12月28日に両国国技館で開催されるINOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国にBellatorの元ミドル級王者ラファエル・ロバトJrが参戦表明している事を巌流島の事務局が発表しました。ロバトJrはべラトールでゲガール・ムサシに判定勝ちして王座を戴冠したバリバリの強豪。しかも、世界柔術選手権の黒帯ペサディシモ級で優勝するなど柔術の実力も一級品。2020年に綿状血管腫と診断され、王座を返上して後進の指導にあたっていました。

それがまさかの巌流島、まさかのINOKI BOM-BA-YEとの遭遇。一体どんな接点があったのやら。巌流島のホームページによると、元々はアンドレ・ジダに声をかけたものの、ジダはアメリカでグリーンカードを申請中で出国不可。代わりにジダから紹介されたのがロバトJrだったようです。

瓢箪から駒。こんな出会いってあるんですね。得意分野の柔術ルールに臨むのか、巌流島ルールに挑戦するのか。Twitterで対戦相手や企画を募集していましたが、ロバトJrをどう料理するのか谷川貞治プロデューサーの腕の見せ所。でも、こういう何が飛び出すかわからないお祭り感こそが、日本格闘技の師走な感じがしていいじゃありませんか。続報に期待大。