1月24日に国立代々木競技場第一体育館で開催される予定だったK-1 WORLD GP 2021 JAPAN 〜K’FESTA.4〜が2度目の緊急事態宣言の発令を受けて大会を延期する事を発表しました。代替の日程や会場は調整中との事。K-1実行委員会のプレスリリースは以下の通り。

緊急事態宣言の発出により、大規模イベントは収容人数の50%、最大5千人とする政府の要請を受けての決断。これはもう致し方ないでしょう。

同大会のメインカードはなんといっても武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)×レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)のスーパーフェザー級タイトルマッチ。昨年11月に福岡で対戦する予定が武尊の怪我によって1月に延期。今回はコロナの影響でまたしても延期。縁がないというかなんというか。こういう巡り合わせの悪さは続きそうな予感がします。

とはいえ、この一戦が格闘技界に与える影響は意外に大きい。ペタス戦の末に武尊に待っているのは那須川天心との大一番。天心戦を控えて絶対に負けられない試合です。しかしペタスは簡単に勝つのは難しいどころか、苦戦する可能性もある難敵。万が一、武尊が負けるような事があれば世紀の一戦も軌道修正を余儀なくされる事でしょう。そういう意味でも武尊×ペタスの重要度は極めて高い。代替日程はいつの日か。ざわざわする日が続きます。