体操指導を通じて感じたことを書いてみます。
 
体操の指導を仕事としている私は実に多くの子供たちと出会うことになります。
多くの子供たちは様々な考え方の癖や習慣を持っています。
その考え方の癖や習慣が良いものであればいいのですが、人間として成長するのに良くない影響があると考えられものもあります。

体操の練習で、新しい技に挑戦をしようとするときに、「ムリムリ、絶対に出来ない!」と練習にとりかかる前から決め付けるこどもが最近は多くいるように感じます。
このようなこども達を私は「ムリムリ星人」と呼んでいます。
こどもたちは無意識のうちにこのような言葉を発しているのだと思うのですが、はじめから出来ないと決め付けると出来るものも出来ないのです。
こんなときは「やってみなければわからないでしょ」「絶対に出来るから」と反対に決め付けて指導します。
このようなマイナスな方向への決め付けはこどもたち自身の可能性を否定することになるので、今のうちにこの癖(習慣)は直しておきたいと思っています。

また、選手や養成コースのこどもたちにも多いのが、失敗の言い訳をすることです。
このようなこどもは体操に限らずなんでも言い訳をする傾向にあります。
言い訳をすることで自分を正当化するような意識が働くのでしょうか。
これも考え方の癖(言い換えれば習慣といえるでしょう)なのです。
このようなこども達を私は「言い訳大魔王」と呼んでいます。
これはある高校の先生が使っていた言葉なのですがなかなかインパクトの有る言葉なので私も使っています。
人間は失敗をするものです。
失敗を重ねることで成功するのです。
失敗を恐れていては何も出来ません。
失敗をしてもいい。ただ失敗の言い訳をすることは失敗から学ぶことは何もないのです。
なぜ失敗したのかを考えて次の成功に結びつけることを習慣にして欲しいと考えています。

「ムリムリ星人」も「言い訳大魔王」もこどもだけの世界ではありません。
われわれ大人の世界にもたくさん存在します。
「ムリムリ星人」も「言い訳大魔王」もマイナス思考の代表です。
もし心当たりがあるのであれば、考え方の癖・習慣を改める努力をしましょう。
私自身もいつも心の中で「ムリムリ星人」や「言い訳大魔王」にならないように言い聞かせています。

こどもたちから様々なことを学んでいます。子供たちに感謝!