アジアチャンピオンズリーグ。今年もラウンド16で、FC東京と浦和が敗れ、
すでにグループリーグで敗退した広島、G大阪と併せ、出場4チームすべてが姿
を消すことになった。日本サッカーの弱体化を如実に示すものと言える。

 とはいえ、弱体化の原因を握るのは、選手や監督など現場関係者に限らない。
ホーム&アウェイ方式で行われるこの第1戦後の報道に、進歩を妨げる別の原因
が端的に現れていた。

 浦和対FCソウルの、浦和ホームで行われた第1戦の結果は1−0。例えば、
スポーツニュースは、これを「勝った」と伝えた。勝った=喜ばしい出来事=
悪い話はしない=反省ほぼゼロ。勝ったは単なる勝ったに終わらないわけだが、
ここに大きな間違いがある。

 初戦ホームの1−0は、相手と力関係が同じだとすればほぼイーブンだ。50対
50の関係が、第2戦を前にせいぜい53対47に変化したに過ぎない。もう少し厳
しい見方をしたくなるほどだが、喜んだ。喜ぼうとした。180分の試合の90分が
経過しただけだというのに、だ。残る90分をアウェイで戦わなければならないと
いうのに、だ。

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