MMA The Orange

RIZIN、修斗、パンクラス、DEEP、UFC、ONEなどなど。総合格闘技を電波と充電の続く限り速報します。

金太郎

【RIZIN】速報中!次回大会対戦カード発表記者会見


大晦日からの沈黙を破って2023年のRIZINがついに始動。次回大会の対戦カード発表記者会見が行われます。飛び出すのは朝倉未来×牛久か?斎藤裕×平本蓮か?電波と充電の続く限り速報します。

発表された直近のスケジュールは以下の通り。

4月1日 
RIZIN.41 丸善インテックアリーナ大阪

4月30日
RIZIN LANDMARK Vol.5 代々木競技場第一体育館 

5月6日
RIZIN.42 有明アリーナ

約1ヶ月の間に3大会を集中させる絨毯爆撃。4月&ゴールデンウィークはRIZIN強化月間と言っても過言ではない密集度合いです。

昨年大晦日に発表された朝倉未来×牛久絢太郎、斎藤裕×平本蓮のゴールデンカードは代々木か有明の片方に集約するプランも浮上しているとの事。果たしてどんなカードが並ぶのか。合わせて大阪で開催されるRIZIN.41の第1弾対戦カードも発表されました。

【MMA フライ級(57kg)】
神龍誠(神龍ワールドジム)
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)

【MMA フェザー級(66kg)】
ウガール・ケラモフ(オリオン・ファイトクラブ)
堀江圭功(ALLIANCE)

【MMA バンタム級(61kg)】
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
石司晃一(フリー)

【MMA フライ級(57kg)】
中村優作(TEAM FAUST)
メイマン・マメドフ(オリンパスクラブ)

【キック 61kg契約】
駿(Reborn Kickboxing Gym)
元氣(楠誠会館)

オープニングマッチ キック 66.5kg契約 3分3R
進撃の祐基(亀岡キックボクシングジム)
木村“ケルベロス”颯太(心将塾)

オープニングマッチ キック 57.5kg契約 3分3R
麻太郎(優心塾)
櫻井芯(team Fist)

大晦日のベラトールとの対抗戦を機に一気にシフトした本格派路線は2023年も継続。各階級でのサバイバルとも言える好カードが並びました。

まず驚きは神龍のRIZIN参戦。てっきりUFC参戦は既定路線とばかり思っていましたが、まさかのRIZIN参戦。契約の絡みでそう簡単にはいかないでしょうが、フライ級に転向した堀口恭司との対戦に期待がかかります。そのために北方は是が非でも制したい相手です。

さらに復帰戦を迎える堀江も見逃せない。平本の登場で混沌としてきフェザー級戦線の影の主役。現在の実力はもちろん、ポテンシャルも高いだけに、今後突き抜ける可能性は十分。ケラモフの強烈なテイクダウンとパワフルなグラウンドコントロールから逃れられるか。何とも手荒い復帰祝いです。

そしてDEEP好きにたまらないのが石司の参戦でしょう。ここ最近の打撃のキレ具合、仕留める事が出来る破壊力はいかにもRIZIN向き。相手もバッチバチで打ち合ってくる金太郎なら面白い試合にならないはずがない。KO決着必至の果たし合い。裏メイン確定です。

【RIZIN】速報中!RIZIN.38 堀口恭司×金太郎

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さてさて、フロイド・メイウェザー×朝倉未来の興奮冷めやらぬ中、ハーフタイムショーで那須川天心のラップを挟んでRIZIN.38がさいたまスーパーアリーナで開催されます。注目は1年9ヶ月ぶりに日本に帰ってきた堀口恭司。ある意味でRIZINらしい金太郎と対戦します。一発のある金太郎に対して堀口はどんな試合運びを見せるのか。超RIZINに引き続き、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 MMA ライト級】
×大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)
(1R TKO)
○ルイス・グスタボ(エヴォルサオ・タイ)
1R、ローでリズムを作るグスタボ。大原はリーチを活かしてハイを出す。グスタボはしっかりガードを。さらに間合いを詰めるとパンチを入れる。大原は効いたか。それを見逃さずグスタボはラッシュ。回転の速い左右の連打が相次いでヒット。大原は前のめりに倒れたのを見てレフェリーが試合を止めた!グスタボが圧巻のTKO勝ちです。


【第2試合 MMA フェザー級】
×萩原京平(SMOKER GYM)
(2R チョーク)
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
1R、プレッシャーを掛けてパンチ振るう萩原に対して鈴木はロー、ミドル、ハイを放つ。すると萩原はカーフキックを多用。これで鈴木は足が流れて崩れる場面も。鈴木は嫌がったか胴タックルで組み付く。そのまま足を掛けてテイクダウンに成功。サイドに回るとアームロックを狙うが萩原はそれを許さない。萩原はリバースに成功。しかし鈴木は下からの蹴り上げ。さらに下からタックルで組み付くとスタンドでバックに回ってジャーマンで投げ捨てたところでラウンド終了。
2R、開始直後に萩原のカーフキック。鈴木の身体が流れる。すぐに立て直してパンチの交差。ここから鈴木がスタンドでバックに回ってそのままグラウンドの引きずり込む。萩原のブリッジに合わせてマウントを奪取。さらにバックに回るとチョーク!これで萩原はタップ!鈴木が鮮やかに一本勝ちです!


【第3試合 MMA ヘビー級】
○シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
(1R チョーク)
×カルリ・ギブレイン(ブラジリアン・タイ)
1R、開始直後にギブレインの左ジャブが連続でヒット。シビサイは鼻から出血。シビサイは打ってこいとアピールしながら胴タックルで組み付く。ギブレインは首を取るが、シビサイはそのまま足を掛けてテイクダウン。すかさずバックに回るとチョークを仕掛ける。これがガッチリ極まるとギブレインはタップ。シビサイがきっちりと仕留めた。


【第4試合 MMA バンタム級】
×扇久保博正(パラエストラ松戸)
(判定0-3)
○キム・スーチョル(韓国)
1R、一気に間合いを詰めてくるスーチョル。扇久保はパンチを入れて組み付く。膝を入れるがこれがローブローになって試合は中断。スタンドで再開。しかしスーチョルはすぐに間合いを詰めてパンチを振るう。これが鋭角にヒット。しかし扇久保も打ち返すと連続でヒット。すかさずタックルに行くがスーチョルの腰は重い。逆にスーチョルがカウンターの胴タックルでテイクダウン。だが扇久保はすぐに立ち上がってラウンド終了。とにかく激しい削り合い。
2R、扇久保は被弾した影響で左目が塞がる。それでも果敢に打ち合いに行くがスーチョルのパンチが連続でヒット。ついに腰を落としてダウンするがすぐにタックルでごまかす。止められてもおかしくない場面だったが何とか堪え切ってスタンドの展開。互いにパン問いを打ち合い、激しい削り合いが続く。終盤になるとスーチョルがタックルでテイクダウン。だが扇久保はすぐに立ち上がってスタンドの攻防。さいごはスーチョルが扇久保の蹴りを掴んでテイクダウンしてラウンドを終えた。
3R、開始直後にスーチョルが両足タックル。テイクダウンするが扇久保が首を取ってギロチンチョーク。かなりタイトに極まったが首を抜いて脱出。インサイドガードからポジションをキープ。時間は掛ったが扇久保は蹴り上げでスタンドに脱出。やや膠着するが扇久保が果敢にパンチを打っていくがスーチョルもしっかり打ち返して決着つかずに試合終了。判定はスーチョルに軍配。RIZINデビュー戦でGP王者に競り勝った。


試合後に榊原信行CEOがリングイン。超RIZINでメイウェザーに対する花束投げ捨て事件に対して「品性下劣な男をリングに上げてしまった」と謝罪。会場は大喝采。その流れで11月6日に愛知県体育館でRIZIN LANDMARK4の開催を発表。有観客で開催するとの事。第一弾対戦カードとして、弥益ドミネーター聡×平本蓮を発表。


【第5試合 MMA RIZIN WORLD GP 2022 スーパーアトム級(女子49kg)トーナメント準決勝】
×浜崎朱加(AACC)
(判定0-3)
○パク・シウ(KRAZY BEE)
1R、緊張感のある間合い地獄。様子を窺うようにパンチを出す浜崎に対してシウは不気味なほど静か。浜崎のテイクダウンを警戒しているのかなかなか手数を出さない。大きな展開がないまま中盤に入ると、浜崎がニータップでテイクダウンに成功。しかしシウはすぐに立ち上がってスタンドに戻る。終盤は浜崎がパンチを当てる場面もあったが、終了間際にシウの右フックがヒットしてラウンドを終えた。
2R、開始直後から積極手に手数を出す浜崎。タックルを仕掛けるなど積極的。さらにパンチの交差から浜崎は組み付いてグラウンドに引き込む。だがシウはこれに付き合わずスタンドに戻る。すると徐々にシウペース。カウンターで右のフックを的確に当てると浜崎の頭が揺れる。終了間際には後退する浜崎に対してパンチをまとめてラウンドを終えた。
3R、見違えるように動きが良くなったシウ。前に出て左右のパンチに前蹴りなど積極的に放つ。浜崎をコーナーに追い詰めるとシウの右ストレートがクリーンヒット。浜崎はダウン。大の字になるが意識はある。しかしシウは深追いせずにスタンドに戻る。この後は決定打こそなかったものの、シウがミドル、右ストレートを地味に当てて主導権を握って試合終了。判定はシウに軍配。大晦日の決勝に駒を進めた。


【第6試合 MMA RIZIN WORLD GP 2022 スーパーアトム級(女子49kg)トーナメント準決勝】
○伊澤星花(フリー)
(2R 腕十字)
×アナスタシア・スヴェッキスカ(サブハンター/パンチャーファイトクラブ)
1R、開始直後の打撃の交差。ミドルに合わせて伊澤はタックルでテイクダウンに成功。上四方からポジションを移行しようとするが、スヴェッキスカは足を効かせてガードポジションに戻す。下から側頭部に肘を落とすなど嫌らしい攻めを見せる。さらに足を効かせてラバーガード。その流れで三角絞めを狙うスヴェッキスカ。伊澤もディフェンスするがいかにもやりにくそう。伊澤は足を取って足関節を狙うがスヴェッキスカは素早く対応して脱出しラウンドを終えた。
2R、開始早々に身体が近づくともつれ込むようにグラウンドへ。上を取ったのはスヴェッキスカ。しかし伊澤は下から三角絞め!かなりタイトに極まっていたがスヴェッキスカは耐え抜いて脱出。ここから激しいスクランブルの展開。しかし良いポジションを取るのは伊澤。サイドから上四方に移行して十字を狙う。センタク挟みを挟んでさらに腕十字!下になりながら絞めにかかるが、スヴェッキスカは素早く対応。だが伊澤は下から三角→腕十字と電光石火の早業で一本勝ち!いやはやすごい極めだわ。


【第7試合 MMA バンタム級(61kg)】
○堀口恭司(アメリカン・トップチーム)
(2R 肩固め)
×金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
1R、開始直後に飛びかかった金太郎。これは堀口はかわす。軽いフットワークでプレッシャーを掛けるのは堀口。しかし堀口の蹴りに合わせて金太郎は左フック。これで堀口はダウン。だがすぐにリカバリーしてスタンドに戻る。そこからまたも打撃交差。ヒヤリとするが堀口がタックルでテイクダウン。簡単にマウント→バックに移行するが金太郎は正対してスタンドに脱出。金太郎に風が吹く。しかし終了間際に堀口がパンチの圧力でテイクダウン。マウントを奪取したところでラウンドを終えた。
2R、ジリジリとしてた緊張感のあるスタンドの展開。しかし堀口はカウンターの胴タックルでテイクダウンに成功。ハーフガードからコツコツとパウンドを当てる。さらにマウントに移行。そのまま肩固めを仕掛けるとガッチリ極まる。タップしない金太郎は失神。堀口が一本勝ちで日本凱旋試合を決めた!

【RIZIN】堀口恭司 フライ級再転向を視野!?


微妙がカードが並ぶ超RIZINに対して後半に開催されるRIZIN.38。こちらは一転して本格的なRIZINナンバーシリーズというべき対戦カードが並びました。楽しみなのはやはり久しぶりに日本に帰還する堀口恭司の試合。RIZINで結果を出していない金太郎をぶつけるマッチメイクには違和感がありますが、見たくないはずがありません。

総合力、実績では堀口が圧倒的に上なのは理解しているものの、どうにもこうにも最近の打たれ弱さが気になります。セルジオ・ペティスの裏拳、朝倉海のカウンター。不意打ちで致命的なダメージをもらっており、一発のある金太郎とのマッチアップは心臓に悪い。勝てばスターダムが約束されている金太郎はモチベーションも高く、血気盛んにKOを狙ってくるでしょう。それに対して堀口はテイクダウンに行くのか打ち合うのか。想像しただけで手に汗をかいてきました。

そんな堀口。個別インタビューで「食べても食べても太らないんですよ」とフライ級に階級を戻す事も視野に入れている事を吐露したそうです。確かにバンタム級では一回り小さいのは明確。フライ級の方が本来の動きを取り戻す可能性はあるでしょう。しかしべラトールにはフライ級がない現実。どう対応するのか。

完全な私見ですが、UFC再上陸という芽はないんですかね。。。堀口がFAでUFCと契約を解除した当時と比べると、現在のUFCフライ級戦線は充実。王者のデイブソン・フィゲイレードにブランドン・モレノ、そしてかつて激戦を繰り広げたマネル・ケイプまでいます。ここで結果を残すのはぶっちゃけ厳しいと思いますが、フライ級の堀口恭司inUFC、ちょっと見てみたい。

【RIZIN】RIZIN.38 堀口恭司の対戦相手は誰か!?

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昨日発表された堀口恭司のRIZIN帰還。凱旋ではなく帰還。そう、堀口はベラトールで現在2連敗中。それが故にその対戦相手選びには気を遣う事でしょう。記者会見の中で榊原信行CEOは「RIZINらしい対戦相手で、それでいて過去に対戦していない相手で、これは見たいねっていう相手を調整中」と語りました。

額面通りに捉えるかと、今まで対戦した事がないRIZINを主戦場にするバンタム級ファイターになるのでしょうが、「RIZINらしい」という定義をどう捉えるかによってだいぶ意味が違ってきます。堀口が3連敗となると、ベラトールでの立ち位置、商品価値も厳しくなるだけに、復帰戦として肩慣らし的な相手が用意される可能性もあるかもしれません。そんな状況を加味して堀口の対戦相手は誰になるのか。独断と偏見で考えてみました。

井上直樹
バンタム級GPベスト4にして堀口との対戦が切望されていた井上が最有力候補か。扇久保博正の粘り強さの前に根負けしたものの、その実力は日本バンタム級ではトップクラス。年齢的にもまだまだ上積みはあり得るRIZINのスター候補。当ててくる可能性十分あります。ただ、堀口を食らう可能性もゼロではないだけに、この急場でいきなり当てるのかはいささか疑問。どうせ組むならもっとストーリーを醸成させてから見たいというのが本音です。

瀧澤謙太
瀧澤も井上と同じくバンタム級GPベスト4。有資格者と言っていいでしょう。しかも妙なダンスでキャラ立ちしているだけに「RIZINらしい」と言えばRIZINらしい選手かもしれません。空手をベースにしたトリッキーな打撃はアップセットの期待がかかります。井上に次いで対抗的存在と言っていいでしょう。

金太郎
RIZINらしいと選手と言えば一番は金太郎ではないでしょうか。RIZIN参戦後はなかなか結果が出ていませんが、アウトサイダー出身にして主催者側からもファンからも支持率が高い。この急場で大抜擢されても何ら不思議ではありません。実績では堀口の足下にも及びませんが、一撃必殺のパンチはどこまでいっても脅威。まさかまさかの下剋上を起こすなら金太郎か。ぎっくり腰さえ治っていたらあり得るかも?

神龍誠
堀口がフライ級に落とせるなら神龍って手もあるんじゃないかと。UFC参戦を目指す神龍にとって堀口の首はこれ以上ない勲章。仮に負けたとしても傷はつきにくいし、神龍の知名度を一気にブレイクさせるのは間違いないでしょう。障壁は多々ありますがなかなかのサプライズカードではないでしょうか。

今成正和
来週開催されるDEEP109で芦田崇宏と対戦が決まっていますが、足関節を執拗に狙うファイトスタイルは唯一無二。RIZINと言うより日本MMAの突然変異。未知との遭遇的な意味合いではうってつけの存在。大穴としてあるかな。。。

CORO
DEEPバンタム級暫定王者に輝いたCORO。一般的な知名度はまだまだこれからですが、RIZIN女子スーパーアトム級王者・伊澤星花のフィアンセという付加価値。RIZINが目をつけるなんて事も。。。ファイトスタイルは立っても寝ても手堅く、RIZIN LANDMARK vol.2で勝利しているだけに、普通にありそうな気もしています。

好き勝手書きましたが真実はいかに。お盆明けにも追加カードの記者会見があるそうなので、今から食い気味で発表を心待ちにしています。

【RIZIN】矢地祐介 RIZIN TRIGGERでルイス・グスタボと再戦!

4月16日、17日に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ で2日連続興行を行うRIZIN。昨日は17日のRIZIN.35をピックアップしましまが、今回は16日に行われるRIZIN TRIGGER 3rdの第一弾対戦カードについてまとめてみたいと思います。
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【MMA ライト級】
ルイス・グスタボ(エヴォルサオ・タイ)
矢地祐介(フリー)
RIZIN.35の3大タイトルマッチと同様にリベンジマッチ。2018年にTKO負けを喫した矢地が再びグスタボに挑みます。当時は絶不調だった矢地も連勝環境が変わった事で完全に復調ムード。1発を狙わない今のスタイルならリベンジしても不思議ではないでしょう。青木真也、八隅孝平に師事して寝業のスキルも高まっているだけにグラウンド勝負を挑む可能性も充分にありそうです。

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【MMA フェザー級】
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
摩嶋一整(毛利道場)
電撃的に現役復帰するといきなり芦田崇宏に勝利した金原。その実力は健在どころかむしろ進化しているように見えたのは私だけでしょうか。群雄割拠のRIZINフェザー級の中でも実績は群を抜いていて、立っても寝ても試合を決める事が出来るオールラウンダー。2022年は金原の年になるかもしれません。対するは寝技師・摩島。得意の寝業地獄に引きずり込んで活路を見出す事が出来るか。

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【MMA バンタム級】
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)
RIZIN.35、RIZIN TRIGGER 3rdを含めて裏メインはこのカードで決まりなんじゃなかろうか。それくらいお互いの実力もキャラも際立っていて刺激臭が漂ってきます。中でもマニアがザワついているのが倉本の圧倒的な攻撃力。強烈なジャーマンは警戒されてきた感がありますが、それを逆手に取ってグラウンドで固めて肘、膝、パウンド、掌底で削る新たなスタイルを確立。組まれたら終わりという感じすらします。ここ最近はちょっと手堅いというか不完全燃焼な試合が続いている金太郎も、倉本の狂気で自分自身の狂気も覚醒するか。そんな事を秘かに期待しています。


今回発表された3試合はどれもナンバーシリーズレベルの実力と知名度。地方開催のTRIGGERには申し訳ないくらい豪華な大会の予感ひしひし。2日連続の飛田給か。いいじゃないの!

【RIZIN】RIZIN.33の展望〜元谷友貴×金太郎〜

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RIZIN.33の展望シリーズ3回目。今回RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメントリザーブマッチとして行われる元谷友貴(フリー)×金太郎(パンクラス大阪稲垣組)の一戦です。

GPという舞台ではありつつも、元谷にとってはRIZINバンタム級のトップ戦線に生き残るためには落とせない試合。GP前には優勝候補に挙げるファンもいましたが、 2回戦で瀧澤謙太にダウンを奪われてまさかのTKO負け。既に井上直樹にも寝技で一本取られているだけに、これ以上負けが込むとRIZIN継続参戦自体が厳しくなる事も。。。

しかも、対戦相手は井上直樹を相手に打撃戦で見せ場を作ったダークヒーローの金太郎。朝倉兄弟と同じくアウトサイダー上がりという経歴も相まって、相変わらずマニアからの支持率も高い。そして1発でKO出来る荒々しいパンチを武器にまだブレイクする可能性を秘めています。仮に元谷をKOしようものなら2022年台風の目になる可能性は十分にあります。

ストライカーの金太郎は元谷の寝技の仕掛けを凌いでスタンド勝負に徹したいところ。対する元谷はなるべく早い段階でグラウンドに持ち込みたいでしょう。どっちが自分のフィールドで勝負出来るかが勝敗の分かれ目になりそうです。

GP準決勝に残っている朝倉も井上も怪我からの復帰明けだけに、1回戦の状況次第ではやむを得ず辞退する事だってある。それがゆえにこのリザーブマッチの持つ意味はいつも以上に大きい。元谷の再浮上か。金太郎のブレイクか。見逃せません。

【RIZIN】速報中!RIZIN.33 対戦カード発表記者会見


ただいま、RIZIN榊原信行CEOが出席してRIZIN.33大晦日大会の記者会見がスタートしました。昼休みを利用して速報します。

那須川天心×武尊については引き続きノーコメント。
今回発表されたのは以下の3カード。

【RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント準決勝】
朝倉海(トライフォース赤坂)
瀧澤謙太(フリー)

【RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント準決勝】
扇久保博正(パラエストラ松戸)
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)

【RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメントリザーブマッチ】
元谷友貴(フリー)
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)

また外国人の入国制限の影響で対戦相手は未定ながらもホベルト・サトシ・ソウザの参戦も発表されました。外国人OKならジョニー・ケース?ピットブル?日本人縛りなら大原樹理あるか?まさかの矢地祐介?それなら思い切って青木真也か西川大和いかがでしょう?

バンタム級GPの3カードはリザーブマッチも含めて納得。コロナ禍の苦しい状況で勝ち上がってきた選手全員に幸あってほしい。そんな気持ちです。各カードの見どころや展望はまた追って。それにしてもこの時期にオミクロン株。。。勘弁してくれ。

【RIZIN】RIZIN.30 井上直樹×金太郎

井上×金太郎
いよいよ今週末に迫ってきたRIZIN.30。バンタム級GP2回戦の見どころを綴ってきましたが、最後に残しておいたのがGP2回戦屈指の好カード 井上直樹(セラ・ロンゴ&ワイドマンMMA)×金太郎(パンクラス大阪稲垣組)の一戦です。

UFCを経てRIZINに参戦した井上。トレント・ガーダム、渡部修斗、元谷友貴、石渡伸太郎を連破して無傷の4連勝。朝倉海に次いで優勝候補ナンバー2と言っても過言ではないでしょう。寝技に定評のある元谷をあっと言う間に極めた寝技の強さは言わずもがな。そればかりか石渡を僅か1分58秒でKOしたスタンドの打撃でも勝負出来る逸材。24歳という若さからもポテンシャルの高さと伸びしろを感じさせてくれます。

対する金太郎は井上と対照的に歩んできた道は裏街道。THE OUTSIDERで頭角を表し、パンクラスではタイトルマッチに挑戦した経験を持っています。敗戦も多く、決して綺麗な戦績とは言えないものの、魅力はなんと言っても一撃でKO出来る打撃の強さ。完成度の高さでは井上が上手ですが、全てをぶち壊す可能性のある金太郎のパンチには期待せずにはいられません。

寝技での一本負けも多いし、打撃戦でもKOさせる試合もある。MMAという競技においては井上が制圧する可能性が高いですが、試合が落ち着く前にケンカを仕掛ければ番狂わせが待っている事も十分にあり得ます。スポーツライクのMMAか、ケンカ上等の野戦か。GP2回戦ではやっぱりこの試合が一番興味深い。

【RIZIN】バンタム級JAPAN GP〜金太郎×伊藤空也〜

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RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメントの見どころ。5試合目は金太郎(パンクラス大阪稲垣組)×伊藤空也(BRAVE)の一戦です。

マニアの間で待望論が渦巻いている金太郎。RIZIN2試合目で瀧澤謙太を相手にスプリットの判定負けを喫したものの、その期待値はいまだに高値をキープしています。その魅力は何と言っても一発で相手を仕留める荒々しい打撃。イケイケのファイトスタイルはRIZIN映えする事うけあいです。朝倉海のブレイクで再評価されている「THE OUTSIDER」からまた新たなダークヒーローの誕生なるか。仕切り直しのGP参戦を迎えます。

対するは宮田和幸率いるBRAVEからの刺客・伊藤。正直表舞台の知名度は皆無。出場選手の中でも大抜擢のサプライズ人事と言っていいでしょう。しかしその正体はれっきとした第6代GRACHANバンタム級チャンピオン。秒殺KO勝ちでRIZINデビューを果たした獅庵を破って王座を戴冠しており、実力はGPレベルに達しています。

BRAVE所属と言えば宮田譲りのレスリングのイメージが強いですが、バックボーンは意外にも空手。蹴りも織り交ぜた打撃でリズムを作り、要所要所でテイクダウンするという安定感のあるファイトスタイルを見せています。

興味深いのは打ち合い上等の金太郎に対して伊藤はどんな作戦を取るのか。真っ向から打ち合うのか、試合巧者らしくグラウンドに持ち込むのか。勝負の分かれ目になりそうな予感。金太郎が突き抜けるもよし、伊藤が芦田崇宏、武田光司、竿本樹生に続いてBRAVE快進撃の波に乗るもよし。このカードもまた見逃せません。

【RIZIN】金太郎 RIZIN.24緊急参戦!瀧澤謙太と対戦!

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9月27日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.24。最後の1試合に出場する事が決定していた瀧澤謙太(フリー)の対戦相手が金太郎(パンクラス大阪稲垣組)になった事が発表されました。

RIZINの榊原信行CEOによると金太郎の出場について「金太郎選手のRIZINに出場する契約がクリアになりました。金太郎にも契約解除してくれないと受け入れられないと言いました。ご尽力いただいた周りの方に感謝しています」と語っています。

マニアから待望論が強かった金太郎。なかなか出場が決まらなない理由として下世話なウワサが飛び交っていましたが、まさか契約問題だったとは。。。どの大会との契約だったのかとさらにゲスな勘繰りも頭をかすめますが、ひとまず円満解決したようで何よりです。

しかし金太郎×瀧澤。そのまんまパンクラスじゃないか。。。パンクラスのバンタム級ランキング3位と2位の対戦。せっかく2人ともRIZINに参戦するんだったら、修斗やDEEP、ZSTのトップ選手と交わる試合が見たかったというのが本音です。

百歩譲ってRIZINでこの2人の対戦が実現するなら、しっかりとした準備期間を取って万全の状態で見たかった。少なくとも12試合を形勢する1試合として消化するのは勿体なさすぎます。それくらい両者の対戦はパンクラスとそのファンにとっては重厚なものです。

そんな中で男を上げたのはパンクラスの酒井正和代表。パンクラスのランカー同士の対戦。もはやバンタム級王座決定戦として組めるドル箱カードをわざわざRIZINに提供するのは気前がいいというかなんというか。だってRIZIN.24が行われる同時間帯に都内でPANCRASE 318 -Beyond 317-を開催するんですよ。小さくまとまっていたらとても今回のような判断は出来ないでしょう。それだけ選手の心情や格闘技界の全体最適を考えているという事か。アッパレです。

そんな中で実現する一戦。どちらもKOが狙えるストライカー。KO決着、短時間決着。せっかく実現するからには那須川天心×皇治、朝倉海×昇侍を喰うくらいの激戦に期待します。
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