終日新潟競馬場で馬券ロケ。
 楽な商売だと思われそうだが、話はそう簡単ではない。

 馬券が当たるかどうかなんてのは最終的には運次第。どうにもこうにも締まらない内容になることもある。
 現に私はモンドの番組で予想家生命を絶たれたうえ、辞めろとか死ねとかのメールもたくさん受けとり、船橋競馬場では馬券おやじに絡まれて悪態つかれて胸倉掴まれたものである(いまにして思えば殴るべきだった。次のチャンスにはそうしよう)。

 どれだけ頑張って賭けたところで馬券が悪い結果に終わることはあるのだから、どう転んでもそこそこの恰好がつくように構成なり演出なりをあらかじめじっくり考えなければいけないというのが私の考え。しかし、今日やってみて分かったがそんな考え方は少数派のようだ。何度書き直しても愚痴にしかならない話なのだが。なにが一番腹立つといって、ロケを成立させるべくそこそこ仕事してしまったり、払わないでいい趣旨の金まで払ってしまった自分に腹が立つ。
 「競馬場の達人」程度のロケをテキトーにやればいいんでしょ、くらいの割り切りができる人間にならないと。「なんなとなく、流れで」くらいの感じで。これまでも何回も「この業界では頑張ったら損する」と肝に銘じたはずなのに、学習能力の無い自分にはあきれる。