事務局のほうに保護者の方から要望がありました。
普段は指導者は保護者の方とお話をする機会がなかなか作れないため、保護者の方の考えなどをお聞きすることが出来ません。
今回のように事務局からの報告となりましたが、疑問点や要望などに指導者の立場から指導法などについて書いてみたいと思います。

先ず、お子様一人一人に合った指導をして欲しいという要望を頂いています。

これについては、短い時間の中で7〜10人のお子様一人一人に合わせるということはなかなか難しいことと考えます。
しかし、レッスンの様子を見ていて、流れ作業のように見えると思われますが、同じ行動をとるように指導しているように見えても、指導者は一人一人の能力に合わせて指導しています。
年齢もまちまちのお子様を同じように指導するほうが難しいのです。
また、私たち指導者は、それぞれのお子様がどのように変化していくことが望ましいかイメージしながら指導しています。
お子様が変わるためには時間が必要なのです。
筋力を含めた運動能力はすぐには変わりません。それなりの時間が必要となります。1回が50分、月3回のレッスンでも時間をかければお子様は成長とともに変わっていきます。
どうか最低でも1年間は我慢をしてお子様を見守ってあげてください。

次に、後ろ回り(後転)をできるように指導してほしいという要望がありました。

これについては、指導は行っていますが、なかなかうまくできないためこのような要望になったのだと思います。
実は後転はとても難しい運動なのです。
普段の生活の中にはない運動で、後転をするための準備というものが必要なのです。
後ろに転がる感覚、体を丸くする動作、足を後ろに振り上げるための腹筋、体を起こすための腕の力など、必要な要素がたくさんあります。
これらの要素がうまくできるようになると後転は簡単にできるようになります。

これも個人差があり、一人一人に必要な要素を身につけるよう指導して、後転ができるように導いていくのが指導者の役目なのです。
この点をご理解いただいて、指導者を信じて気長に待ってもらえるとありがたいと思います。


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