杉山茂樹のBLOGマガジン

Profile
[プロフィール]
  • 静岡県出身。東京都在住。AB型
  • スポーツライター
  • 得意分野はサッカーでヨーロッパが厚め
  • W杯は82年のスペイン大会以降、10大会連続現地取材
  • 五輪も夏冬併せ9度取材
  • テーマは「サッカーらしさ」「サッカーっぽさ」の追求
  • 愛称はスギッチ。サッカー番長。スタジアム評論家
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    史上1対1に最も強い右ウイング。フィーゴは1対98000の勝負にも挑んだ

    異能がサッカーを面白くする(12)〜右ウイング編

     ポルトガルはその昔、欧州サッカーの強豪国ではなかった。ユーロ(欧州選手権)もW杯も、本大会にコンスタントに出場するようになったのは2000年以降。1996年欧州選手権(イングランド大会)でベスト8入りしたことが転機となった。

     1996年の代表チームで中心となっていたのは、1989年、1991年のワールドユース大会を連覇したメンバーで、代表的な選手をあえて挙げるならば、ルイス・フィーゴとマヌエル・ルイ・コスタになる。
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    CL敗退バイエルンに欠けていたのはレバンドフスキではなくネイマール

     昨季の決勝の再戦となったチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、バイエルン対パリ・サンジェルマン(PSG)。アリアンツアレーナで行なわれた第1戦(4月8日)では、アウェーのPSGが2−3で先勝していた。

     パルク・デ・プランスで行なわれる第2戦で、バイエルンが逆転勝ちを収めるためには、2点差以上の勝利(あるいは4得点以上しての1点差勝利)が必要になる――といえば、ハードルは高いように聞こえる。バイエルンが逆転勝ちを収める可能性は低そうに感じるが、試合がもつれそうな予感は、キックオフ前からそこはかとなく漂っていた。
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    苦戦する鹿島アントラーズ。古いブラジルサッカーに陥るザーゴ采配

     9節を終えたJリーグ。順位表を見て一番驚くのは、鹿島アントラーズの順位だ。筆者がシーズン前、ある媒体のアンケートに答えた予想順位は2位だった。川崎フロンターレにはそれなりに差をつけられるだろうが、2位の座は死守するのではないか。メンバーの顔ぶれを眺めれば、最悪でも昨季(5位)以上の成績は残すのではないかと予想した。

     昨季は開幕4連敗。7節を終えた段階で、清水エスパルスとともに最下位を彷徨っていた。そこから最終的に5位まで巻き返したわけだ。スタートさえスムーズに切っていれば、単独2位はあったのではないか。そう考えることに無理はないと考え、今季の予想に及んだのだが、成績はこれまで2勝1分4敗の14位。2年連続スタートダッシュに失敗した格好だ。最終的にどこまで順位を挽回するか。なんとも言えないところだが、筆者の期待値が、当初より大きく下がっていることは事実だ。

     なにより肝心のサッカーがよくないのだ。古いブラジル式サッカーを見せられている感覚に陥る。川崎とは正反対のサッカーだ。川崎が採用する4-3-3とは大きくかけ離れた概念の4バック。欧州では滅多に拝むことができない4バックと言えば、おわかりいただけるだろう。つい10年ほど前まで、ブラジルが定番にしていた中盤ボックス型の4-4-2。4列表記にすると4-2-2-2になる。

     2002年から4年間、日本代表の監督を務めたジーコが好んで使った布陣だ。加茂ジャパン(1994〜97年)も、これを用いて戦っている。

     サイドアタッカーの枚数が両サイド各1人の4バック。各2人揃っている4-3-3、4-2-3-1、中盤フラット型4-4-2との違いだ。近いのはサイドアタッカーが両サイド各1.5人の中盤ダイヤモンド型4-4-2。4列表記にすれば4-3-1-2。あるいは4-1-3-2になるが、この布陣のシェア率も、4-2-2-2同様、世界的に高くない。

     高い位置からプレスが掛かりにくいからだ。高い位置で構えるサイドアタッカーがいないため、相手のサイドバック(SB)に効率よくプレッシャーを掛けることができにくい。相手にボールを奪われた瞬間、即座に奪い返す態勢にないのだ。

     具体的には4-2-「2」-2の「2」がボールを奪われたその足で、相手SBを追いかける態勢を取ることができない。「2」で先発を飾ることが最も多い土居聖真(左)、ファン・アラーノ(右)と、たとえば、川崎の左ウイング、三笘薫との一番の違いだ。ドリブルを仕掛けて奪われるや、その流れのまま自然に相手を追いかける三笘のような真似ができないのだ。

     サイドアタッカーというより、攻撃的MF。真ん中でプレーするゲームメーカーの色彩が強い選手。三笘と言うより、イメージは4-3-3のインサイドハーフに近い。だとすると、その後ろで構える2人のボランチが重たく感じる。さらにその前で構える2トップも同様に重たく感じる。一方、三笘のようなウイングがいないので、サイドをカバーするのは両サイドともSB1人になる。永戸勝也(左SB)、小泉慶(右SB)に掛かる負担は大きくなる。彼らは、サイドで相手に対し数的不利な状況に陥るので、攻撃に参加する頻度が減る。

     鹿島はサイド攻撃を効かせにくい状況にある。その流れでボールを奪われるので、サイドの守備も弱くなる。サイドを制するものは試合を制するとの格言から、外れたサッカーに陥っている。

     両ウイングがタッチライン際に張って構え、その内側をSBが攻め上がっていく横浜F・マリノスや、川崎が好むサイドの今日的な関係を、絶対に拝めそうもないサッカーだ。

     一見、攻撃的ではある。だが、高い位置から網は掛かりにくい。プレスが効きにくいので1回攻めたら1回守ることになる。その結果、ボールを奪う位置は必然的に低くなる。つまり毎度、ビルドアップを強いられることになる。だが、サイドを使いにくいため、ボールは真ん中をせり上がっていくことになる。周囲からプレッシャーを受けやすい真ん中を、だ。

     つまりザーゴ監督率いる鹿島は、非効率的なサッカーに陥っている。良いメンバーを抱えているにもかかわらず、成績が上がらないこれが一番の理由だ。ボールを奪い返す位置が低いので、概念的には攻撃的サッカーとは言えなくなる。精神は攻撃的でも、実態は守備的サッカーとなる。

     加茂ジャパン、ジーコジャパンをはじめとする、歴代の日本代表の問題点が、そこにはぎっしり凝縮されている。くり返すが、古いブラジルのサッカーを彷彿とさせるサッカーだ。

     数年前までの鹿島とも違っている。たとえば、2016年末に行われたクラブW杯。決勝でレアル・マドリーと対戦し、延長戦にもつれ込んだ試合は、依然として記憶に新しいが、当時のサッカーは、いまとはまったく違っていた。その得点のほとんどは、サイド攻撃からの産物だった。その4-4-2は4-2-2-2ではなく、事実上の4-2-3-1だった。高い位置からしっかり網は掛かっていた。レアル・マドリー相手にも、ボール支配率は40%台を維持していた。いい位置で奪い返すことに成功していたのだ。

     選手の顔ぶれと成績が最も一致していないチーム。こう言っては何だが足を引っ張っている原因は、監督が標榜するサッカーそのものにある。

     ザーゴ監督。ジーコとの関係がどれほどのものか知らないが、サッカーはかつてのジーコジャパンにそっくりだ。後半2-2に追いつかれると、布陣を5バック同然の3バックに変更した先の札幌戦しかり。4-2-2-2と守備的な3バックを使い分ける姿も似ている。川崎とは正反対の、まさに非今日的サッカーで、鹿島は順位をどこまで挽回することができるか。注目したい。

    川崎が強すぎるのか。FC東京が弱いのか。東京が川崎にスコア(2-4)以上の差で敗れた理由

     スコアは2-4だったが、内容的にはもっと開きのある試合だった。11日、に行われたFC東京対川崎フロンターレの一戦だ。別名、多摩川クラシコ。しかし味の素スタジアムの現場で、多摩川を挟んで宿敵同士が睨み合うという緊迫した構図を、拝むことはできなかった。

     FC東京と川崎は、規模が拮抗したクラブだ。選手の人件費においても、それに基づく選手のクオリティにおいても大差がない。だからこそ、ピッチ上の差、サッカーの質の差は露わになるのだ。両者の対照的な関係が、改めて露呈した一戦と言える。
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    【有料記事】鳥栖と大分。それぞれの3バックの相違点

     首位を快調に走る川崎フロンターレ。そのサッカーから漂う雰囲気が、2、3シーズン前までと、だいぶ変わっていることに改めて気付かされる。かつては、マイボール時に重心を置いた、パスを繋いで相手を翻弄するパスサッカーだった。そのスタイルを保ちながら、相手ボール時の対応を格段に厳しくしたのが、現在の姿だ。

     ボールを奪われるや、相手のボール保持者に間髪入れず襲いかかる。可能な限り早く奪取しようとする。攻守の切りかえが速いと言うより、2つの局面を切り替えずに連続させようとする。相手ボールに転じても残念がらず、マイボール時と同様のエネルギーを、同様の精神状態で注ごうとする。

     川崎は、巧いけれどどこか緩かったかつてから、巧さと厳しさを高次元で拮抗させたプレッシングサッカーへと変身した。サッカーのレベルもその分だけ上昇。日本の歩むべき方向性を明示するかのような、模範的サッカーを展開している。

     日本代表が果たすべき役割を、それに代わって演じているといっても言い過ぎではない。Jリーグには、非川崎的なチームが依然として散見されるが、流れが変わりつつあることも事実。なにより肝心の森保ジャパンが、ずいぶん川崎的になった。3月末の試合では今回はA代表のみならずU-24も、守備的と言われても仕方のない3-4-2-1ではなく、4-2-3-1で戦っている。モンゴル戦では、川崎が定番にする4-3-3も採用した。

     川崎の4-3-3は、アンカー(ジョアン・シミッチ)が、相手ボールに転じると、2人のセンターバック(CB)の間に降り、ビルドアップの起点となる。と同時に、両サイドバック(SB)が高い位置を取る。4-3-3は3-4-3的な布陣に変化する。前回のこの欄で、森保ジャパンが次にトライすべき布陣だと述べたスタイルを取る。

     3バックには、森保監督が好む3-4-2-1のような守備的な3バックもあれば、4-3-3のコンセプトを維持した攻撃的な3バックもある。

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    ジーコジャパンに引導を渡したFKの名手が蹴った「消える魔球」の衝撃

    異能がサッカーを面白くする(11)〜フリーキック編

     そこそこ年季が入ったファンならば、元ブラジル代表選手と言われたら、パッと数十人の名前を想起できるはずだ。しかし、その中にジュニーニョの名前は含まれるだろうか。ブラジルが2002年日韓共催W杯で優勝した時のメンバーだった、サンパウロ出身のジュニーニョ・パウリスタではない。続く2006年ドイツW杯でスタメンを飾った、ペルナンブコ州出身のジュニーニョ・ペルナンブカーノのほうだ。
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    理想や哲学を語りづらい? ZOOM監督会見の弊害

     Jリーグや日本代表戦、海外の試合ももちろんだが、試合後、監督会見が開かれることがサッカー競技の慣例になっている。会見場のひな壇に座る監督と、一段下がった位置に座る記者とが、試合を振り返りながらやりとりを交わす場だ。

     日本と外国と文化の違いが最も現れる場所でもある。監督、記者とも熱くなりやすいのが外国。日本は概して理性的で穏やかながら、どこか嘘臭い。本音が簡単に明るみに出ることはない。とは言っても、日本にも外国人監督はいる。日本人監督の中にも熱くなる人はいる。何気ない一言に、本音が仄垣間見られることもしばしばで、サッカーの本質を探る機会として、出席して損をしない場所だと言える。

     だが、会見場での会見は現在、実施されていない。もっぱらZoomを通したやりとりだ。会見場での会見と趣は少々異なっている。質問者と監督との関係は、これまでより1対1感が強まった印象だ。

     監督は従来の会見場での会見の際、質問者だけに答えを返していたわけではない。同時に会場を埋めた他の記者にも伝えようとしていた。場所柄、自ずとそうした構図になっていたのだが、Zoomの会見は、監督も質問者も周囲の反応、場の空気感をうかがう機会がない。両者は閉ざされた世界の中に入り込みがちだ。

     会見場で行われる会見より、監督は一つ一つの質問に律儀に答えている。質問者に失礼がないように気を配っている。心なしか言葉遣いも丁寧だ。森保監督などはその代表という感じだが、それはともかく、言い換えるならば、監督たちはサッカー監督らしさを発揮できずにいる。 

     たとえば、イビチャ・オシムだったら、Zoom会見に臨んだとき、どんな話をするだろうか、ふと思ってしまう。記者の問いに対しオシムは、会見場のひな壇から、かなり偉そうに話していた。人生訓を垂れることもよくあった。聴衆を前に、演説している様子だった。質問への返答ついでに、聞かれていないサッカー哲学についてまで語ってきた。

     試合直後に報じるニュース記事には使えそうもない内容なので、その演説を中には面白がれない記者もいた。そうではないこちらにとっては、哲学の先生から講義を聴くような時間になっていて、今日は何を聞かされるのか、試合後のお楽しみになっていた。

     このように記者からの質問から少し外れた方向に、話を脱線させるタイミングが、Zoom会見にはない。自らのサッカー哲学を表明したり、サッカーの本質について喋ったりする環境にはないのだ。

     先日、J2リーグ、東京ヴェルディ対水戸ホーリーホック戦に取材観戦に行った時のことだ。味スタの現場は少なからずピリピリとしたムードに包まれていた。両チームから感染者がでたこともあるが、それ以上に大きかったのは、前の試合で東京ヴェルディが、アルビレックス新潟とのアウェー戦に0-7で敗れていたことにある。その前の週もツエーゲン金沢にホームで敗れていたので、もし水戸戦に敗れると、永井秀樹監督の立場が危うくなりそうだーーという話だった。しかし、開幕してまだ5試合を消化した段階だ。早くもそうした話が渦巻いていることに違和感を覚えずにはいられなかった。

     0-7はスコア的には確かに大敗だ。だが0-1で負けようが、0-7で負けようが変わりはない。長丁場のリーグ戦では単なる1敗に過ぎないのだ。それがサッカーである。日本代表が14-0で勝っても単なる1勝だ。得点がすべてではない。問題はどれほどテストができたか、だが、それはさておき、0-7を騒動にしたがる人に他意を感じずにはいられないのだ。

     しかし、たとえばZoomの会見では、そうしたサッカーの本質は語りにくい。0-7で敗れれば、画面の目の前にいる記者に対し、反論めいた意見は吐きにくい。永井監督率いる東京ヴェルディの場合は、攻撃的サッカーを前面に掲げて戦うチーム。オシムではないけれど、ある意味で哲学的なサッカーだ。一歩間違えば、大敗もあり得るサッカーである。0-7の大敗に怯み、サッカー哲学を変えれば、逆にチームは崩壊する。監督は選手から、ブレたな、口ほどでもない指導者だと、見限られることになる。

     東京ヴェルディは水戸に2-1で勝利を収め、結局、話は丸く収まった格好だ。筆者は試合後、所用があり、Zoomの記者会見を聞かずに会場を後にしたので、永井監督がそこで記者とどのようなやりとりをしたのか、知る身の上にはない。だが、以前に聞いたZoomの会見では、永井監督は話しにくそうにしていた。本領を発揮できずにいた。

     監督に就任したのは昨季なので、試合後、会見場で会見したことは、コロナ禍で中断に入る前に行われた、開幕戦1試合のみということになる。Zoom会見ではなく、会見場で聴衆を前に、標榜するその攻撃的サッカーについて、直に演説させてみたい監督だ。

     理想を語ること、哲学を語ることは、スポーツ界のみならず、現代の日本社会に著しく欠ける点だ。しかしサッカーにはそうした現状を変える力がある。正確にはサッカー監督には、だが、それこそが、永井監督のようなタイプが増えて欲しい理由だ。会見場で、思わず耳を傾けたくなる監督のサッカー話に遭遇できる日はいつになるのか。コロナ禍の1日も早い終焉を願わずにはいられない。

    【有料記事】森保監督が4-3-3の次にトライすべき布陣とは、あの3バックだ

     14-0で大勝したモンゴル戦。前半のスコアは5-0で、後半のスコアは9-0だった。ハーフタイムに抱いた興味は、日本の得点が10点に届くかどうかだった。まさか後半だけで9点奪うとは。こちらの想像を超えていた。

     モンゴル選手のモチベーションが、点差に比例するように低下していったので、それも当然という気がするが、日本のサッカーそのものにもその原因は垣間見えた。内容は、前半より後半の方が明らかによかったのだ。

     違いはどこにあったかと言えば、布陣だ。もう少し具体的に言えば、南野拓実のポジションだ。森保一監督は、韓国戦(25日)に続き、4-2-3-1を採用。南野はその3の左でプレーした。

     韓国戦の南野はサッパリだった。3-0で勝利したチームの中で唯一、喜べない選手だったのではないか。プレーの善し悪しと言うよりも、南野のサッカー選手としての適性が、ポジションと一致していないことがその一番の原因だった。3の左で南野はとても不自由そうにプレーしていた。

     相手がモンゴルに変わっても同様だった。努力の跡はうかがえた。韓国戦より、南野はサイドに張って構え、右の伊東純也と左右対称な関係になることを心がけているようだった。しかし、それが南野自身のプレーを萎縮させることに繋がっていた。居心地悪そうにプレーする姿を隠すことはできなかった。5-0で折り返したチームの中で、1人蚊帳の外に置かれていた。

     それが後半に入ると一転。南野は水を得た魚と化した。布陣の変更とそれは大きな関係がある。

     後半の頭から森保監督は4-3-3を採用。南野は、その右のインサイドハーフに収まった。サイドから真ん中へ移動したのだ。この4-3-3は、後半18分、南野とともに4-3-3の左インサイドハーフでプレーしていた鎌田大地が、守備的MF稲垣祥と交代したことで終わりを告げた。布陣は再び4-2-3-1に戻ったが、南野は鎌田がベンチに下がったことで、真ん中(1トップ下)の位置をキープした。引き続き、気分よくプレーすることができた。つまり日本代表はよいバランスを保ったまま、その後の戦いに臨むことができた。次々と加点することができた一番の理由である。
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    五輪サッカー。メンバー入りを左右する最大のポイントとは。有利に見える選手が持つある才能

     東京五輪。森保一監督が目標に掲げる「金メダル」を獲得するためには、全部で6試合を戦うことになる。17日間に中2日で、だ。選手の数は通常より5人少ない18人。GKを除いたフィールドプレーヤーに限れば16人だ。W杯やユーロよりはるかに厳しい設定で行われる。

     問われるのは、中2日で計6試合戦ってもレベルダウンしないチームとしての総合力だ。フィールドプレーヤー16人の出場時間を、ベンチがコントロールし、均等にシェアしながら、チーム全体のコンディションを高水準に保つことができるか。そのためには、全員が戦力でなければならない。
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    14点奪うより大切なこと。5−0にしないと挑戦できなかった日本代表

     前半を終了して5−0。後半打ち止めにするか。10点取ってしまうのか。ハーフタイムの関心は、そこに集まっていた。

     30日、フクダ電子アリーナで行なわれたモンゴル戦(W杯アジア2次予選)は、終わってみれば 14−0。クリンチで逃げるのが精一杯の、戦意を喪失したモンゴルに対し、日本は容赦なく最後まで殴りかかった。

     日本の勝利自体は喜ばしいことではある。ただ、欧州では(南米でもそうだろうが)、10点以上奪うのはマナー違反。得失点差が絡んだ試合でない限り、5点ぐらいで打ち止めにしようとする風土がある。
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    久保建英も田中碧も日本選手は「無難」。アルゼンチン戦大勝も素直に喜べない

     U−24日本代表対U−24アルゼンチン代表。味の素スタジアムで行なわれた第1戦(1−0でアルゼンチンの勝利)の3日後に行なわれた第2戦は、日本が3−0のスコアで大勝した。

     1点目は前半終了間際。瀬古歩夢(セレッソ大阪)から縦パスを受けた林大地(サガン鳥栖)が挙げたもの。2点目、3点目は、後半23分と28分、それぞれ久保建英(ヘタフェ)の蹴ったコーナーを板倉滉(フローニンゲン)がヘッドで叩き込んだ得点だった。
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