9時間2万歩。
昨夜の酒盛りからかな。
小久保さんガイド。
風邪ひいてました。
寝ててイクチおろし作って炭おこすのがやっと。
僕が買っておいた猪ジンと午後に採れたて松茸一本、小久保さんが買って来たキンメの干物が七輪に乗りました。
酒を、呑みました。
翌朝6時半くらいから山へ。予想通り、尾根には何もない。ハナイグチも止まってるし、アミタケも姿を消して、ショウゲンジは見あたらない。
はしり松茸だけがあるという、ハードな状況。どーすんべか?と相談しながらも虱潰す覚悟を漠然と胸に刻むふたり。
僕が見つけたクロカワ。腐ってました。その間に小久保さん4本ハイエナ。
ハイエナ。
スミゾメシメジ。
タマゴタケ。
どれも安定の一本。
トチ狂っていつも行かない先まで行くも、ダメだねと引き返す見事な時間と体力の無駄。
まだ朝だからね。
流れナラタケ。
布石にもならなかった。
ただの腐ったきのこちゃん。
これ、どこのだっけ?まーいーや。
朝イチ狙った松茸、ホンシメジを見事に外してすでに幽体離脱しかけたふたり。
それから次の尾根へ。
9時半くらいになっていたので、下りたら飯食おっか?みたいな。
ホウキタケ。
しかしここも空振り。
このあたりから少し覚醒したかもしれません。
飯食って再度の尾根変え。
次のシロから2連続空振り。
廻り切れてないけど時間的に後がない最後のシロ、横着して崖登りを課して可哀想だったので
一本恵んであげました。
最後アミタケとハツタケ採り足して小久保さんの収穫。
僕の収穫は全部売れました。
明日は深夜バイト、牛乳配達、ガイドです。
もう寝ます。
逝くわよ。
こないだ松茸隠したら育たない説を力説というか確定事項みたいに説かれたんだけど、僕はその類の迷信をまったく信じません。
曰く、マイタケは人の目に触れたら成長しない。
これは、マイタケ名人の言なんですが、そんなわけないじゃん。
そこには物理法則を超越した人間の欲が密接に関わってるから嫌いなわけですが、まあそう信じるなら好きにしたら良いと思います。
しかし見ただけできのこの成育を止める視線であったり、おまいがかけた落ち葉がまったけさんの成長を鈍らせる事が可能であれば、人間は神だ。
自然環境の中、彼らは動物の視線に晒され、風やなんかで落ち葉被るわけで、それをおまいがしたからどうこうは主観の域を抜け出せないおまいの強欲さが生み出す幻想なんじゃないか?と思い、せっかく山という示唆に富んだ環境にずいずい入り込んでそれを押し付ける自分の強欲なご都合主義を恥じたらいかがでしょうか?とか考えるわけでございます。
だから僕は松茸を2本、今日も山に隠して来ました。
ハタケシメジがたくさん出てました。
やっとです。
今年はかなり遅くて、今寒いんでヤバい気配がムンムンします。
正直2年連続の不作は勘弁して欲しいです。
ただ松茸ぼこぼこ出そうで、短くてもピークの訪れを感じさせる気温の低下は歓迎すべきものです。
あとは地べたの保温性に期待するしかありません。
今日は時間も限られ、松茸5本の確認、うち2本採取、3本隠しでした。
一本は行きあった林妻にあげました。
もう一本はこれから明日のガイド前乗りの小久保さんと焼いて食います。
数年ぶりの風邪をひいたかもしれません。
コロナなんて信じてなかったからもちろんかかってません。
人間思い込みです。騙されんな。
そう書いてる側から鼻水が噴き出しました。
コロナでしょうか?
けど、風邪もひけない世の中かよ、と思ってたので、やっと風邪ひけました。
馬鹿は風邪ひかないを地で逝く僕ですが。馬鹿じゃないかもしれないなとか。
明日はアテなき松茸探しになります。
頑張ります。