人間関係の相談の中で、自分以外の人(身内、友人知人など)の性格や行動、ものの考え方などを批判して、何とか変える方法はないでしょうかと質問される方がいます。

私は基本的には「無理です!」とお答えします。

なぜかというと、相手の人は質問しているご本人に反応しているだけなのです。
この相談をした人が仮にあなただとしましょう。
そして、相手の人をAさんとしましょう。
あなたはAさんを通してあなた自身を見ているのです。
つまり、Aさんは鏡の役割をしているのです。

Aさんがあなた以外の人と対話をしているときには、あなたといるときとは違う反応をするはずです。
それはその別の人にAさんが反応しているだけなのです。

もちろんAさんはAさんご自身の人格を持ち、癖やものの考え方も持っています。
しかし、人間は対面する人間によって、取る態度が変わってきます。

このことが理解できないから、相手を自分の都合の良いように変えようとして苦労するのです。
相手を変えようと思ったら自分を変えるしかないのです。

自分にとって都合の良い相手に変えようと思えば、自分が相手にそのような反応を起こさせるような自分に変わればよいのです。

この方法は心理学でも応用されているのではないでしょうか。