この内容を書かずにすめばと思っていましたが……。

 荒尾が廃止を確定させるなら、競馬ファンの皆さんにひとつ提案があります。

 これから最終日まで、荒尾の馬券を買っても、競馬産業にとってはもうプラスにはなりません。だったらこれから廃止日まで荒尾の馬券はもう買わずに、他場の馬券を買いませんか?

 今後廃止までの売り上げが増えても減っても、馬主や厩舎関係者の収入は同じです。売り上げは、荒尾競馬の累損がちょっと増えるのか減るのかということにしか影響しない。
 ならば、もう無くなることが決まった競馬について、馬券を買う意味はないでしょう。

 競馬場の廃止が決まると、「駆け込み需要」が発生します。現地に最後の訪問をする人もいるでしょう。訪問すること自体はいい。私も一回くらいは行くと思う。
 問題はそこでの金の使い方です。専門紙を全紙買ってみるとか、場内の食堂で何食もメシを食うとかは有意義だと思う。少しでもそこに従事している人に最後のお金が渡るから。
 しかし、馬券を買ったところで、競馬と決別しようとしている自治体を応援することにしかならない。まあ、惜別の旅打ちなりネット投票だから、まったく買うなとは言わないけど、ちょっぴりで十分。自分の手元に記念品としての馬券が残ればいい。

 荒尾市もいままで苦しい中よく頑張ってくれたと思います。しかし、「悪いけど競馬とはもう手を切りたい。競馬の行く末なんて知らない」ということになった。ならば競馬ファンも「悪いけど、荒尾という土地の未来なんて知らない」ということでいいんじゃないですかね。

 競馬ファンにとって、馬が走る可能性がなければ意味はありません。無くなることが決まった競馬に入れるお金があったら、いまのところ来年度以降も馬が走りそうな競馬に入れたほうがいい。
「だったら佐賀を買おう」としたほうが九州競馬の未来のためにはいい。
ネット派だったら
「だったら高知を」
「だったら道営を、ばんえいを……」
でもいいじゃないですか。

 不買運動みたいな大それた話じゃありません。競馬ファンが投入できるお金は限られている。その限られたお金を、生き続ける可能性がある競馬に振り向けてほしいということです。過去には、競馬ファンから餞別貰うような形で廃止されていった競馬場もあった。今にして思えば、無駄なことでした。

 みなさんどのようにお考えになるか、ご自分のブログなりツイッターなりで意思表明してみてください。

 もちろん、なにかの奇跡が起きて荒尾で馬が走る可能性が残ることがあれば、以上の話を全部撤回して一生懸命買えばいいわけです。私がこのエントリを丸ごと削除するような何かが起こればいいんですが。