Orak-Arik、インドネシア語大辞典で調べると、

orak-arik a 1 campur aduk; kacau balau: mengapa barang-barangku menjadi -- begini?; 2 masakan kol yg diiris-iris halus dicampur dng telur kocok, dicampur dng daging cacah atau udang;

混ぜる、という意味であり、2のほうでもっと具体的に、
刻んだキャベツを溶き卵と混ぜて、さらに肉かエビをあえたもの、
と書いてある。

orak-arikといえば私の知る限りたいてい卵の料理であり、
イメージとしては、炒り卵、スクランブルエッグ
そしてさらにそれに野菜などを混ぜたものだが、
「混ぜる」ということであれば炒り卵でなくても
卵とじのようなものでも言えないことはないようである。

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今日作ったのは白菜の卵とじ、というわけで
Orak-Arik Telor Sawi Putihとしたが、
汁気の多いものにorak-arikがなじまないようであれば
Oseng-Oseng Sawi Putih Telorとか、
Sawi Putih Campur Telorとか、他の言い方にしても別にかまわない。

日本ならちょっと中華風といわれそうな味付けにしている。
この日使ったのは、ニンニク、赤タマネギ、鶏がらスープ、
ショウガ、塩、コショウ、魚醤、そして唐辛子。

この日のワンプレート。

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ジャワのバジル、ヒメボウキ(Kemangi)を入れた
濃い目のソースで味付けたイカ、Cumi Bumbu Kemangiといっしょに。