スコアを2-1とする決勝弾を鎌田大地が放ったヨーロッパリーグ(EL)準決勝、ウエストハム対アイントラハト・フランクフルトの第1戦。鎌田の活躍は喜ばしい限りだが、その前日、前々日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2試合(マンチェスター・シティ対レアル・マドリード、リバプール対ビジャレアル)に続いて観戦した者は、諸手を挙げて喜ぶ気持ちが湧かなかったのではないか。同時に、別種の感慨が込み上げてきたのではないだろうか。

 たとえば、何十年前か前の試合の映像を見た時、古さを何に覚えるかと言えば、ピッチ上に漂うユルユル感、スカスカ感だろう。緩いか厳しいか。時代の推移は、ボール保持者と守備側の関係に見て取ることができる。

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