶ中横浜アリーナに行ってきました。大会全体を一言で言うなら何ともスカッとしないモヤモヤの残るものでした。
客入りもイマイチの様でスタンド席は封鎖され、招待券で来たと思われる家族連れも多かったです。
まあそんなわけでテンションも微妙ですが、試合毎の感想を書きます。

第1試合
×大場 貴弘
(1R腕十字)
○デニス・カン
打撃、寝技どちらにおいてもカンの方が上手でした。マウントも取られまくり、最後は十字でしっかり極られました。
総合初戦の韓国人柔道家をGPに出すなら、カンの方がよっぽど安定した戦いが出来るような気がしますが…。
会場熱狂度★★

第2試合
○パウロ・フィリオ
(1R腕十字)
×アマール・スロエフ
スロエフは良い打撃で追い込み、タックルも切り「これはいけるか!」と思ったのも束の間、テイクダウンされたら成すすべなく一本取られてしまいました。
会場熱狂度★★

第3試合
×小路 晃
(1R三角絞め)
○ディーン・リスター
小路の入場では手拍子も起こり少しづつ会場も温まり始めました。
しかしなぜ小路がイノキ・アリ状態から寝技に付き合ったのか…疑問に残ります。そのまま三角で極められてしまいました。スタンドに徹していればどうにかなったと思うんですがね〜。
会場熱狂度★★★

第4試合
×中村 大介
(判定3-0)
○マーカス・アウレリオ
とにかくアウレリオはしつこい!執拗にバックに回り込みネチネチとチョークを狙います。しかし中村のディフェンスが巧いのか、アウレリオの極めが弱いのか分かりませんが、判定までもつれ込んでしまいました。
会場熱狂度★

第5試合
×ルイス・ブスカペ
(判定2-1)
○ルイス・アゼレード
最後は失速しましたが、めまぐるしいスピードで攻守が入れ替わる好試合でした!
ドローが妥当な気もしますが、アゼレードはブスカペ相手に十字を極めかけるなど若干アグレッシブだったと思います。
試合中「ルイス!」という声援が起こり、直後に「どっちだ?」という掛け合いがあり微笑ましかったです。
会場熱狂度★★★

第6試合
×高瀬 大樹
(2Rタオル投入)
○ダニエル・アカーシオ
高瀬はタックルを全て切られ成すすべありませんでした。前半は不得意な打撃で応戦していましたが、徐々にレベルの違いがハッキリ出てしまいました。最後はスタミナ切れと打撃のダメージで立つのさえままならない状態で無念のタオル投入。
打撃を嫌がり寝転がる高瀬に厳しい声が飛んでいました。今回も背水の陣で挑んでいただけに、今後の処遇が気になります。
会場熱狂度★★★

第7試合
○エメリヤーエンコ・アレキサンダー
(1R KO)
×ヒカルド・モラエス
アレキ強し!兄貴同様腕を回す変則モーションからキレのあるワンツーがクリーンヒット!崩れかけたモラエスに数発のパンチがさらにヒットし、大木がなぎ倒されたような壮絶KOでした!会場はもちろん大絶叫!
会場熱狂度★★★★★

第8試合
×桜井 隆多
(判定3-0)
○ムリーロ・ブスタマンチ
1Rは桜井大善戦。ブスタの寝技を凌ぎ、スタンド勝負では逆に攻め込みグラつかせるシーンもありました。
ところが2Rになると突然の失速。スタンドでも棒立ちで良い打撃をもらい、簡単にテイクダウンされる始末でした。もったいなかったです…。
会場熱狂度★★★

第9試合
○美濃輪 育久
(1Rヒールホールド)
×ギルバート・アイブル
扇りのVTRでアイブルのお祖父さんが日本人である事が判明!会場がざわめく中試合開始。美濃輪は狂ったように突進し、一度はかわされるも二度目でテイクダウンに成功。そのまま得意のヒールホールドが炸裂し連続一本勝ちでした!
当然会場は爆発し、美濃輪は腕を突き上げるパフォーマンスで会場を一体化させてくれました!しかし美濃輪人気がここまで来るとは…大晦日の影響は大きいようです。
会場熱狂度★★★★★

第10試合
○ディーン・リスター
(不戦勝)
×パウロ・フィリオ
美濃輪戦後に「ドクターチェックしています」のアナウンスが流れ嫌な予感がしましたが、見事的中!フィリオは脚を骨折、スロエフもドクターストップで自動的にリスターが勝利しミドル級GP出場が決定しました。
リスターの優勝は嬉しいですが、決まり方がスッキリしませんでした。フィリオの骨折はわかりますが、スロエフはなぜドクターストップなのかしっかりした説明もほしかったです。
会場熱狂度★

第11試合
○エメリヤーエンコ・ヒョードル
(1R TKO)
×高阪 剛
ヒョードルが試合開始直後にテイクダウンからのパウンドで、高阪の目尻を大きくカットしました。これでほぼ勝負あり!何度もドクターチェックに入り中断しますが、その後はヒョードルの傷口を狙ったような擦るようなパウンドが連発され、1R終了時にTKOとなりました。
高阪はかなりの根性を見せてくれました!しかも致命的なダメージをもらわないディフェンス能力の高さにも驚かされました!
逆にヒョードルは指を怪我してるのに「大丈夫?」という程パウンドを撃ち込んでいたのが気になります。これで怪我が悪化して、ミルコ戦延期のシナリオが現実になりそうで恐いです。
会場熱狂度★★★

美濃輪の勝利で会場のボルテージは最高潮に達しましたが、セミとメインの結果で何ともモヤモヤが残る大会になりました。
やはり最後をきっちりKOで締めれる五味は本当に凄いなぁと思い知りました!
次回は有明開催が決定していて、五味と長南の参戦は決まりのようなので懲りずに次回も行ってきます!!