犠牲祭（ことごとく見逃す）

今日は犠牲祭。

2週間くらい前から突如、路上に
牛とヤギが売られ始める光景が始まったのだが
結局写真を撮れずじまい。















スーパーでは配られた肉を食べるのに使うであろう、
網、炭、うるち米のちまき（Ketupat）用の葉などが
売られていた。















そして当日、3連休をいいことに郊外にでかけてしまったため
犠牲祭のイベントそのものも見れず。

マタニティー･ベビーエキスポ

スナヤンにあるジャカルタコンベンションセンター（JJC）、
各種展示会や催し物が開かれる場所である。

この週末開かれていたのは3つの展示会。
（それとは別に土曜日にはある大学の卒業式も）

ひとつは伝統工芸品･民芸品展Craftna。
この種のものといえばInacraftなどが規模が大きいが、
この展示会もそこそこの規模のようだった。

もうひとつは、家具展。
家具展はそれこそしょっちゅう開かれていて、
毎度、最大級をうたっているので食傷気味ではあるが
展示会価格だと結構割引があるので買いたいものがあるときには
便利である。

そしてもうひとつは、
インドネシア･マタニティー･ベビーエキスポ。















子供向けのイベントや展示会はよくあるが
妊婦･ベビー向け商品などを扱うエキスポがあるとは
知らなかった。

日本のように（ネットを含め）ここにいけば
すべてそろってしまうというのがなかなかない。

いろんな店やものを比較しようと思うと、
高級ショッピングモールの限られた（しかも結構高い）店にいくか
逆に安いものを求めてマンガドゥアに行くか、と極端になってしまう。

そういう状況の中、残念ながらマンガドゥアのような安いものは
あまりないかもしれないが、１ヶ所でまとめていろんなものをみることが
できる機会というのは貴重なのかもしれないと思った次第。

関連新聞記事
Kompas紙

Tempointeraktif

Festival Kota Tua

15日、日曜日、西ジャカルタの旧市街（Kota Tua）で
西ジャカルタ市政府主催の旧市街祭が開催されていた。
日中は伝統芸能などの催し物がにぎやかに行われていたようだが
私が出かけた夕方、イベントはすでに終わっていた。















それでもまだたくさんの人がいて、
古い建物の前で写真をとったり、散歩をして楽しんでいた。

このエリアといえば普段から
旧式の自転車タクシー（Ojek Sepeda）で
旧市街を周ることができるのだが、
この日だけなのか、それとも最近は普段もやっているのか、
自分で乗って回れるようにレンタル自転車もたくさん用意されていた。















旧市街だけに旧式の自転車も用意されていたが、
カラフルなママチャリもたくさん。















このエリア、なんとホットスポットにもなっているようである。
でも周囲を確認してみたが、パソコンを開けている人はいなかった。
（電源をとれるところがなければ使いにくそうである）















広場の先の川沿いも歩道がだいぶ整備されてきているし、
確かに普段から人が集まるようになってきた。
どこかいくといえばショッピングモールばかりになってしまう
ジャカルタでこういう公園のような散歩できるような、
あるいはただ集まれるようなエリアがもっとたくさんできてくれれば
いいのにと思っている。

お気に入り料理番組（2）

さてもうひとつ気に入っているのは、
Trans TVで土日10時から放送している
Ala Chefという料理番組。









Farah Quinnというアメリカで料理を勉強してきた
女性がナビゲートする番組である。

売り文句がSexy & Yummy Chefというだけあって
確かに色っぽいので男性ファンも多い。
（英語交じり＆英語発音のインドネシア語には
苦笑、あるいは眉をひそめる人もいなくはないが）

この番組、彼女がいろんな地域を訪ね
そこの名産を使った料理を作ることが多い。

昔ながらの作り方で地方の名物料理を彼女が学び、
それを紹介した後、それを誰にでもつくれるように
アレンジして紹介してくれるやりかたが好きである。

いかにも現代風というか、すりおろすときにはブレンダー、
クッキーやパンケーキなど同じ量のものを
すくうときにはアイスクリームスクープなど、
便利な道具は積極的に使うところも、
簡単そうだからつくってみようかと
思わせてくれていいのである。

お気に入り料理番組（1）

昔から料理番組というのはたくさんあり、
もちろん今でも各局で各種放送されている。
私が最近気に入っている料理番組は
週末にやっている2つ。

ひとつは、ANTVで土曜日朝8時台にやっているDapur Campur。
オランダ人シェフDerek Visserが
屋台や食堂、レストランに出向き、そこにある食材を使って
インドネシアと洋の混合料理をつくるという趣向のもの。









この日の放送では、
ひとつはバスMetro Miniに乗り込み、乗客や売り子が持っている
食材や道具を使ってサラダ風のものを1品つくるというもの。

誰かレタス持ってない？の呼びかけに、市場からの買い物帰りの
おばちゃんが食材を提供し、
カシューナッツ、揚げ豆腐、せんべい持ってない、に対し
それらを売るお兄さんが食材を提供、といった形。
まあおそらくやらせというか、仕込んだ上での撮影だろうが、
ナイフを誰か持ってない?には強面のお兄さんが懐から
ナイフを取り出したのには、おいおい強盗でもするんかい、
とつっこみたくなったものの、とにかくインドネシアで
普通に使われる食材でちょっと洋風のものをつくる、という趣向なのである。









これで作った料理はMetro Mini Saladと命名された
マヨネーズベースのサラダ。

そしてこの日のもう一品は屋台が集まるあるエリアで。
Nasi Goreng（炒飯）、Bakso（肉団子）、
Siomay（シュウマイ）、Martabak（お好み焼き）の
屋台からそれぞれ少しづつ食材をもらって、
ラビオリを作る、というもの。

その名もRavioli Goreng dengan Saus Keju
（揚げラビオリのチーズソース）。
またの名をRabioli Kali Lima（屋台のラビオリ）。

言葉では説明しにくいのだが、リメイク料理としても
参考になりそうだし、なかなか面白い趣向で好きな番組なのである。

他の参考サイト：
Dapur Campur with Chef Mas Derek

ANTV

雨季入り、さっそく冠水

インドネシアの気象庁が
ジャカルタ雨季入り宣言をしたと思ったら
さっそく雨季らしい雨が降り、2時間程度で冠水である。









そんな日、そんな時間に限って外出したときの写真。









うちの近所にあるスリヤンティ・サロソ感染病院付近。
ここは排水が悪いようで大雨が降るとあっという間にこんな感じ。

病院を抜け、アンチョール方面へ。
このあたりは雨が降っていなくても満潮時には
冠水するRob(banjir air laut pasang)エリアなのだが、
引き潮の時間だったのか、水は出ていなかった。









アンチョールから左折してマンガドゥア方面へ。
WTC Mangga Duaモール前、ここはすっかり水浸し。
左端、どぶ川なのだが、水がぎりぎりのところまできていて
もう少しでどぶとの境目がわからなくなり危ない状態である。

野菜を使ったレシピ

本屋の料理コーナーにて。

レシピ本といっても切り口はいろいろで
毎日のメニューに悩む人向けに
30日間のレシピ、とかすぐに作れるレシピ
とかいうのもあるし、
地域別や素材別のレシピもある。

素材別のレシピといえば、
肉料理、とか豆腐やテンペを使った料理、
などといった切り口のものなの。
となれば、野菜を使ったレシピというのが
あってもよさそうなのだが、これが見つからない。















もちろんベジタリアン用とか、ダイエット用レシピ、
或いは、写真のように肉を使わないレシピ、というものは
数少ないながらあるが、これには豆腐なども含まれていて
野菜だけとは限らない。

もちろん 一般的なレシピ集には
野菜だけを使ったメニューものせられているのだが、
やはり野菜を使ってあれこれ料理という意図のものではない。

こちらの人は余り野菜を食べないという
常日頃私が思っていることを裏付ける結果となってしまっているが
全く野菜が存在しないわけでもないのだから
野菜メインのレシピ程度でもいいので
誰が出してくれないものかと思っている。

ちなみにこれは鶏足をメインにしたレシピ。















鶏足は確かにスープにも入れたり、
こちらでは普通に食べられているが、
これですら1冊の本になるのなら
野菜(特定の野菜でもいいし）をタイトルにした
レシピも出してほしいと個人的には強く思っている。

略語が飛び交うニュース

KPKといえば汚職撲滅委員会。

この委員会の関係者が不当に
逮捕されたのではないかということで
ちょっと前から騒ぎになっている。

何が真実なのかいまだわからないのだが
連日、これまでの話をくつがえすような証拠や
証言がとびかっていている。

もうここまでくるとゴシップと同じで
その内容にがっかりすることもあるのに
目が離せなくなってしまうのである。









そういう私も家にいるとき、
速報や特番が放送されるとテレビの前から
動けないでいる一人である。

ここ2週間くらいで、いろんな組織の名前が
略称ででてきて、すっかりなじみとなってしまった。

先ほどのKPK、世論に応える形になったのか
大統領が立ち上げたのがTPF、真相追求委員会
（通称Tim 8）。

KPK関係者が仕組まれたことを示すとされる
盗聴テープを放送する場所となったのは
MK（憲法裁判所）。

警察側では今回すっかり悪者にされつつあるのが
国家警察Polriの刑事犯罪局Bareskrim。

彼らに話をきくといって出てきたのが
国会第3委員会（Komisi III）、
法、人権、治安担当の委員会である。
（これは略称じゃないけど）

上の写真は、昼間数時間に渡り
録音テープを公開しているシーン。

これに釘付けになり、その後、
別の日に、第3委員会が
国家警察など関係者に説明をもとめる場面も
内容のよしあしにかかわらず朝の3時まで
生放送されていてついついみてしまった。

骨せんべい？

Nasi Goreng Ikan Asinといえば
塩漬けして干した魚（Ikan Asin）を刻んでいれた
焼き飯のことである。

あるお店で頼んでみると、こんな風にでてきてびっくり。















Ikan Asinらしきものが別添ででてきた。

とおもったら、目玉焼きの下のごはんに
普通と同じく、肉の部分は刻んで入っていた。

添えてあるものは、どうやら肉厚の部分をそいだ後の
骨せんべいのようなものらしい。

肉部分ほどではないにしても若干塩がきつめだが
ビールか何かと一緒であればつまみにもよさそうな
付け合せであった。

カツオ麺

引き続きマナド料理。

この日はお粥と並んでこの店の名物としているらしい
Mie Cakalang、カツオの麺を頼んでみることにした。

Mie Cakalangといえばインスタントラーメン、
Indomieの地方味シリーズのものを食べたことがあるだけだった。
その印象は、カツオフレークをまぶしたとても辛い麺。

頼んでみると実際には少し違う。















野菜はネギと白菜だけでスープはカツオベースで
カツオの味は濃いながらさっぱりしている。















カツオも辛い味付けをしたフレークではなく、
薄味のものが添えられていてやさしい味。

付け合せに大根の入ったものがでてきた。















酸味と辛味がきいているもので、ピクルスのようなものなのか
それともチリソースのようなものなのかよくわからないのだけど
とにかくアクセントとして大根だけ麺にいれて食べてみた。

この赤い水、ものすごく辛い。
最初に味見をしたときに舌をやられてしまって、
その後、麺を食べるのに苦労したくらいである。

市場で朝食

普段朝ごはんはパンを食べる程度だが、
朝早く気まぐれに市場にいったような時には
そこで売っているものを食べたりする。















その場で食べていく人もいれば、
家に持ち帰る人もいる。















この日はスンダ風料理だというブースで食べることに。















ここにくると必ず食べるのは、Ulukutek。
落花生のおからを発酵させたOncomと
Leuncaを炒めたもの。

この日はそれにゆで卵のチリソース煮と
酸っぱい野菜スープSayur Asamを。

冷たいお茶をつけて7000ルピア。

閣僚カレンダー

閣僚ポスターが路上で売り出されているのは
この間書いたとおりだが、時節がらか、
最近は下部に2010年のカレンダーをのせたものが
売られ始めている。

閣僚の写真は前回のポスター同様、
一部いけてない表情の人もそのまま。















さっそく購入しようと値段をきくと
15000ルピア。

ポスターと同じ5000だろうというと、
10000→8000と値段が下がり、最終的には5000ルピアに。

5000ルピアで売れるのだから、
15000ルピアで買う人がいるかどうか知らないが
10000万で売れたとしても結構な儲けになるということだろうか。

新鮮なキノコ売ってます

近所のスーパーでは時々、こうやって
おかくずで育てたキノコを
菌床に生えた状態のまま売っている。















遅い時間にいくせいもあるが、
いつもキノコは残っておらず、床だけしか
みたことはなかったのだが、この日は
たまたままだ少し残っているのを発見。

キノコによっては量り売りだが、
この日のやつは1個5000ルピアのようである。

まだ種類によっては値段が高いが、
最近インドネシアでもキノコを食べるようになったのか、
以前に比べていろんな種類のものが売られるようになっている。

キノコのことはよくわからないが、
Jamur Tiram(オイスターマッシュルーム)とかいてあるので
ヒラタケの一種だろうか。

Ikan Kerapu Kuah Asam

最近よくいくマナド料理の店にて。















一番良く頼むのはアジを入れた酸っぱいスープ
Ikan Tude Kuah Asamなのだが
この日は具を変えようと、ハタにしてみた。















具も味付けも基本的には同じなのだが、
白身のハタのほうが魚はさっぱりしていた。

Bebek Lada Hitam

ある食堂でアヒルをメインのご飯セットを注文。

素揚げとか甘い醤油であえて焼いたものが
一般的なのだが、この店のやつは黒胡椒ベースの味付けだった。















普通のインドネシア料理を出す店にみえたが、
タマネギとピーマンまで添えてあり、なんだか洋風。
確かに味付けも洋風。
アヒルの黒胡椒ステーキといったほうがいいのかもしれない。

Tempe Kering Bumbu Serai

半生で白いジャコのことをteri nasiという。
これがあると、私はチリソースのようなものをあえて
佃煮風のものをつくることが多い。















この佃煮は佃煮で常備菜とまでいかないが
数日間もつおかずになる。

この日は少し違うものをと思い、
これとテンペで常備菜風のものを
つくってみることにする。

Tempe Kering Bumbu Serai。
直訳すればレモングラスソースのカリカリテンペ。

レモングラスやコブミカンの風味がきいて
とてもさっぱりしたふりかけ。

作り方は次の通り。

ジャコと細かく刻んだテンペをカリカリになるまで揚げる。
ニンニク、赤タマネギ、赤唐辛子、
レモングラスをすりつぶしてから炒める。

ヤシ砂糖とタマリンドジュースを入れ、水気をとばし、
テンペとジャコをあえる。
また、最後に好みで青唐辛子(この日はいれていない）や
コブミカンの葉を入れる。

というわけで出来上がったのがこれ。















タマリンドジュースがなくてもレモングラスや
コブミカンの葉があればそれなりの味がでる。

モスの新メニュー

モスバーガーといえばついこの間、
他のファストフード同様、ご飯とチキンのセットが出たと
紹介したばかりだが、今回通りかかったら、
デザートの新メニューが出ていた。















抹茶のかかったバニラアイスにあんこと白玉。
白玉とあんこが好きな私としてはうれしいメニュー。

店によってはおいていない、と下に注意書きがある。
これはプラザスナヤンでとった看板、
そしてその後プラザインドネシアのモスを通りかかったときにも
同じ看板をみたのでこの2店にはおいてあるのだろう。

近所なので私が一番利用するモールオブインドネシア（MOI）には
この看板は出ていなかった。
MOIにあったらお茶を飲むついでにこれを、
となるところなのだが。