MMA The Orange

RIZIN、修斗、パンクラス、DEEP、UFC、ONEなどなど。総合格闘技を電波と充電の続く限り速報します。

2007年11月

【HERO'S】KID×ヤヒーラ決定!

何やら木村カエラ電気GROOVE石野卓球がコラボで曲を出すみたいですね。五島良子が歌った「虹」や「Nothing Gonna Change」みたいな感じになるのでしょうか。今から楽しみです。
デビュー当時に卓球がプロデュースしていた篠原ともえは元気なのかふと気になりました。「チャイム」とか「クルクルミラクル」とか面白かったんですけどね。
それでは今日もMMAネタ行ってみたいと思います!

大連立の興奮覚めやらぬ中、今日はDynamite!陣営から予告通り、山本"KID"徳郁の対戦カードが発表されました。果たしてその相手は…。

山本"KID"徳郁×ハニ・ヤヒーラ

KIDにとってはなんとも厄介な相手を迎えたものです。ビビアーノの寝技に大苦戦したところを見ると、グラップラーとの相性が悪いのは間違いありません。そこにADCCでレオジーニョをチョークで仕留めて優勝したヤヒーラを持ってくるとは谷Pも情け容赦ないな。グラウンドに引きずり込まれたら、一本負けの可能性は高いと思われます。
しかし、前回のビビアーノ戦で弱点が丸出しになっただけに、KIDも寝技対策は充分に練ってくるはず。前回で膿が出切ったという見方も出来るでしょう。
いずれにしても、KIDが-65kg級でトップに立つためには落とせない一戦。新鮮味はありませんが、大晦日に打撃×寝技のジリジリした緊張感を味わえそうです。

…と書き終えようと思っていましたが、ヤヒーラはズッファ傘下のWECと契約してましたよね!?大丈夫かよと思ってGBRを読んでみると、WEC側には筋を通して貸してもらったというから驚きです。UFCとは趣が違うのかもしれませんが、徹底した独占契約と排他主義を貫くと思っていただけに「ヤヒーラを貸した」という事実には仰天してしまいました。
これを機にMMAの大連立、融和路線は海外にも及ぶのか、2008年の動きからますます目が離せなくなりました。

そんな中、完全に気配を消しているのがPRIDEライト級王者・五味隆典
対戦を切望されていたKIDやカルバンのカードも決まり、居場所がなくなりつつあります。
一体、五味の現状はどうなっているのでしょうか。一部で噂されているように、やれんのか!にもDynamite!にも参戦しないのか。
五味は本当にやれんのか!?情報をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひコメントお願い致します!

【PRIDE】MMA大連立!青木×カルバン決定!

これは来年起こる大きなうねりの始まりなのか…。
大晦日に開催される「やれんのか!大晦日 2007」の一部対戦カードが決定しました。本日の発表会見には、なんとFEGの谷川プロデューサーが姿を現し、HERO'Sミドル級王者J.Z.カルバンの電撃参戦が発表されました!!谷Pの言っていた「夢の架け橋」が実現するとは…驚き以外の何物でもありません。気持ちの整理もなかなかつかないので、まずは対戦カードからまとめてみたいと思います。


青木真也×J.Z.カルバン
電撃参戦したカルバンの相手に決定したのは、修斗ミドル級王者にしてPRIDE無敗の青木!五味の先行きが不明な今、PRIDE対HERO'Sの軽量級頂上対決と言ってもいいでしょう。
ポイントは青木が寝技に持ち込めるかどうかですが、相当厳しい戦いになるのは間違いありません。もし青木が引き込めたとしても、カルバンは寝技の対処が出来る上、KO出来る強烈なパウンドを持っています。想像する限り、青木が一本取るシーンがなかなか思い描けません。
そもそも青木にとっては久しぶりの実戦で、寝技に持ち込む前にスタンドで試合を終わらせられてしまう可能性すら高いのではないでしょうか。
かなりリスキーで、私にとっては吐き気がしそうなカードですが、こういうジリジリした緊張感を味わいたかった!掛け値なしに、1年に1度あるかないかのビッグカードを心行くまで楽しみたいと思います。


桜井"マッハ"速人×長谷川秀彦
出場選手発表時に何気なく予想したのが当たりました!…だから何って事はないんですけどね。
DEEPウェルター級王者である長谷川がPRIDEレベルでどこまでやれるのか非常に興味深い一戦。完敗したらDEEPのベルトの価値自体が疑問視されるだけに、長谷川は下手な試合は出来ませんよ。
立ち技も寝技もそつがないマッハを相手に、緻密な長谷川がどう挑むのか、その戦術にも注目です。


GBRによると、会見では佐藤大輔ディレクターによる煽り映像が流れたようです。「集結セヨ」という文字が何度も出て、最後に「次ハ誰ダ?」という言葉の後にK-1のオープニングテーマが…。もう想像しただけで鳥肌モノです。なんだか20世紀少年チックな展開になってきましたね。

そしてさらに刺激的だったのが谷Pの発言。「やれんのか!には主催者として名を連ね、協力というよりも積極的に参加する」と語り、高田統括本部長らとガッチリ握手を交わしたそうです。
いやはや、ミルコを取った、桜庭を取られた、サップの試合放棄を裏で画策していた…などなど。今までの軋轢からまさか握手をする日が訪れるとは、正直いまだに信じられません。それと同時にいろんな思いが駆け巡っています。

しかし、谷川プロデューサーの今回の行動はなかなか出来るものではないですよ。あれだけバカにしてきたPRIDEが消えてなくなり、選手を根こそぎ取ろうと思えばやれただろうに、わざわざ敵地に乗り込み握手をして看板の選手を送り出す。それ相応の見返りがあるのかもしれませんが、谷Pの「大人の対応」は素直に拍手を送るべきでしょう。

最後に、自分でも忘れていましたが、2005年の大晦日興行戦争後、K-1とPRIDEとの大連立について「両者ともどうしょうもなくなった時の切り札として使えばいい」と書いていました。
振り返ると、日本格闘技界にとって、今がまさに「どうしょうもなくなった時」なのかもしれません。世紀の大連立の末に待っているのは、果たして天国か地獄か。とにもかくにも、サイは投げられました。

【パンクラス】速報中!11.28後楽園大会

会場に向かう直前、青木×カルバン、マッハ×長谷川、そして旧DSEとFEGの大連立というビッグニュースが舞い込んできましたが、これまた別にまとめてみたいと思います。
今日のお題はパンクラス。11月28日、後楽園ホールで行われる「PANCRASE 2007 RISING TOUR」が開催されます。今回も電波と充電の続く限り、速報を行ってみたいと思います!
しかし相次ぐ選手の欠場で全6試合ってコストパフォーマンス悪すぎですよ…。


ただ今、会場に到着。ゲートの試合が始まりました。しかし客入りは芳しく、18時30分の時点では5割位でしょうか。


【第1試合/ライト級】
○小路 伸亮
(1R KO)
×高橋 渉
小路が開始直後にテイクダウンに成功。インサイドガードからバスターでマットに叩きつけ、バウンド連打で秒殺!


【第2試合/ウェルター級】
○和田 拓也
(判定3-0)
×梁 正基
序盤は腰の重い梁をテイクダウン出来ずに手を焼いた和田ですが、1R終盤にテイクダウンに成功。
2Rは堅実に上をキープし判定勝利。


【第3試合/フェザー級】
○浅野 倫久
(判定3-0)
×村山 トモキ
全日本キック出身の村山相手に浅野は当然のごとくテイクダウン狙い。これがことごとく決まります。決定打はないもののグラウンドを支配して判定勝ち。


【第4試合/ヘビー級】
○水野 竜也
(1R TKO)
×河野 真幸
水野はヘビー級とは思えないスピード感溢れるスムーズな寝技。下から三角を仕掛け、バスターで逃げられるとすかさず足関節を取り、さらにはバックマウントを奪うなど完全にコントロール。オモプラッタも決めてました。
やや早めのブレイクでスタンドに戻されるも、渾身の左ストレートがクリーンヒット!河野は大の字に倒れ、フォローのバウンドを打ったところでレフェリーが試合を止めました。
水野強い!!


【第5試合/フェザー級】
×DJ.taiki
(判定3-0)
○マルロン・サンドロ
開始直後からDJ大苦戦。マルロンのパンチが想像以上にキレまくり顔面に何発も被弾します。連打を食らい真っ直ぐに下がってしまう危険な場面もあるなど防戦一方。
マルロンは打撃で優位に立つも深追いはせずに頃合いでタックルでグラウンドへと誘います。DJはダメージのせいか全く切れず、ことごとくテイクダウンを許す厳しい試合展開。結局最後までペースを掴めず完敗でした。


【第6試合/ミドル級タイトルマッチ】
×中西 裕一
(判定3-0)
○竹内 出
1〜2Rは差し合いから投げを打つ竹内と堪える中西という場面が長らく何度も続きます。結局中西は踏ん張り切れずに竹内がテイクダウンに成功すると、コツコツとパウンドを打つ手堅い試合運び。
最終3Rに中西の左右の連打でグラつく大ピンチを迎えますが、どうにか誤魔化し判定勝利。リベンジに成功しミドル級新王者となりました。


最終的には7割くらいの集客はあったでしょうか。南席の後ろの方は販売していなかったらしくガラガラ。くつろぎながら見る人がポツポツといて、パ・リーグの外野席みたいでした。お家芸の欠場が相次ぎ、6試合しかない上に平日の18時30分開始ではこの結果も当然でしょう。
そんな中、気になった選手を挙げるとすると…

■小路伸亮
ライト級に転向し、フラービオ・田中戦に続き連勝した小路。ライト級で持ち前のパワーがさらに活きているようです。
今回も早々テイクダウンすると、バスターで意表を突くと、バウンドを連打しあっと言う間のKO勝ち。CAGE FORCEでメキメキと力をつけた高橋を相手にこの勝ち方はお見事です。星野、松田、伊藤、昇侍、アルドと渋く人材が集まってきたパンクラスライト級を引っ掻き回してくれそう。2008年ちょっと楽しみな存在です。

■水野竜也
日本では貴重なヘビー級ファイター水野。やっぱりイイ選手です。ホント。
あの体型ながら、三角やオモプラッタ、足関節など器用にこなし、動きもスムーズかつスピーディー。打ち合いになっても一発で試合を終わらせるパンチがあり、総合力は相当高いと思います。思えば今年の初めには、UFCで連勝を続けるチアゴ・シウバと互角に渡りあってましたからね。当然、2008年も要チェックです!

■DJ.taiki
相手が相手だけに苦戦は予想してましたが、思った以上に何もさせてもらえませんでした。
スタンドで打ち負けた上、簡単にテイクダウンを許すという打つ手なしの試合展開。これが世界の壁なのでしょうか。
それならもう一度、日本人対決で収斂してほしいところ。来年は藤原大地や砂辺との試合が見たい!
それにしても、ジョゼ・アルドといい、マルロンといい、ノヴァ勢は安定して強いですね。このままだとライトもフェザーも制圧されてしまいそう。


こんなところです。
さてさて、今日はパンクラスの他に、MMA界の大連立というサプライズもありました。こちらについては後ほどまとめてみたいと思います。

【WVR】戦極旗揚げ戦決定!

キムカル丼に熱いコメントありがとうございます!まさかこんなに反響があるとは夢にも思いませんでした(笑)。私の中では文句なく現在のベストオブファーストフードです。近いうちに探訪シリーズでも取り上げようかな…。

そんなこんなで、今日は仕事が多忙のため帰りは午前様。大晦日のカードの一つも発表されたのかと思いきや、携帯を開けてびっくり!なんとWVR(ワールドビクトリーロード)の旗揚げ戦が決定してるじゃないですか!?
公募で選ばれたイベント名は「戦極-SENGOKU-」…。失礼ながら、昭和のマージャンや戦国モノのゲームタイトルかと思いましたよ(笑)。まあ、名前なんて中身次第で、カッコ良くも悪くもなりますからね。要は一年後や五年後に光輝いているかどうか。ひょっとしたら、小学生が「昨日の戦極見た?」とか「吉田の袖車がスゴかった」などと話しているかもしれませんから…。

旗揚げ戦は3月5日の代々木第一体育館。いきなりたまアリのような大風呂敷を広げるよりはずっと現実的で好感が持てます。
…と思ったら平日かよ!これだけはどうにかしてほしかったなぁ…。先日の修斗代々木大会もそうでしたが、せっかく渋い良質のカードが揃っても、ファンが時間的に観戦出来なくては意味がありません。K-1MAXのように地上波と連動していれば合点がいくのですが、せめて旗揚げ戦くらいは土日開催にしてほしかったものです。

そんな「戦極」に出場するメンバーも発表されました。

吉田秀彦
ドン・キホーテ、J-ROCKとWVRの関係からしても欠かす事が出来ないのが吉田でしょう。マニアの間での支持率はイマイチなものの、お茶の間での知名度は抜群。戦極のシンボル的存在か。
それが故にグルタニーゼのように○○メダリストという総合格闘技に染まっていない相手との対戦が増え、STRIKE FORCEのカン・リーのような扱いになりそう。

瀧本誠
吉田道場繋がりで瀧本も参戦。弁慶戦の華麗な一本勝ちで一気に株が上がりましたからねぇ。
どうせならHERO'Sで秋山、マヌーフ、ハレックなんかと対戦したら面白かったのでは?

菊田早苗
ドンはWVRを選びましたか。郷野=UFC、三崎=やれんのか!、横田、山崎=DEEP、山宮=パンクラスとグラバカの全方位外交は実にお見事。
一般層にはなかなか伝わり難い菊田の試合をどうマッチメイクするのか。真価が問われます。

川村亮
今回の発表で唯一意外だったのがパンクラス次世代のエース川村の参戦。初のメジャー(?)進出がまさか戦極になろうとは驚きです。リアルHGキャラからしてHERO'S向きだと思うんですけどね(笑)。
どうせなら川村が活きる夢のあるカードが見たい…思い切って吉田戦なんていかがでしょう?


有力選手が契約で縛られている状況の中、可能な限りの日本人選手をかき集めたように思います。
ただ、今のままではインパクト不足。「チケットを買いたくて仕方がない」「テレビで絶対に見たい」と思わせてくれる突き抜けた選手起用が望まれます。
シウバ、ミルコなんて贅沢は言いませんが、マッチメイクの妙で惹きつけてくれたら最高ですね。

【MMA小ネタ集】北岡 CAGE FORCE欠場!

松屋のキムカル丼って、かなり美味くないですか!?昔から好きでキムカルが復活した時には狂喜乱舞しましたよ。
ファーストフードではトップクラスのブ厚い肉とキムチとよく合うんだな、これが…。
さて余談はこれくらいにして、今日もMMAネタを行ってみたいと思います!


北岡 CAGE FORCE欠場!
突然のCAGE FORCE参戦表明でド肝を抜いたパンクラスの北岡悟。12月1日の「CAGE FORCE 05」に出場する予定でしたが、体重などの条件に合った対戦相手が見つからず、敢えなく欠場する事が発表されました。
UFCを見越して、北岡がケージの中でどんなファイトを見せてくれるか注目していただけに、この欠場は正直残念でなりません。
しかし北岡もツイてないですよねぇ。日本屈指の外国人キラーでありながらなかなか光が当たらず、やっと出場権を獲得したPRIDEライト級GPは買収余波で中止。心機一転CAGE FORCE参戦を表明した後に、やれんのか!旗揚げ…。裏目裏目に事が進む様は、運命に弄ばれているとしか思えません。
果たして次に上がるリングはどこになるのか、カーロス・コンディット、グスタボ・PC、ファブリシオ・モンテイロを倒した影の実力者が、来年こそ陽の目を見ることを陰ながら祈っています。
やれんのか!に電撃参戦して、対マッハ戦なんていかがでしょうか?


ヒューズ×GSP決定!
マット・セラの怪我によって中止となった「UFC79」でのマット・ヒューズとのウェルター級タイトルマッチ。PPVの売上も大打撃だろうと予想しましたが、さすがはダナ。早くも次の手を打ってきました。組まれたのはマット・ヒューズVSジョルジュ・サンピエールの暫定王者決定戦!これならアメリカ人も納得。
まあ、ヒューズにしてみれば暫定王座がかからないと試合をするリスクが大き過ぎてやる気がしないですからね。そうなると、ヒューズと対戦する資格があるのは必然的にGSPになるのでしょう。
前回完敗を受け、ヒューズがどんな戦術を取ってくるのか楽しみです。

ラーメン探訪 なんつッ亭@品川

923ffd60.jpgどうやら「DEEP 33 IMPACT」で滑川はストーカー市川と対戦する事になったようですね。滑川は市川に対して相当な嫌悪感を抱いていただけに、どんな試合になるんでしょうか。これで市川が善戦したら、面白い展開になりそうです。
さて、今日は久しぶりにラーメンネタを書いてみたいと思います。

遅ればせながら、品川にある麺達七人衆に行ってきました!ここは人気ラーメン店7店が一同に会したラーメンのテーマパークで、その中でダントツの一番人気が「なんつッ亭」です。本店にはいつも長蛇の行列ができ、最近ではご主人のテレビ出演も増えているようですね。
今回も行列を見越して開店直後の11時過ぎには到着しましたが、既に10人程度並んでいました。凄い人気だわ。
どうにか券売機までたどり着き、チャーシューや味玉のトッピングも頭をかすめましたが、もう一軒はしごする事も想定して、今回は普通のラーメン(680円)を注文しました。

その昔、なんつッ亭のカップ麺を食べた時にはエラいコッテリしていた記憶がありますが、ホンモノは予想以上のあっさり豚骨味。これまでに異常なコッテリを食べ続けて、舌が慣れてしまったのでしょうか。思いの外食べやすく、二軒目にも難なく行けた程です。豚骨の臭みもなく、マイルドな味わいでした。
そしてなんつッ亭と言えば、スープの表面を真っ黒に覆ったマー油が有名ですが、これも豚骨と適度なマーブル色。
個人的にはもっと徹底的に黒くてコッテリした方が好きですが、この方が食べやすくウケるのでしょう。
具もネギとモヤシが結構多めに入っていて、上手い具合に中和していたのだと思います。

麺の量もそれほど多くはなく、ここで満腹になるなら、大盛やライスを注文するのが良さそう。メニューにあった豚まんま(250円)もネーミングからして気になります。
そして食後にはへなちょこアイスも用意されており、こちらは次回チャレンジするしかないでしょう!

この後、麺達に併設されている「品達どんぶり五人衆」に行ってきました(笑)。丼のテーマパークですよ!
ここで大阪発祥の「かつめし」を食べてきたので、また次回感想をまとめてみたいと思います。
それでは皆さん、インフルエンザにはご注意を。

【MMA小ネタ集】セラ×ヒューズ中止!

先週の金曜日、たまたまNHKにチャンネルを回すと「トップランナー」に琉球ディスコが出ていました。電気GROOVEでテクノに目覚め、卓球に会いに行った話などなど。熱狂的なファンがそのままメジャーデビューしたような気取らない雰囲気に好感が持てました。
そして、番組内ライブでの前列の盛り上がりと、後列の地蔵のような棒立ちぷりはちょっと笑えました。無理矢理、公開収録に連れてこられたのかな…。
さて、気を取り直して今日もMMAネタを行ってみましょう


■セラ×ヒューズ中止!
12月29日に開催される「UFC79」のメインを飾るはずだったマット・セラ×マット・ヒューズのウェルター級タイトルマッチ。なんとセラが練習中に椎間板ヘルニアを発症し、試合が中止になる事が発表されました。
TUFのコーチ役を務めている両者が年末に激突するという総決算的なビッグカードでしたからねぇ。これはUFCにとって相当な痛手でしょう。
残るメインカードはリデル×シウバ。下り坂のリデルにアメリカでの知名度イマイチのシウバでは、その代わりは荷が重いか。PPVも伸び悩むかもしれませんね。
2007年上半期はミルコ、ノゲイラを参戦させ、PRIDEを買収する勢いを見せたUFCですが、イギリス進出の大赤字、PRIDE買収の失敗、クートゥアの離脱と逆風が吹き始めてきたようです。どこまでも超強気なダナがどう巻き返すのか、お手並み拝見です!


■所英男 ミノワマンに対戦要求?
23日にディファ有明で開催された「ZST.15」。メインでは久しぶりのZST登場となる所英男がU-FILE所属の稲津航と対戦しました。1R早々に稲津のローキックをキャッチした所。下からのアームロックを切り返して腕十字で見事一本勝ちを果しました。個人的には、稲津のアップセットが見たかったですが、やっぱり所は強いですね。恐れ入りました。
勝った所は試合後、大晦日のDynamite!でミノワマンとの対戦を要求…と思ったら前田SVに一喝されてトーンダウンしたようです(笑)。まあ絶対に見たいかと聞かれたら見たくないですけど、お祭りにはちょうどいいんじゃないでしょうか。
美濃輪が自分よりも小さくてスピードのあるモンスター相手にどんな試合をするのか興味があります。しかも今回は、美濃輪が逆にモンスター扱いされる可能性もあり、面白い展開になるような気がします。
もしシリアス路線を歩ませるなら、やっぱりビビアーノとの対戦が見たいなぁ。スピード感があって、お茶の間も引きつける試合になると思っています。
そんな中、気になるのが谷Pの発言。GONKAKUのインタビューで「硬派組は誰になります?」という問いに対して、「所君は…硬派かどうかはちょっと微妙ですけれど(笑)」と答えていました。一方の美濃輪については「どう変わるか分かりませんけれど、今のところは硬派路線で考えています」と発言。
所に対する評価が意外に低いのにはちょっと驚きです。今考えると、そりゃ金子賢を当てるわけだと妙に納得してしまいました。
さて、前田SVと谷Pはどんな決断を下すのでしょうか?

【PRIDE】吉田&瀧本 やれんのか!参戦!?

b8c73e7a.jpg昨日の日刊スポーツを読んでいると、大晦日に開催される「やれんのか!」の記事と、チケット先行予約の広告が掲載されていました。
イマイチまだ実感が湧きませんが、本当に開催されるんですねぇ…。紙面を見て感慨深いものを感じましたよ。
そんな「やれんのか!」ですが、出場選手について動きが慌ただしくなってきたようです。

スポナビによると、吉田秀彦と瀧本誠が所属するJ-ROCKの國保尊弘社長は「やれんのか!」に参戦するため現在交渉中である事を明らかにしたそうです。谷Pから秋山戦のラブコールを送られていたDynamite!については「今年は考えていない」と語り、焦点は絞られたと言っていいでしょう。
GONKAKU最新号の座談会の中で、吉田の「やれんのか!」参戦について、「限りなく×に近い」「無しに近い」と厳しい言葉が相次いでいました。そのため私もほとんど諦めていましたが、参戦に向けて一筋の光が見えてきたようです。

そうなると、気になるのはその対戦相手。去年はトンプソン戦の直前オファーを受けてエラい目にあっており、J-ROCKとしても選定には相当慎重になっているはず。
総合的に考えれば、やはりヒョードルが一番しっくりくるのでしょうか。決まればメイン確定ですし、吉田にしてみれば「負けて当然」の相手でリスクは少なく、今日のインタビューでも「やれと言われればやります」と前向きとも取れる発言をしていました。
対するヒョードルも、対戦したい相手として金メダリスト吉田の名前をかなり前から挙げていました。もし対戦したとしても、怪我や敗戦の危険性は低く、主催者としても組みやすいのではないでしょうか。
正直、勝負論としては全く見たくありませんが、最後の花火としてアリかなと思っています。

さらに、ヒョードル以外で気になるのは谷Pの動き。
GONKAKUのインタビューで「秋山を貸してもいい」と明言してましたからねぇ。ハッタリなのかもしれませんが、これが本当に実現したら日本格闘技界が大きく動くのは間違いないでしょう。
いずれにしても、昨年は最後の最後でフランシスコ・フィリオの担ぎ出しに失敗しているだけに、主催者がどんな相手を用意して吉田と交渉しているのか、目が離せそうにありません。

そして國保社長は瀧本について「吉田より一歩進んで交渉をさせていただいている」と語っており、こちらは参戦確定と見て良さそう。
当日のカード数から考えると、同階級の三崎との対戦になるのではと勝手に予想しています。弁慶戦でMMAの才能をやっと開花させた瀧本が、GP王者・三崎を相手にどこまでやれるか、非常に面白いカードだと思っています。

連休が明ければ、やれんのか!もDynamite!も、続々とカードが発表される事でしょう。
私は大晦日の対戦カードの妄想が出来るこの時期が、一年で一番好きかもしれません。師走の忙しない雰囲気とあいまって、M-1(お笑いの方)もありますしね。
さて、どうなりますか!?

【MMA小ネタ集】ハントも大晦日参戦!?

私事で恐縮ですが、先日より横浜に異動となりました。一気に多忙になりましたが、これを機に横浜の美味いラーメン屋を巡れたらと思っています。良い情報をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひぜひ教えて下さい!
それでは東横線の長旅を利用して、MMAネタをいってみたいと思います。

やれんのか!」開催発表から一夜明けました。私の周りは全くの無反応(笑)。「やれんのか!やりますよ」と熱弁を振ったところで「は?なんですかそれ?」と言われるのがオチなので、あえて触れませんでした。
その反面、当ブログにはたくさんの熱いコメントを頂きました。ありがとうございます!この温度差を見ると、「やれんのか!」はコアなPRIDEファンに向けたイベントなんだと改めて感じさせられました。

さて、PRIDEの集大成となる記念すべき大会。皆さんはどう迎えますでしょうか?
私は後ろ髪を引かれながらも、やむを得ず年末年始は帰省をする予定です。しかし、こればかりは絶対に見逃す事は出来ません!
そこで…実家にスカパー!を導入する事にしましたよ。PRIDEの最後なのでそれくらいしてもいいだろうと。早速、母親に「昼間にベランダから太陽が見える?」とメールを送ったところ、「今日は雨が降ってるよ」という予期せぬ返信が即座に返ってきて絶句しました。どうやら自分でやるしかなさそうです。


ハント ハッスル参戦!
俺も行きますさんから速報コメントを頂いたように、あのマーク・ハントハッスルハウスの会場に姿を現し、リングサイドで観戦したそうです。そればかりか、試合終了後にハッスルマニアへの参戦を表明したという仰天情報が飛び込んできました。
「やれんのか!に出ろよ」と誰もがつっこんだ事でしょう。そもそもプロレスは出来るんでしょうか。
それでもあの明るいキャラのハントはハッスルでも活きそう。モンスターサモアとして登場するのかな?何気に気になります。


豪華!DEEP X リアルキングトーナメント!
12月2日、新宿FACEで開催される「DEEP X 02」。この中で開催される予定だったフューチャーキングトーナメントがとんでもない事に…。
なんと応募者殺到により、「フューチャー」ではなく「リアルキングトーナメント」として行われるそうです!
中でも76kg級は圧巻。山田崇太郎ホベルト・ソウザスティーブ・マグダレノなど、本戦に出場してもおかしくないメンバーが勢揃い。このトーナメントだけでも観戦する価値はあるでしょう。
あいにく予定があって観戦出来ないのが悔し過ぎます!


鳥生×アワウディン
12月22日に開催されるパンクラス、ディファ有明大会。追加対戦カードとして、鳥生将大×カジエフ・アワウディンの一戦が発表されました。
鳥生にとってはまた難題を突きつけられたものですねぇ。アワウディンは渡辺に思わぬ苦戦を強いられましたが、金井を秒殺したパンチは脅威そのもの。かなり厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。
しかも、鳥生は先日のCAGE FORCEで、とことんテイクダウンに拘った挙げ句、しょっぱい結果に終ってしまっただけに、今回どんな戦術を取るのか注目しています。

【PRIDE】やれんのか!開催決定!

ついについにこの時がやってきました!PRIDE残党組興行「やれんのか!大晦日2007 supported by M-1 GLOBAL」の開催が正式に発表されました!場所はさいたまスーパーアリーナ。ハッスルが終了した後、20時からの開始と、まさに噂通りの決定となりました。

気になる出場選手も発表されたようなので、希望対戦カードと合わせてまとめてみたいと思います。

エメリヤーエンコ・ヒョードル
早くから大晦日出陣をブチ上げたヒョードル。全ての伏線はその発言のもっと前から張られていたのでしょうか。
対戦相手には一部でチェ・ホンマンが噂されているようですが、冗談ではなくヒョードル危ないんじゃないかと不安になっています。テイクダウン出来れば良いものの、何だかかんだでシルムの横綱ですからね。倒せずスタンドに終始すれば、とんでもないリーチ差でよもやのKO負けなんて事も…。心配し過ぎでしょうか?
でもこの嫌な緊張感は味わいたい!安全路線でいくなら、やっぱり吉田秀彦でしょうね。

青木真也
PRIDE残党組LOVEを貫き通した青木は当然の出場か。待ったかいがあった事でしょう。
対戦相手は、同じく出場予定選手に名前が連なるギルメレで!「ギルバート、大晦日にどう?」のマイクパフォーマンスから一年。やってもらいましょう!

桜井"マッハ"速人
SB参戦後の「次の試合は決まっている」発言は、てっきりDynamite!だと思い込んでいました。思えば、SBの入場の時にも「PRIDEのテーマ」を使ったんですよね。すいません。
さて、対戦相手は誰がいいでしょう?適正体重で外国人ならニック・ディアス、日本人なら北岡悟長谷川秀彦なんていかがかな。正直かなり迷ってます。

川尻達也
川尻も本当に久しぶりの試合。それでもギルメレとのPRIDE史上に残る名勝負は、昨日の事のようにも思えてくるから不思議です。
対戦相手はシビアですが修斗の現役ランカーとの力比べに非常に興味があります。今、川尻の実力はどんなものなのかと。
ただ、PRIDEの集大成と考えるなら、アゼレードジョシュ・トムソンら外国人勢との試合が面白そう!

石田光洋
川尻同様大晦日以来のリング。現在の実力はどんなものか、やはり修斗のランカーとの対戦が見たいところ。
外国人なら名前の挙がっているハンセンアゼレード辺りかな。

三崎和雄
真っ先にカーンとの完全決着戦、フィリオトリッグへのリベンジマッチが見たかったですが、契約的に無理ですからねぇ。
それなら覚醒した瀧本誠はいかがでしょう?瀧本の進化具合も気になります。

長谷川秀彦
最後の最後にPRIDE参戦。いってもDEEPウェルター級王者ですからね。
いきなりの参戦で、因縁のある相手を選ぶのが難しそう。それなら体重が合うマッハとの対戦がいいかな…。

ヒカルド・アローナ
以前妄想した際には、中尾"KISS"芳広を選びましたが、集大成という事でバージョンアップ!
ミドル級に落としたマーク・コールマンとの対戦が見たい!塩×塩が突然変異で激甘になる事を期待して…。

ヨアキム・ハンセン
光岡に完封された後だけに、イマイチ乗り切れません。
やるなら未対戦の日本人との対決か。そうなるとやっぱり石田くん

ルイス・アゼレード
実力はトップクラスとは言い難いものの、試合は面白いアゼレード。川尻石田との対戦は噛み合うのではないでしょうか。


まだ読んでませんが、GONKAKUでは谷Pから夢の架け橋発言も飛び出し、PRIDE×HERO'Sのオールスター戦の予想まで飛び出しているようです。
もし本当に実現したら、私の予想なんてブッ飛んでしまいますね。とんでもないサプライズ、期待していいんでしょうか。

最後になりますが「やれんのか」について、私の感想を少し。
一報を聞いた時には素直に嬉しかった!携帯にカブリつき過ぎて、社員証を付けたまましばらく歩いていた程です。
しかし、それと同時にちょっと寂しかった。
高田統括本部長は「ケジメをつけるものになる」と大晦日一夜限りの復活を示唆したそうです。う〜ん。PRIDEの復活は見たかったですが、PRIDEの終わりは見たくなかったなぁ。大晦日をキッカケにまた刺激的な日々が戻ってくると期待してましたから…。
ケジメをつけるつもりなら、誰もがたじろぐPRIDEの集大成になる事を望みます。それと同時に、なんだかんだ言いながらも大晦日が「始まり」になる事も密かに祈っています。
記事検索
QRコード
QRコード
Archives
  • ライブドアブログ